RHYTHM RHYTHM RHYTHM

2004.9/8〜12
Art Sphere

Reva Rice (リーバ・ライス)
Yoshihisa Higasiyama (東山義久)
Kenji Urai(浦井健治) 
Mira Anju(安寿ミラ)

DIAMOND・DOGS
Shunsuke Osaka(大坂俊介) Shingo Mori(森新吾) SHUN MITSU KYOHEI

Hitoshi Seki(関仁史) Masaki Osanai(長内正樹) Takayuki Kariya(仮谷孝之) Keiji Mae(前恵治)
Miyuki Koyama(小山みゆき) Yuki Kimoto(紀元由有) Naomi Hill(ヒルナオミ) Chika Takahashi(高橋千佳)

今回のオリジナルショー
ブロードウェイの大スター
リーバ・ライスさんがお出になるのです!!
(へ〜フォッシーやシカゴの?スゴ〜イ)

そのショーに我らがスター、ヤンさんもお出になる!!
素晴らしいわ〜〜!!
(ほんま素晴らしいことやわ)

おまけに東海道新幹線に品川駅が出来たもので
品川からバスで10分で行けちゃうんですね〜
天王州アイルアートスフィア
(それがどうした)

さあ〜見るぞ!と1回こっきりの千秋楽観劇
気合い入ってます。
(元取らにゃあ〜・笑)

ではいってみよ!

Act.1

幕が上がると両脇の階段に男の子(D・DのMITHU君とKYOUHEI君)が座ってましてね
ギターと歌を聞かせてくれるの
上手ね〜〜
そこへまじめそうな男の子(大坂俊介君)が出てきて
森君とSHUN君にいじめられるのね
うちにも息子二人ほどがおるわけですが
学校や教室でも結構苦労してんのね
マイペースが許されない
廻りの状況に適当に合わしていかなきゃいけない
そんな情景がまさに描かれていて
ちょっと胸が痛かったわ

そこへヤンさん
白い花束の女が登場して無力と無情を歌う‥‥
黒いレースのベールをかぶり
白いばら(だったと思う)の花束と棺とともに現れたヤンさん
綺麗でした〜〜
(訂正 この時、ヤンさんは花束は持っておられないのですって。
花束を持って出てこられたのは紀元ゆうさん
ゆうさんから花束を手渡されたのだそうです。)

さきほどの少年がナイフで復讐しようとするのを
東山さんが止め、少年を連れていく
どこへ連れてったんでしょう?

その様子を観ていた白い花束の女はまた静かに歩き出す
葬列なの‥‥
ヤンさん、ただ歩いているだけで綺麗なのよ〜〜
真っ黒なピタっとしたスーツに身を包んだヤンさん
ぽとりぽとりと靴は足下に落ちて‥‥
ストイックで哀しみに満ちた風情が色っぽいの‥‥

リーバさんは言わば天照大神のような‥‥^^;
女性版ゼウスのような
そんな存在だったのかな〜〜
その使徒が東山さん

棺に眠るのは白い花束の女の恋人(プリンス・浦井さん)
彼女は棺に近づく者全てをさえぎり
憑かれたように取りすがっている
この狂気にもゾクゾクしちゃう
しかもそれらがぜ〜〜〜んぶダンスで表現されているのですわ〜

歌唱力での圧倒的な表現力の持ち主リーバさんと
ダンスでの奥深い幅広い表現力の持ち主ヤンさん!
良いわ〜〜

ヤンさんを押し退けるよう棺にちかづく男東山さん
しりぞけるヤンさんの戦いがいつしかタンゴに。
ヤンさんと東山さんのタンゴが観れるのですわ〜*^^*
東山さんにはもうかつての少年ぽさはなく「男」
また妖精のような透明感もダークな妖しさも感じさせる
そういうとこ、ヤンさんと共通してません?

がしかし、隙をついてプリンスに口づけをしたのは東山さん
プリンスは目覚め、花束の女と抱きあう

ここんとこのストーリーはひとそれぞれ色んな風に想像して
楽しめるようです。
作・演出の荻田先生は「眠れる森の美女」
他には白雪姫やエリザベート
私は「黄泉がえり」。わはは^^;

恋人の死に心を閉ざし、長い年月思い出の中に埋もれて生きて来た花束の女
彼女がプリンスに口づけするたびにその眠りはますます深く
心の扉はますます厚く重く閉ざされていく

そんな様子をリーバは嘆き
革命家を通じて新しい光を彼女に示そうとする
革命家のキスにつかの間蘇ったプリンスは
恋人に懐かしい抱擁を与え光りを取り戻させる‥‥って感じかな〜
そしてプリンスは成仏‥‥←オイ)

リーバさんの大きな存在
舞台階段の上でいっぱいに両手を広げるだけで
そのエネルギーと温かさが空間を満たしていくのね〜
東山さんのカッコ良さ(知ってたけど^^;)
歌もあんなにお上手だなんて、ビックリ仰天
浦井さんのなんと美しいこと!
小さいお顔、長い長い足抜群のルックスじゃございませんか!
歌も素直で聞きやすくていいお声ね〜〜

そしてヤンさん
翳りがあり悲しい風情が漂うヤンさん
(と、思わせておいて笑かすのがお得意でもあるのがたまんないんですけどね)
リーバさんに導かれ光りの中で歌われるのです!

光りを取り戻した世界で
リーバさんを中心にみんなで大コーラス
Act.1は幕だったのです*^^*

Act.2

いやあ〜〜〜^^;
はっきり申しましてきっちりなど覚えてませーん
なので、思いつくまま徒然に。

オープニングは確か東山さん&D*Dが
階段のセットからピョーンと飛び下りて始まったんですわ。
おお〜さすが若さや、元気やね〜、と感心した覚えが。

それから飛びましてどこかのレストランなんですね。
ウェイターは東山さん。東山さんとかけて
日本ダンス界のロナウジーニョ!ととく。
(リーガ・エスパニョーラ、バルセロナの選手ね)
そのココロは、男性なのにポニーテールがよく似合う!

もとい
そこへプリンス‥‥Act.2ではプリンスではないのですが
プリンスの気品がどうしたって漂う浦井さん登場
理想の女性を待っているみたい
花束持って待ってたけど、待ちくたびれてどこかへ。

そして赤いドレスの女優ヤンさん登場
白のパラソルを優雅にかざして
華奢で可憐なミラ・アンジュリーナ・ド・タカコ
(勝手に名前つけないように)

私が観たのは千秋楽だったので
D*Dの若者たちが、
オデコやホッペ、に「安」「寿」「ミ」「ラ」「命」ってね
書いて出てきて、ヤンさんにアプローチ
楽しかったわ*^^*

プリンス浦井は彼女に一目惚れ
でも年の差が〜〜〜
ミラ・アンジュリーナはお手々で可愛くNon
(かの有名なサテン・ドールでもお手々で可愛くNon‥‥だったわ)

それでも負けないプリンス浦井
浦井健治さんとかけて
日本ミュージカル界のカレン・ロバート!ととく。
(Jリーグの未来をになう若きスターね)
そのココロは、可能性は未知数だ!

もとい
それでも負けないプリンス浦井
ミラ・アンジュリーナに何度もアプローチ
プリンス浦井はとうとうウェイター東山にメニューでぶっ叩かれて追い出され‥‥
と、思いきや、ハリセンで逆襲!!
いやあもう笑った笑ったギャッハッハ
これぞ千秋楽!

残されたミラ・アンジュリーナ(笑)は
若い彼の胸にとびこめない自分に沈みこむ
レストランのテーブルにほおづえついてフウ〜〜

そこへ希望の女神リーバ登場!
唯一分かった曲
「Keep Young And Beautiful」
元気をお出しなさい、と女優に歌いかける
少しずつ勇気の出てくるヤンさん

リーバに見守られてプリンス浦井の胸に飛び込むのでした*^^*
メデタシメデタシ。

プリンス浦井にお姫さまだっこされてたヤンさん
可愛かったあ〜〜〜

Happy Endの後は
It's a Show Time!!

出演者たちが入れ代わり立ち代わり登場しての
ソング&ダンス

中でも素晴らしかったのは!!
リーバさんとヤンさんのデュエット!
なんでなんでこんなに胸が熱くなるの?
どうしてどうして涙がこぼれそうになるの?
なんなの?この温かい空気、優しさに満ちた空間
リーバさんとヤンさんの心の通いあった歌声がハーモニーが
大きな感動になって劇場を埋め尽くす

この大きな感動を味わえたこと
これがこのRHYTHM×3の公演での一番嬉しかったこと

アイガッチャの共演も見ることが出来た
スリムなボディだけどシャープな動きクリスタルのようなキラっとした声で
リーバさんの迫力とは違う、ヤンさんならではの魅力を発散させていらっしゃった

嬉しい*^^*

そしてラストが近くなりベージュのパンツで若者たちとダンス!
小気味良いダンスがとっても楽しい
そしてラスト

アイガットリズムで華やかに幕

アンコールは何回あったのでしょう?
真っ白なテープがコングラチュレーション!と降ってきて
キャーと湧く客席
オールスタンディングにステージの方もハッピーハッピー

ヤンさんが「サンキュー」
リーバさんが「ありがとう」

客席からはもっと大きな「ありがとう」

楽しいショーをありがとうございました*^^*

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