スポーツ栄養学

寒いこの時期にこそしっかりとした体づくりを

平成23年1月29日(土)山形市スポーツ少年団指導者研修会
『ジュニアスポーツ選手の食事』

山形大学地域教育文化学部生活総合学科食環境デザインコース
矢口友里先生

先日行われました研修会に、お忙しい中、斎藤明美さん(なつみ選手母)が参加して下さり、その中から、ポイントを2,3紹介していただきました。あわせて斎藤家の夕食も紹介して頂くことができました。

《研修会に参加して》                斎藤明美
献立作成のポイントは                         
 主食・主菜・副菜・汁物・牛乳が基本。毎食必ず、乳製品・果物を取ること。(我が家では、朝食に、ヨーグルトと果物をつけていました)

外食した時に野菜が取れなかったら
帰宅してから野菜ジュースでもOK。でも野菜ジュースにも欠点があり。ろ過されているので食物繊維が減る・熱を加えているのでビタミンが減る・・

昨年のように猛暑の時は!
飲み物は、スポーツドリンクや麦茶はOK。でも緑茶やハーブは利尿作用があるのでひかえる。飲み方は、練習30分前に必ずコップ1杯を飲む。(直前はダメ)練習中は、30分に一回は休憩をとって、コップ一杯を飲む。      などなど・・・


      ≪ある日の斎藤家の夕食≫Part 1

 ご飯・豚カツ(キャベツの千切り・トマト)・ほうれん草と
 もやしのお浸し・筍とがんもの煮物・みかん・麦茶

≪ある日の斎藤家の夕食≫Part 2

ご飯、目鯛の彩ソテー、新じゃがとベーコンの甘辛煮
キャベツのおひたし


朝食の工夫
朝は忙しいから、手の込んだ料理を何品も作れない!
加熱しなくてもよいもの、常備菜を用意。
例)納豆・冷ややっこ・ヨーグルト・チーズ・
  バナナ・イチゴ・みかん
  しらすぼし(カルシウム)
  きんぴらごぼう・ひじきの煮物・切干大根の煮物(カルシウム・鉄)
  具だくさん味噌汁

減量が必要な君へ  その1
正確な体重計を買って貰い、朝起きた時夜寝る前の体重を記録しましょう。
 甘いお菓子スナック菓子などの間食をやめる事。
* 水分は制限せずどんどん飲んで下さい。ただし甘い水分は避ける事。
* 約1カ月前から落とし始めます。それまでは筋トレをしっかりやってください。
 
自分の必勝パターンを確立しましょう。そのためには反復練習です。
やるべきことを決め、毎日取組チェックする事。
冬〜春にしっかり食べると体が大きくなります。たんぱく質、カルシウム、野菜バランス良くたくさん食べましょう!