My Satin Dolls Story Vol.

Mira Anju

X'mas Dinner Show.2000

新神戸オリエンタルホテル 12月20日(水)&21日(木)
東京会館 12月25日(月)

出演 安寿ミラ 山形ユキオ 平澤由美

♪はよきよ〜し〜♪と待ちわびたその日がついにやってきました。
ヤンさんのクリスマス・ディナーショー!
お食事の間もたくさんの友だちとしゃべるのに忙しくて気もそぞろ。
ショーまで15分って頃になると、皆さんイソイソと化粧室へ。
ああ、ワクワク。

新神戸オリエンタルホテルの真珠の間
ロビーからの長いエスカレーター(友人曰く“夢のエスカレーター)に導かれて到着。
高い天上にはシャンデリアがキラメキ、絨毯はフカフカ。
真っ白いテーブルにシャンペングラス、ワイングラスが整えられ、
クリスマスフラワーとキャンドルが待っていてくれる。

舞台は今までの会場よりも広く、両サイドはギリシャの神殿のような白い壁
後方には楽器や譜面台、キーボードにピアノ。
ばんどの方々がそれぞれの席につかれポロポロと音を確かめたりされているかと思うと
にわかに会場の照明がおち、舞台に赤や紫のライトがあたる。


賛美歌「オ・ホーリー・ナイト」
ヤンさんのアカペラで幕あき
響く歌声にヤンさんの登場を待ち、舞台をじいっと見つめてると
なんと!
「メリー!クリスマス!!」
後ろにヤンさんがあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
「キャーー!!」
の歓声とともに振り返ると
ヤンさんが紫のスーツで後方にしつらえられたミニステ−ジ上にい〜〜〜!!!
のっけからファンの度胆を抜いて下さる

「LOVE〜 SINCE 1999〜」
をパッショネイトに歌い、テーブルの間を駆け抜けて行かれる。
風のように・・・。
カッコイイ・・。

「...Baby One More Time」
この振り、大好き!
ラストの人さし指投げキッスには隣りの人と思わず顔を見あわせちゃう。

「I(Whu Have Nothing)」
山形ユキオさんのソロでせつなく踊る。
本来のデュエットダンスをソロにアレンジしてある。

「Endangered Spesies」
平澤由美さんのソロに、ソウルフルにからんで歌い、やがてダンスに。
Female2、3に続いて3度目、余裕で見せて下さり、
ディナーショーという舞台用(客席に段差がなく、ステージが低い)に
低い姿勢で踊られていた所を心なしか高く、後ろの人にも見えるように
踊って下さってるように見えた。

今回のディナーショーはヤンさんの高額払って観て下さるお客さまみんなに楽しんでもらいたい
という考えで後ろにもミニステージが作られ、客席に何度も来て下さる。

で、舞台にはシャンペングラスを持った山形ユキオさんが登場。
「本日はようこそお越しくださいました」とごあいさつ。
拍手、拍手、すっかりヤンさんファンのハートをつかんでしまってるユキオさんだ。
「ここで皆さんと乾杯をしましょう。せえのお、マ‥」
・・・オットット・・・
乾杯はやっぱりヤンさんと!だよね。
「ヤンさんどうぞ!」とユキオさんに紹介され
またもや後方のミニステージに真っ赤なコートのヤンさんがあ!

「ラスト・クリスマス」
アップテンポな「ラストクリスマス」を歌いながら、
右手のシャンペングラスで次々にお客さまと乾杯してゆかれる。
残念ながら私は乾杯出来なかったけれど、私の母も、友人たちもグラスを合わせてもらってた。
舞台にたどりついたヤンさんの右手はシャンパンでグショグショだったそうな。
「ラスト・クリスマス」は宝塚時代、CDに吹き込まれた曲。
このディナーショーで是非聴きたかったので嬉しかった。
次の機会にはアンニュイバージョンもいいかなあ。

ユキオさんと由美さんもグラス片手に登場され、
あらためて全員で乾杯する。
「メリー!クリスマス!」

しあわせ〜〜〜!

紹介をかねたMCのあとは「エリザベート・ブロークンエンジェル版」

「DIe Schatten Werden Langer」(闇が広がる)
ユキオさんの力強い歌に赤いコートのヤンさんがからむ。
手袋は懐かしいブロークンエンジェルの死神の黒い手袋。

「Mach Auf Mein Engel」(愛と死のロンド)
やわらかな指先が空気をなで、見えない軌跡が失った愛しいものを追憶する。
ヤンさん独特の世界だなあ〜

「Ich Gehor Nur Mir」(私だけに)
由美さんのソロはとても綺麗。音符がそのまま動いてるみたいにはっきり
メロディーラインがわかる。
由美さんはアダルトなヘアスタイルに黒のスリムなドレス、黒いショールをかけて下手袖から登場。
そしてユキオさんが上手からヤンさんの赤いコートをなかばひきずるように登場され
その赤いコートを懐かしげに由美さんが歌われる。
黒いショールを脱いで舞台上手で右腕を高く捧げ、その後ろに同じシルエットで
ヤンさんが重なり、歌はヤンさんに引き継がれる。

ヤンさんは共演者を選ぶ時いつも実力ある方を選んでおられるように思う。
普通スターさんは、自分をひきたたせてくれる!というのを第1条件に共演者をえらぶように思うけれど
ヤンさんは必ず「ザッツ!シンガー!」「ザッツ!ダンサー!」という方と一緒だ。
ご自分のコンサートであるけれど、常に学び、向上をめざしていらっしゃる。
表だってはおっしゃらないけれど、そんなところもダーイスキ!!!

淡いブルーのドレス。
「Waves Of Memories」
女を踊る

(黒い布はなんとさっきの由美さんのショールだった)

そしてバンドのみなさんによるヤンさんメドレー。
ジェニーの伝説から、オン・ブロードウェイ(フレンズ)、デュエット、ユアーズ
ロマンス・ロマンス、リトル・ナイト、そしてグリークスよりヘレネの歌。

さあ、次はどんなヤンさんかなあ〜と胸が踊る。
後ろからかな?と思った瞬間スポットライトに浮かび上がったのは〜〜
ギャオ〜〜!!と叫んでも叫びたりない
ワオ〜〜〜〜〜ンと吠えても吠えたりない、
口を開けたら、もう2度としまらないだろう、客席は総崩れだ。
この世にこんな妖しい人がいてもいいのか?
これぞ究極の男装の麗人。

哀しみのコルドバより「コルドバの光りと影」を
そしてベルばらから「ばらのスーベニール」を

オスカルのようにブロンドの髪をなびかせ、
ドレープのたっぷりはいった純白のブラウスにロングブーツで客席をゆったりと
歩いて歌われる。(寺田瀧夫先生の記念コンサートの時のお衣装。)
眼前で歌われたしまった友人たちの後姿からは
“身も心もパーでんねん光線”が発射されていた。
本人はフリーズしたと言っていた(笑)

そして今年亡くなられた、寺田先生、バンドの馬詰さんの想い出を話してくださった。
「ばらのスーベニール」は歌詞が
♪人には終わりがあるように、花さえいつかは散ってゆーく〜
お二人への惜別の歌だったのかもしれない。

ブラックジャックよりBJ、ケイン、アイリスの3重唱
(願いをかなえるためには、何かを捨て去るしかないのか!って歌です)
スパルタカスより「いつも夢見てた」
ラストダンスより、なんだっけ?
それと後一曲あるはず。ヤンさん6曲っておっしゃてたものね。

場面はかわってユキオさんが黒レザーの衣装で「TSUNAMI」
もちろんヤンさんも黒のレザーの衣装で踊られる。

「今夜はありがとう」の歌。
曲名は知らないの。でも昔からよくお茶会でヤンさんが歌われてた曲だ。
♪今夜はありがとう〜、ここまで、ついてきてくれて〜♪
はい、もうどこへなりとお伴いたします!
途中に手話で何かおっしゃってらした。
手話のことはわからないけど、でもヤンさんのお気持ちは十分に伝わっています。

「夜空のムコウ」
ユキオさんと由美さんが素晴らしいハーモニーを聴かせて下さる。
お二人の実力に乾杯!

いよいよラストが近いよう。
しばしの静寂のあと、また賛美歌が聞こえてくる。

「O',Holy Night」
賛美歌の原曲のままだそうだ。(クリスチャンの友人がとても嬉しいと言っていた)
髪を華やかに結い上げられ、真っ白な裾をひくドレス、
スリムなラインがとても美しい。

グリークスに出演して新たな希望の光りがみえたこと、
舞台が私の生きる道であること、
あせらずゆっくりこの道をあるいていきたい。
と静かに述べられた。

「道」

「サテンの薔薇」

そして、さようなら。

「道」にはちょっと参ってしまった。
涙が出そうになるんだもん。
長崎以来の「サテンの薔薇」はすっかり定番。

熱く熱く生まれ変わってゆくヤンさんをいつまでも見つめ♪つづけた〜い〜♪

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