オヤジ達の渓遊び
TOP オヤジ達の正体 釣行記 楽しい記憶 自慢の道具 LINKS 掲示板 渓流再生計画
IT技術の進歩はオヤジ達にも恩恵を与え、HPを通じての友人を増やしてきた。

チョイト前までは「何がパソコンだぁ、けっ!」と言っていたはずなのに、時代の要請とやらで自分の勤め先のHPを自力で製作し始めたときから豹変した。難しいはずのHP製作も易しいソフトと、行きつけの喫茶店「MILKY」さんの指導でなんとか形になった。そして、去年の三月に自分のPCを持つに及んですぐにこのHPを開設したのだ。
そして、冒頭の言になるのだ。

その中の一人「Takepan」さんに会うのが、今回の旅の目的であった。

日光で、福島から来るYonpapaさんと東京から来る坂下と待ち合わせ、無事細谷宅に集合。あとは一路長野に向かうだけである。
車の中では運転の細谷大人のお許しが出てビールで早くも宴会モード。

ところで、Takepanさんに会いに行くのだが、誰も顔を知らないのだ。我々の場合、HPに顔を堂々と曝け出しているが、タケ(Takepan)ちゃんのHPにはリトリバー犬の「タマコ」がかろうじて登場しているだけ。もちろん、電話では何度も声を聴いているが・・・。
だから、長野のとあるI.Cに着き、タケちゃんに電話を入れ最寄のコンビニの駐車場で待ち合わせをした時には、車内は異常な緊張に包まれたのだ。

そして、待ち合わせ場所に奧様とタマコと現れたタケちゃんは
我々の想像を遥かに上回る人物であった。

タケちゃんは素晴らしい文章を書く。
例えば最近のものでは「農夫」(山里の風景)というのがある。
これを読めばどちらかというと朴訥な人柄を彷彿とせずにはいられない。

ところが、我々の前に現れたタケちゃんは「ヤ○ザ」の鉄砲玉を彷彿とさせるような風体であった。(タケちゃん、ゴメン)
まず、ボウズ頭。浅黒い顔。知らなければ避けて通りたい骨相である。(自分のことを随分棚にあげているナ)

しかし、まずは一緒に昼食を、ということで入ったうどん屋さんで話を始めた瞬間から我々は打ち解けてしまった。
まずはビールで乾杯。そのあとは焼酎にまで突入するのだが、話が弾んでイヤうまいこと。
酒の肴は馬肉の炒めたやつ。長野は「ケトバシ(馬肉)」文化圏ということを確認させられずにはいられなかった。
でも美味しかったですよ、この馬肉。





このあと我々は近くのホームセンターに向かう。テン場用のブルーシートを買うためである。いつもの農ポリはどうしたかって・・?この話はしたくなかった、実際のトコロ。
それは私が自分の車のトランクの中にザックを忘れてきてしまい、その中に農ポリ、コッヘル、自分用のシュラフなどが入っていたのだ。この場を借りて皆さんにお詫びを申し上げておく。「スイマセンデシタ〜!」
次は近くのスーパーで今夜の食材を求め、あとはテン場に向かうだけ。

タケちゃんの先導で林道を走る。時折、雨が落ちてくる生憎の天気であるが、ナンチャネである。
しばらく林道を走り車止めに着くとそこが今夜のテン場。これは楽チンである。

ウドンもうまい!!

テン場もあっという間に出来上がり、薪を集めて準備OK!
あとは遊びの時間である。Papaさんは早くも釣りの態勢。沢の中で餌の川虫を集めている。
私もチョット毛鉤を振ってみましたが雨で濁った水では反応無し。でも今日はタケちゃんとpesoちゃん(奧様)に会いに来たのだから気にもならない。

ホタル舞う渓

他のオヤジ達も釣りのほうは惨敗。しかし、悔しそうな顔は一つも無い。今現在ここにいて悠久ともいうべき贅沢な時が流れていくのを愉しんでいる。

そして、Papaさんの出番である。
「他の人は手を出さないで下さい!難しい料理ですから・・」と始めた料理。手馴れた包丁捌きで野菜をぶつ切りにし、豚バラのブロックもぶつ切りにしてダッジオーブンにぶち込み軽く塩してあとは蓋の上と下から炭火で熱するだけ。ナルホド、難しそうだ。

待望の焚火宴会に突入である。まずはPapaさん持参の会津坂下産「飛露喜」という日本酒で乾杯。
この酒、Papaさんがやっとの思いで手に入れてくれた貴重な酒である。ウ〜ンうまい!

酒が入れば文字通り飲めや唄えの大騒ぎ!peso様の歌声が漆黒の森に響き渡り、Papaさんのフラメンコ・ギターも負けじとばかりに憂愁を奏でるのである。

タケちゃんが持参したコンガを私が叩いた。
上手かろうが、少しリズムが狂おうが一生懸命
叩いた。それが証拠に未だに手のひらにかす
かな痛みが残っている。

そして気がつくと我々は、仄かな(ほのかな)
そして夥しい数のイルミネーションに囲まれて
いた。

ホタル・・・である。

少しだけ・・・胸が震えた(本当はものすごく
感動したのだが、「照れ」もあるしサ)。

これだけのホタルの乱舞を見るのは初めてである。

主役は完全にホタルだった。
我々は一瞬言葉を失っていた。

魚は不漁を予測した(?)Papaさんが持参した。  画像提供・YONPAPAさん

画像提供・YONPAPAさん

このホタルの出現であとはその余韻に浸りながら静かに酒を酌み交わし、そしてシュラフに潜り込むというのがまっとうな大人の世界だと思うのだが、このオヤジ達(特にオジキ)はやはり只者ではなかった。アホ者であった。

テン場に来る前、スーパーで買出しをした時、あるコーナーに花火があった。
私はタケちゃんに「あいつ等にはこれ見せちゃ、ダメ!」と耳打ちをしたのだ。タケちゃんは「何で〜?」というふうな訝しそうな顔をしていたが、このアホオヤジ共は黒部にまで花火を持ち上げた奴等なのである。しかし、このスーパーでは「あいつ等」は花火を仕入れた様子は無かった。
しかし、甘かった。今回は「あれ」はないと思った私が甘かった。
彼・オジキは自宅にあった花火を大量に持参したのだ。

画像提供・YONPAPAさん

画像提供・YONPAPAさん

あれっ、タケちゃんまで嬉しそうに花火をしている。
ま、いいか。楽しければ・・・・。

途中、へぼちゃんにも電話をしたな。
今回は都合で参加出来なかったへぼちゃんには金沢の美味しい日本酒「手取川」を送ってもらった。
全部いただいてしまいました。ゴチソウサマ。
次回はへぼちゃんも参加してね。

というわけで、気がついたときには、寝袋の中にいた。

これは美味かった!

タケちゃん・pesoちゃん・Yonpapaさん
細谷・坂下・小平

7月10日〜11日

翌朝はのんびりと起き出し、のんびりとコーヒーを飲み、のんびりと朝食を食べた。

画像提供・タケちゃん

やがて、引き上げる時間が来た。
テン場を片付ける場合、いつもの山行ならタープに水滴が付いているのさえ重量が増すような気がして憂鬱になってしまうのだが、今回はその心配はない。傍らにはいつ火を噴くか判らないまでも今のところ順調な三菱デリカ様が控えているからだ。

後片付けも済み、我々は昨日登ってきた林道を下がってゆくのだが、ある場所で先行するタケちゃんの車が止まった。何事かと思ったら、pesoちゃんが林道沿いの斜面を指さしている。そこを見るとなにやら白い塊が・・・・?
「ハナビラタケだ〜ぁ!!!」

この項を書くにあたり、一応ネットでハナビラタケを調べて見た。

生息する環境が特殊なため、希少性が高く、長い間「幻のキノコ」と呼ばれてきたハナビラタケというキノコをご存知でしょうか?
ハナビラタケは癌(がん)や潰瘍(かいよう)等の抑制効果が期待されている、βグルカンと呼ばれる物質を多く含んでいます。その含有率は43.6%、最近注目されているアガリクス茸の11.6%をはるかに超えています。
※日本食品分析センターの調査による


ご存知でしょうか?」と言われれば「ご存知です!!」と力強く答えるが、癌に効くとはご存知ではなかったな。
それにしても、pesoちゃん大手柄!
私も以前一度だけ採ったことがあるけれど、まさに「幻のキノコ」だぜ。

そして、この楽しかったひとときも終章である。
池田町方面に向かう私たちをコンビニの駐車場で見送ってくれたタケちゃんとpesoちゃん。
本当にいつまでも、いつまでも手を振ってくれていたお二人の姿が目に浮かぶ。

アディオス、アミーゴ・・・・・See You Again!!

/