やまやまお -REPORT-

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2010

昼闇山
日時	:	3/20
ジャンル	:	スキー
場所	:	新潟県
メンバー	:	やまお・大ちゃん

お天気最高！景色も最高！！

残念ながら数日前に降った雪が腐って、山頂から焼山温泉まで終始忍耐の滑り。

　５時３５分：焼山温泉　（３８０ｍ）
　７時０５分：昼闇谷出合　（７５０ｍ）
　９時２０分：稜線　（１５８０ｍ）
１０時５０分：昼闇山山頂　着　（１８４０ｍ）
１１時３５分：昼闇山山頂　発　（１８４０ｍ）
１２時１４分：昼闇谷出合　（７５０ｍ）
１２時５０分：焼山温泉　（３８０ｍ）

一昨年辺りから、ずっと行ってみたいと思っていた昼闇山。
今年の２月ごろからタイミングを見計らっていましたが、ようやく天候と都合が合いＧＯ！
ここのところ平野部の最高気温は１０度前後だったのですが、この日は最高気温が２０度を超えるとの予報・・・。
気温上昇で雪崩れる心配があったので、午前中勝負で行って来ました。

４時過ぎに富山インターから高速に乗り糸魚川を目指す。１時間ほどで焼山温泉に到着。
今日は焼山へリスキーが開催されるらしく、早朝から焼山温泉の駐車場には沢山の車が。
空いているスペースに駐車させてもらいしました。

５時３５分：焼山温泉
薄暗い中、焼山温泉の駐車場をスタートです。写真中央が昼闇山。

真っ白な昼闇谷に誘われるかのように、クラストした焼山温泉スキー場（現在は営業していません）をガシガシ登っていきます。

スキー場上トップからアケビ平に向けて林道が続いていました。

林道を忠実にアケビ平を進みます。途中、一ヶ所だけ橋を通過。

７時０５分：昼闇谷出合
左に延びているのが北尾根。右に延びているのが北西尾根。
北西尾根を経由する計画でしたが、気温も低く雪もクラストしていたので谷を詰めることにしました＾＾

デブリも無く、面ツルな谷を快調に登る。
左岸は崖になっていたので、できるだけ落石・雪崩を避けるため、右岸沿いに進みました。

１０００ｍ付近で一気に視界が開け、ようやく昼闇谷の全貌が明らかに＾＾
噂通りの美しく広大な谷とのご対面で、テンションは最高潮です。来て好かった～。

右手にはツンとそびえる阿弥陀山と烏帽子岳が。
頚城の山々はどれも個性的で見とれてしまいます。

今日は時間との勝負！と頑張って登って来ましたが、この辺りで燃料も切れ景色を眺めながらしばし休憩。

数日前の降雪で純白の昼闇谷。ここは天国か！？

１１００ｍ付近から右手の北西尾根を目指しました。
一気に乗り上げず、できるだけ斜度の緩い場所を繋げながらトラバース気味に登る。
強烈な日差しで雪も緩み始めました＾＾；

９時２０分：稜線
稜線手前の雪壁も雪が緩んでいたので、スキーを履いたまま問題無くクリア。鉢山から延びる稜線にたどり着く。
この先には写真の通りの雪壁と、さらにその上に雪庇の発達した細尾根が確認できました。。。
そう簡単には山頂は踏ませてもらえそうもありません＾＾；

１７００ｍ付近
雪壁下でアイゼンに履き替えました。
（アイゼンに履き替えた瞬間に足がつる。。。この後、しばらく大ちゃんにスッテップを切ってもらいました＾＾；）
この先、スキーを持ち上げるかどうか迷いましたが、仮に山頂付近にドロップポイントが無くて稜線を引き返すことになっても
この雪なら降りて来られそうだったので、板を背負ってＧＯ！
この先の細尾根も右から巻いてクリア。

山頂手前の雪庇
登ってきた稜線沿いにはドロップポイントは見つけられませんでした。

振り向けば雨飾山

１０時５０分：昼闇山山頂　着
貸切の山頂で火打山・焼山をバックに記念撮影。
山頂からは３６０度の大パノラマを楽しみました＾＾v

気温も１０度まで上がり、登って来た稜線側の斜面は、日が当たって雪庇がぽろぽろと崩れ始め見るも無残な斜面に＾＾；
景色を眺めるのもそこそこに、ドロップポイントを探しました。
山頂から２～３０ｍ先にドロップポイントを発見。

慌てて準備を整えていると、単独の山スキーヤーさんが到着されました。
奇遇なことに、先日、初雪山へご一緒させてもらうはずだった関西のベテラン山スキーヤーさん達のお知り合いのＴさんでした。
Ｔさんはスキーを履いたまま山頂を踏まれており、この時点で僕達が稜線の雪壁の処理を間違えたことに気づかされました＾＾；
稜線の雪壁は右から巻くのが正解のようです。次回に生かさねば！！

しばらくお話をして、僕達は一足先にお楽しみタイムに突入です＾＾