亀甲織コースターのご紹介






しゃおしゃん店内では、普段お茶碗は茶托ではなく布製のコースターに載せてお出ししています。このコースターは、盛岡の西隣に位置し、小岩井農場などで知られる雫石町の伝統織物「亀甲織」です。



亀甲織は、正六角形の模様が美しい上、通気性がよく、昔は武士が愛用していたという雫石独特の織物です。大正時代までは広く織られていましたが、継承者もなく廃れてしまい、幻の織物と言われていたところ、町内の加藤ミツエさんが再現し、今では「しずくいし麻の会」の会員たちが製作に励んでいます。








この織物は、会員自ら麻を栽培し、糸に紡ぎ、草木染をした上で、丁寧に手織りで作られています。
使い込んでなお風合いを増すコースターです。特に堤清さんの白磁茶碗を始めとして、白い器に大変合います。手作りですので、少しずつしか入荷しませんが、ご興味のある方はどうぞご来店またはお問い合わせくださいませ。

  亀甲織 コースター   1枚  630円(税込)
    色   アイ、ヤシャブシ など




              (2005年3月18日 焙茶工房しゃおしゃん)
back