aboutモズク
本モズク(標準和名:モズク)は本州に分布するモズクで、オキナワモズクに比べて細いこと、粘性が強いこと、
独特の香りがあるなどの点で食品としても優れていますが、雑藻との競合に弱く、これまでの粗放的技術では養殖が
不可能でした。
一方、現在市場に出回っているモズクの大半は、沖縄地方で生産されるオキナワモズクです。オキナワモズク
は亜熱帯の海域では比較的養殖が容易で、細胞工学などの特殊な技術を用いなくても比較的安定した生産が得られます。
わむし屋(生物工学研)ではこれまでに英虞湾産モズクを材料としたモズク糸状体の分離培養方法の研究を行っており、
モズク養殖の基幹技術とも言える種苗生産技術の開発に成功を収めています。
●本州に分布するモズク(ホンモズク)の2n糸状体販売です。モズクはオキナワモズクと異なる高級食材です。
●モズクにはn世代と2n世代とがあります。
●2n世代にはモズク本体とモズク本体になる2n糸状体があります。
●2n糸状体を純粋培養し、これから放出される中性遊走子を採苗します。
●中性遊走子は直ちに付着し、2n糸状体⇒直立体を経てモズク本体に生長します。
●中性遊走子をノリ網に付着させることでモズクの養殖が可能となります。
◎このページはモズク養殖を解説するページではありません。
◎専門外の方からの初歩的な質問は受け付けません。
◎技術的な質問は、地元の水産試験場や大学に問い合わせてください。
●2n糸状体の取り扱い方法についてはこちらをご覧ください。
【特 徴】
【1】 海藻を細胞培養
2n糸状体は海藻が糸状体として存在した状態です。海藻のようにかさばることなく、ほぼ細胞と同じ状態で管理・培養できます。
【2】 長期保存性
10〜15℃で光照射の状態で数年間メンテナンスフリーの保存が可能です。
【3】 大量培養が可能
短期間に糸状体(細胞体)や中性遊走子として増やすことが容易にできます。
【4】 細胞万能性
2n糸状体は海藻が糸状体として存在した状態です。刺激を与えることで分化が始まり、モズク成体へと変化します。
【5】 陸上養殖が可能
中性遊走子をノリ網に付着させることでモズクの種網を作ることが可能です。
海水プールや養殖施設を利用して、モズクの陸上養殖が可能になります。
【6】 海面養殖が可能
モズク種網を海に張り込むことでモズクの海面養殖が可能となります。
【7】 注意事項
海面養殖は区画漁業権が必要です。養殖網を勝手に海面に張り込むことは許可されていません。
漁業に関する法律等は地元の水産試験場などでお聞きください。
モズクの生活環(2n世代を利用可能)
1.製品に関する事項
モズク糸状体の製品に関する事項は以下の通りです。
【1】 製品名
モズク糸状体(試験管株)
【2】 分離起源
英虞湾(三重県)
【3】 種 名
モズクNemacystus decipiens
【4】 培養水準
UNI ALGAL CULTURE
【5】 培養方法
試験管培養
2.販売内容
■容 器:16mLネジ口試験管
■正 味 量:10mL
■説 明 書:簡単な説明書
■輸送方法:ヤマト運輸ネコポス
3.価格等(消費税込み)
( )内は税抜き価格
【1】商品価格
16,500円(15,000円)
【2】梱包代
55円(50円)
【3】輸送代(ヤマト運輸ネコポス)
385円(350円)
1個の合計価格16,940円(15,400円)
10個程度まで梱包代と輸送代は同じです。
4.購入方法
○mailでご注文を受けております。必要個数、発送先住所、氏名、電話番号等を明記の上、わむし屋宛にmailしてください。
★ヤフーメール等のフリーメールからの注文はお断りします。
★下の注文ボタンでメールソフトが起動します。うまくいかない場合は『お問合せページ』からメールしてください。
【支払い方法】
○銀行振り込み
□振込み口座は請求書に明記しています。
○郵便振り替え
□郵便振替用紙が入っていますのでご確認ください。
【注意等】
★振込み手数料、振り替え手数料(120円〜)はお客様でご負担ください。
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