L'Age d'Or de la Chanson
                  〜シャンソンの黄金時代〜

安寿ミラ  「忘れ得ぬ歌」

2016.6.6(mon)
Yamaha Hall

ヤマハホールは越路吹雪さんが初めてシャンソンを歌われた記念すべきホールで
7組の元宝塚トップスターたちがシャンソンを歌います

5.30  壮一帆 ゲスト:嵯峨美子 
6.6  安寿ミラ ゲスト:戸井勝海
6.7  汀夏子 姿月あさと 貴城けい 
6.8  大和悠河 
6.9  高汐巴 稔幸 彩輝なお 若葉ひろみ 矢代鴻 
6.10  真琴つばさ ゲスト:新納慎也 
6.23  瀬奈じゅん ゲスト:久野綾希子 大鳥れい 


さっそく観劇記いってみよお〜!

6月6日は66期の日!
ヤンさんは宝塚66期生!

今年のラッキーナンバーは6ですね!

銀座7丁目にあるヤマハホールは下から上までヤマハ!

まさに音楽の殿堂

提灯飾りのエントランスからエレベーターで7階まで

木目美しいウッディーなホワイエ

後援会からの紫陽花のスタンド花が美しく飾られ
かたわらには本日の曲目が掲げられています

お手洗いはこの階にしかないので
係員の方々が丁寧に案内してくださっていました

早めに到着したので先にパンフレットを購入し
いざ、ホールへ

マチネは2階席だったので
元気に階段を上がります!

2階席からは舞台を見下ろす感じ
演奏は三枝伸太郎クインテット

開演時間になりますとにわかに客電落ち

ノイズまじりモノラルな音楽をBGMに
ヤンさんのナレーションが聞こえてきます
このシャンソンコンサートと越路吹雪さんに寄せて

M1 じらさないで

ヤンさんは黒のロングドレスに白いファーのストール
髪はふわふわ

ストールをベンチに置かれて

M2 君を待つ
テンポの速いリズミカルな曲

M3 洒落にしましょう
「じらさないで」と「洒落にしましょう」は
越路吹雪トリビュートアルバムにも収録されています
初めて聞いたのはFemale Vol.1だったでしょうか
年月が経つとまた違った味わいが出てくるのですね

曲が終わると、ヤンさんが曲についてお話をしてくださるので
シャンソンメイン、シャンソンありきのコンサートなんだなあ〜

実感しました

M4 サンジャンの恋人
昨年秋のシャンソンショー「ラヴィダムール」での選曲に
最後まで残った曲だそうです
サンジャンというスペインの国境近くの女の恋を描いた歌なんですって!

サンジャン、見つけました

サンジャンを訪れた男と恋に堕ち、やがて捨てられるというストーリーのある
どろどろの(笑)歌ですって説明されてました♪

M5 ブエノスアイレスで私は死のう

シャンソンではありません
南米のパリと言われるブエノスアイレス・・
そんな風にお話されていたと覚えています。
これもストーリーのある歌
魂はシャンソンと同じ

そしてちょっとだけ「ロマノフの宝石」の歌に似ているなってを思いました

好きな曲です

M6 愛の幕切れ

なんかね、愛の終わる歌ばかりです(笑)

これが終わると

舞台下手から戸井勝海さんが歌いながら登場されます

M7 そして今は

これが素晴らしかったです!!

ボレロのリズムはただでさえ高揚感ありますし

なんといっても
ヤンさんと戸井さんが!!!!!

向かい合って歌うのですが

なんなの!?この雰囲気!!

二人の間に何があったの!!

戸井さんはただヤンさんを見つめ

ヤンさんはその強い視線に堪えきれず
愛は終わったのよと
視線をはずす

それでも
戸井さんはヤンさんを見つめ続けるの!!!

過去の熱かった日々を想像させる大人のデュエットでした

作詞はヤンさんだそうです!




そしてヤンさんと戸井さんのトークタイム!

これがおもしろかったのなんの!!

ヤンさんのドSキャラ炸裂

戸井さんがまたそれが嬉しいとかおっしゃって

(笑)

おふたりのなれそめは・・違います
初共演は「アルジャーノンに花束を」

「タン・ビエットの唄」の方が先だっけ?とか
ちょっと混乱しちゃいましたが

アルジャーノンからのタンビエット
そしてタイタニック、グランドホテルですね

ソワレでは戸井さんこんな事、言われてましたよ

「アルジャーノンでは浦井健治に取られ
タン・ビエットではぼくは坊さんでしたからね
タイタニックではヤンさんは佐山さんの奥様だし
グランドホテルでは彗星のごとく現れた宮原くんに取られ」ってね


一度がっつりと男と女で組んでいただきたいです

ほかにもグランドホテルでの
話やらいっぱい話してくださいました



次は戸井さんのソロが3曲

M8 ジャッキー
「YOURS2」でも使われてましたっけ

M9 ノートルダム・ド・パリ
からムーン
不思議な歌でした
ノートルダムドパリはFemale Vol.8で使われてましたね
「ムーン」じゃなく「エスメラルダ」の曲でしたけど・・

M10 脱走兵
反戦を歌う男のシャンソン!

どの曲も良かったな〜〜

もう1曲くらいヤンさんとデュエットしていただきたかったけど。。。

いよいよ最後の曲

ヤンさんは白いイブニングドレスに身を包み

M11 愛の讃歌

岩谷時子さんが越路吹雪さんのために書かれた「詩」の朗読

ベンチに座られ

「私も行くわ」と繰り返され
風に飛ばされるスカーフのように
のフレーズが忘れられません
そして「愛の讃歌」へ

ただ聞いていただけなのに

涙が勝手にポロポロながれてきて

自分でも「えっ!?」と思うくらい感動していました

「愛の讃歌」といえば
越路吹雪さんや岸洋子さん、美輪明宏さんと
それと宝塚大劇場で聞いた深緑夏代さん

名唱を何度も聞きましたが

ヤンさんの「愛の讃歌」は誰の愛の讃歌でもない
ヤンさんの「愛」の「讃歌」でした

そしてこの次聞くときはまた違ったニュアンスなんでしょうね

シャンソンだけでなく年齢を重ねるということは
素敵なことだなって思えるコンサート

テレビから流れてくる切り取られた言葉の断片
それも悪くはないけれど

娘が甘い言葉をかけられてその気になっちゃったのよ
しかたないわね
でもある日その男は消えた・・・

なんていう語り掛けるような歌っていいですよね
頭にしっかりと描かれる光景、物語

忘れちゃいけないなって思います


ヤンさんのシャンソン大好きです!

素敵な大人の時間をありがとうございました!!



読んでくださりありがとうございました

2016.6.24記
なずな

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