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しゃおしゃんメールマガジンvo1.16号(2005年文月号) |
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************************************* しゃおしゃんメールマガジン Vol.16 2005年文月号 2005.7.15 ************************************* #今号のメルマガ目次 ■巻頭ごあいさつ ■しゃおしゃんニュース 気仙清茶、発売!/堤清さんの小さな個展を開催します!/いくつかのお茶の完売について ■小香雑感 <巻頭ごあいさつ> 皆様こんにちは!お元気でお過ごしでしょうか? 今日の盛岡は、久しぶりの青空が広がりました。肌寒かったこの数日とは打って変わって、夏らしい暑さの一日です。気温の変化が大きいと身体が少しびっくりしてしまいますね。皆様のところはいかがですか? さて、先月の今頃に気仙で作ってきたお茶、徐々に焙煎を完成させて、先ごろから発売を始めたところです。私にとってはあっという間の一ヶ月でしたが、お茶は確実に、落ち着いたまろやかな味わいを出し始めています。 今回のメールマガジンも、お知らせいろいろでお送りします。どうぞご覧ください。 <しゃおしゃんニュース> 先月、気仙で作ってきたお茶のうち、第一作が完成しました! 「やぶきた種」の13、4年経過した茶畑で摘んだ茶葉で作った、蒸し製ウーロン茶です。 柔らかで上質な甘みを持つ、美味しいお茶に仕上がりました。 製茶の立場からも、「日本茶の代表的品種『やぶきた』の無肥料茶はどのような香味を持つか?」「緑茶としてなじみの深い『やぶきた』を萎凋(萎れさせて酸化(発酵)を促すこと)するとどうなるか?」「萎凋した『やぶきた』を、更に烏龍茶としては例外的に『蒸す』ことでどのような味わいを持つか?」など、いろいろな意味で面白いお茶です。 軽い発酵をさせた、今回の数種のお茶を総称して「気仙清茶」と名づけました。まずはこの「気仙清茶(やぶきた・蒸し)」からお試しください。 30gパック入り 840円、限定20個で発売しております。まだ少し在庫あります。お申し込みお待ちしております。 【製茶データ】 □ 名称 気仙清茶(やぶきた・蒸し) □ 採茶 2005年6月10日 手摘み □ 品種 やぶきた種 □ 管理状況 植えた後、肥料、農薬の使用なし □ 発酵 軽発酵(室内萎凋) □ 製茶過程 萎凋、蒸青、揉捻、乾燥(2回)、[火共]焙(焙煎) □ 製造者 焙茶工房しゃおしゃん □ 製造協力 陸前高田市農業協同組合 7月28日(木)から31日(日)まで、しゃおしゃん店内にて、遠野在住の白磁作家、堤清さんの小さな個展を開催します。個展の規模は、作業テーブル一つ分という小さなもの。今後も、テーマを絞って、こまめに開催したいと思っています。第1回目の今回は、新作の急須を予定しています。28日(木)と30日(土)は堤さんも来店しています。この機会にどうぞお越しください。 「千年古茶紅茶#2」と「千年古茶青プーアール#2」は、現在のロットを完売しました。 同じ原材料で焙煎途中のお茶が若干ありますが、当面は品切れとなります。ご了承くださいませ。 焙煎が完了して、販売できるようになった時は、またお知らせします。 <小香雑感> 気仙でのお茶づくりは、本当にたくさんのことを学ぶ機会となりました。技術的な事も然ることながら、焙煎者の立場でお茶作りをするとはどういうことか、を初めて体で知ったように思います。何よりも、現地・気仙の方々の温かいご協力がなければ、このお茶はできあがりませんでした。数百年前から気仙でお茶作りをしてきたという事実。今お茶を摘む人は少なくなったけれど、多くの気仙の人たちが心の中に持っている昔のお茶作りの記憶。家族で自家製茶を飲んだ思い出・・・。地域に堆積する記憶や思いの厚いクッションの上に乗って、今回お茶づくりをさせてもらったのだなあ、とつくづく思います。 よいお茶ができたのはとても心強い成果でした。この茶葉の持つ可能性が明らかになったと思います。来年に向けて、準備を進めていきたいと思います。 ##では今回はこのへんで。皆様、お元気でお過ごしください。 焙茶工房しゃおしゃん (主宰 前田 千香子) 盛岡市材木町8-16 Tel&Fax: 019-625-7360 050-3374-4084 http://www8.plala.or.jp/xiaoxiang/ mail to: teaworks@pure.plala.or.jp
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