99 islands musical(佐世保市制100周年記念ファイナルイベント)

海のサーカス団

2003年3月22日(土)23日(日)

アルカスSASEBO大ホール

キャスト

ブラックパール団長・渚の母

 安寿ミラ(特別出演)

さすらいのムツゴロウ

 さだまさし 佐田玲子(特別出演)

マジシャンカサゴ

 小川心平 引田天洋

浜田岩男

 永江義一

ヤドカリ

 松瀬樹里

浜田渚

 尾形芙美

浜田岩男(少年)

 近藤光樹

スタッフ

脚本

 市川森一

演出

 原田一樹 劇団キンダースペース

テーマ音楽

 さだまさし

音楽

 甲斐正人

振付

 名倉加代子

舞台美術

 朝倉摂 松野潤

衣装

 朝倉摂 中本友子 渡辺庸子

照明

 室伏生大 あかり組

音響

 松木哲志

芸術総監督

 朝倉摂

観劇記

今回の観劇記はミーハーというわけにはいかないかも。

だってやっぱり子供達のあの笑顔!
生き生き踊り歌い、演技するあの姿!!
に尽きると思うんですよね。

2年間ですよ、2年間
あの子たち、2年間もこの2日間のために練習を積んできたんですよ
あの揃ったステップはその練習のたまものなんでしょう
それを支えてこられたたくさんの大人達
プロの方の力も借りて
本当に大きな力となってあのステージを支えてこられたのは
多くの市民の方々だったのでしょう

そのためにもステージは成功しなければならなかった
アマチュアだから、と甘えているわけにはいかなかったのでしょう
プロのノウハウは大きな助けとなったのではないでしょうか

そのプロのひとりとして、この佐世保市制100周年記念ファイナルイベント
99 islands musical「海のサーカス団」に
ヤンさんは参加されたのです。

ファンも2年間待っておりました。
佐世保貯金なるものをして…
佐世保は遠いですよ
けど、それがドーシタ?
ヤンさんの行くところにミーハーの姿あり
これはニッポンのジョーシキであります!

♪はあ〜〜〜るばる来たぜ、佐世保市〜〜〜〜〜〜♪

と、ここらでチョイと歌ってみようじゃあーりませんか

♪さあ〜〜〜かまく海峡乗り越えて〜〜〜♪

では、あらすじに沿ってミーハーモードも交えながらいってみよう!

ここは九十九島(「つくもじま」にあらず。「くじゅうくしま」なり)
たくさんの島々が浮かぶ静かな海
そこへ貝殻を胸に、ひとりの女の子がやってくる‥渚ちゃん
グレープジュースを飲み干し何だか憂鬱そう
渚ちゃんの耳に海から呼ぶ声がする
「だれ?だれかいるの?」
渚ちゃんは静かな海の世界へひきこまれていった

そして九十九島
ゴムボートに乗った渚ちゃんの父親(何故かセーラーマン)
渚ちゃんを探しにやってきた
娘の好きだったグレープジュースの缶を見つける
すると?
「オイ!コラ!」と缶の中から声がする
グレープシュースの缶はヤドカリの住まいになっていた

なかなかスタイリッシュなヤドカリさんである
父親、つまり岩男さんはヤドカリに渚を知っているなら教えろ!と詰め寄る
渚の書き置きには「おかあさんの所へいく」
と書かれてあったのだ
渚のお母さん‥‥キャーそれがヤンさんなのよ〜〜〜〜
は、去年白血病で死んでしまったのだ。
身体は動かなくなってもお母さんの魂は九十九島の真珠になっていると言い残して‥‥

幻想のお母さん、岩男さんの脳裏に描かれたお母さんは
真っ白なワンピース、真っ白なつばひろの帽子
大きな真珠のネックレスとイヤリング
まさに真珠の精にふさわしい姿
♪いつでも会える〜揺れる波間に〜

あああ〜〜〜〜きれい〜〜〜

そんな岩男さんの思い出を聞きヤドカリさんは渚ちゃんが
「海のサーカス」を見にいったことを告げる
ただし、そのサーカスは15才以上は入れない
岩男さんは無理無理のブリッ子で
「6年3組でーす!」なんてアピールするけど、当然無理なのでして
この岩が潜水艦に見えるなんつうことも言ったりして
見事、少年岩男君に変身したのであります。

海のサーカスへいざ!ヤドカリさんと岩男君なのでした。

その頃、海底では
死んでしまった子供達の魂が愛を求めて歌っていました
虐待されてボクは死んだ
お母さんがパチンコしてる間に熱い車の中でわたしは死んだ
いじめられてもう死ねばいいんでしょ!と私は死んだ
そのたびに大人のカニたちが「可哀想〜」「もっと聞かせて〜」と歌う
これは痛烈な皮肉ですね
口じゃ何とでも言えるけど、実際は何の手も打てない大人への
グサ!
このあたりは問題が大きすぎるので先にすすみませう

とにかくこの海底で岩男少年は渚ちゃんと会うことが出来
一緒にサーカスへ!

そんな小さな子供達の魂を束ねて癒しているのが
海のサーカス団、ブラックパール団長なんですね〜〜

♪ようこそ、来ました〜幼い魂

おお〜!ゴージャス!!ミステリアス!デインジャラス!
黒い豪華な衣装をまとわれたブラックパール団長の登場です!!
団長さんが指揮棒?バトン?魔法の杖?をひとふりすれば
あちこちで見られるサーカスの技。
ジャグリング、一輪車、ローラースケート、エトセトラ
子供達の良く揃った総踊りは見物でした!

♪ようこそ!ようこそ!海のサーカスへ〜〜〜〜〜

とまあ、盛り上がる盛り上がる!
ショーストップナンバーだな〜なんて感心してたら
ほんとにショーストップだった^^;

スペシャルゲストのさすらいのムツゴロウさんこと
さだまさしさん(22日)佐田玲子さん(23日)のトークと歌
そしてマジシャンカサゴさんによるマジックの数々
最後に渚ちゃんがからんでストーリーにもどる

岩男少年が一緒に地上に帰ろうと誘うが
渚ちゃんはイヤダと言う
団長さんはお母さんにそっくりだから
「あの怖そうな団長さんが?」by岩男少年
(ここはファンのツボ)

ここに残りたい渚ちゃんと連れて帰りたい岩男少年
生きてとどまるか、消えてなくなるか‥‥じゃなくて
死んでここにとどまるか、ここから消えて生き返るか、それが問題だったのよね

なんて逡巡してるその時!
海賊松浦軍がやってきた!!って言っても生きてる海賊じゃなくて
海賊たちの彷徨う魂なんですけどね
海賊さんたち、ダンサーぞろいでしたね
カッコ良かったです
海賊たちから渚を守るために必死で戦う岩男少年
「女子どもを守るのはオイラのつとめだ!」
「あなたもまだ子どもじゃないの!」と団長さんに止められても
少年は戦う!
渚のために!
ヤドカリさんの真珠弾の応援も得て
海賊は泡となって消えていった
岩男少年も地上に返されてしまった

「団長さん、あなた私のお母さんなんでしょ?」
「ごめんなさい。地上にいた時のことは覚えていないの」
ここからの会話はジーンとします
団長さんのさりげない優しさ、いたわりが胸にしみます
真珠貝になってここに残るか迷う渚に
団長さんは優しく歌います

♪空と大地と 海にくらべれば〜

あ〜〜優しいですう〜〜〜
母なるヤンさん
素敵です〜〜〜〜〜〜〜

哀しみを隠した大きな心で渚を抱き締め
愛するための命を地上に送りかえす

団長さんの、お母さんの愛がステージに満ちあふれました

そしてここは九十九島
岩のような島に倒れている父、岩男さん
見つける渚ちゃん

ポパイ(あ、そうだった^^;少年岩男はポパイという名前だったのでした)
に会いたいという渚ちゃんにアタフタする岩男さん
もう会えないかも
けどきっといつか会える

♪つまずきながら、悩みながら歩いていこう
渚ちゃんと岩男さんは仲良くボートに乗って帰っていきました。
その姿をヤドカリさんと真珠貝さんが見送っておりました。

オシマイ

そして手拍子のカーテンコール
楽しいテーマソングにのって子供達が飛び跳ねるように出てくる
ピョコンとお辞儀をしてまた飛びはねてく

可愛い!

素敵な舞台をありがとう!とても楽しかったよ!と
心の中でお礼を言いながら手拍子してしまいました

ヤンさんの御縁で巡り会った「海のサーカス団」
あったかな気持ちをありがとうございました!


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