６月上旬、今年も気仙茶を作ってきました！

今年もまた、お茶を摘むためにたくさんの方々が駆けつけ、手伝ってくださいましたし、お茶にするためには、農協、それから畑の持ち主の方々ほか、様々な方のご協力をいただきました。ありがたいことです。

今年の茶摘みは、春の低温、日照不足のため、心配されましたが、結果はお天気もよく、お茶の木の発芽もたくさんで、毎年摘みに来てくださる方も「今年が一番状態がいいね！」と言って、喜んでくださいました。

春先までの寒さで、風当たりの強い場所の木は、少しダメージを受けてもいたのですが、全般に、発芽が勢いよく元気な感じを受けました。

今年は、昨年から実験的に始めている釜炒りを、生葉１３キロほどでやってみました。茶葉も、一芯二葉の状態のよい葉が摘めたものもあり、炒りの技術はまだまだ熟練が必要ではありますが、お茶として、とても力強い、好きなお茶に仕上がりました。

農協の加工場で蒸して仕上げてもらった緑茶も、今年は蒸し時間を少し長くするなどの変化があり、荒茶の段階でも既に大変おいしいお茶になっています。

６年目の気仙茶。今年も声を大にして、「おいしいお茶です！」と言いたいです！このお茶は決して「しゃおしゃんのお茶」ではないなあ、と思います。茶摘みお茶づくりに関わってくださった全ての方、そして、かつて何十年も前にお茶の木を植えてくださった方々や、その木を代々守ってきてくださった家の方々あってのお茶です。

そしてそして、しゃおしゃんを支えてくださるお客様がいらしてこそ、お茶づくりが続けられます。本当にありがとうございます！！！

焙茶工房しゃおしゃん　前田　千香子
020-0585　岩手県雫石町長山極楽野143