〔10/8 〕 4時00分:新穂高 (1015m) 6時45分:槍平小屋 (1960m) 9時40分:槍岳山荘 (3070m) 11時45分:水俣乗越 (2480m) 12時35分:ヒュッテ西岳 (2675m) 14時45分:大天井ヒュッテ (2630m) 〔10/9 〕 4時10分:大天井ヒュッテ (2630m) 4時30分:貧乏沢コル(2525m) 6時10分:天上沢 (1774m) 7時30分:北鎌沢出合 (1955m) 8時45分:北鎌コル付近 (2510m) 10時05分:独標下 12時10分:北鎌平 13時15分:槍ヶ岳山頂 19時25分:新穂高 (1015m) 大ちゃん、大滝くんと一泊二日で北鎌尾根をやってきました! 午前3時半頃に新穂高に到着したものの、無料駐車場は満車。。。しょうがなく有料駐車場に駐車^^; 今日の宿泊地、大天井ヒュッテを目指し新穂高をいざ出発!! 哀愁漂う秋の飛騨沢を黙々と進む。 この所の急激な冷え込みで辺り一面の草葉は枯れ、紅葉は楽しめず。。。 明日はあの穂先の向こうから、無事に登頂できるのか!?? 期待と不安でいっぱいです^^ 連休初日の早い時間ということもあり、登山者も少ない。 北鎌尾根、北鎌沢を偵察しながら東鎌尾根を進む。 高気圧に覆われ、明日も温かい一日になるとの予報。風さえ吹かなければ何とかなるでしょう!! 写真:大滝くん提供 東鎌尾根には楽しいハシゴ場も有り^^ 貧乏沢コルには貧乏沢入口の標識がありました。 少しだけ沢を覗き込みましたが、踏み跡もしっかりしていて問題なさそう。 明日の早出にそなえ、予定通り15時前に小屋に到着できました。 到着と同時に、冷えたビールで一人乾杯^^v 歩き疲れ17:00には3人とも就寝しましたzzz 4時過ぎに大天井ヒュッテを出発。 足元の見にくい中、ガレガレの貧乏沢を降りる。 写真:大ちゃん提供 早朝の天上沢 写真:大ちゃん提供 北鎌沢右又は最後の給水ポイント 北鎌沢右又を詰める 最初の二又は右を選び、その後、沢が開け左に進路を取り北鎌コルの少し上に到着。 休憩していると北鎌コルから続々と登山者が現れました。 全員自分たちよりも先に登っていた方達のようです。北鎌コルへ向かうと、どうやら遠回り。 天狗の腰掛はまだまだ序の口^^ 写真:大ちゃん提供 独標は直登せず巻きました。 写真:大ちゃん提供 独標巻き道のトンネル!? 独標の巻きが北鎌の核心と聞いていたので、こんなものかとちょっと拍子抜け・・・。 独標を軽くパスして楽勝ムードが漂いましたが、足元には所々雪が積もっていて独標から先は緊張の連続。 やはり北鎌はそんなに甘くはありません^^; 写真:大滝くん提供 槍ヶ岳まで果てしなく続く岩稜帯。地図を見ても終始ゲジゲジです^^ どこをどう進むかは直感!自分達を信じて進むのみ!! 危険な降りあり、 テクニカルな降り有りで、最高に楽しかったです! それほど迷うことも無く、比較的スムーズに進む。 穂先がいよいよ射程圏内に迫ります! 北鎌平にて 険しい道のりのせいか、3人とも表情が引きつっています(笑) “諸君頑張れ” 心の中で、もう一回気合いを入れ直す。 山頂はもう直ぐ。無我夢中でチムニーを登る。 ホールドはしっかりしているものの、落ちれば数10mは滑落してただでは済まないでしょう。 興奮でチムニーをいくつ登ったか記憶が曖昧です^^; 3つだったかな? 個人的には北鎌尾根の核心はこのチムニーでした。 無事、やりとげました!! 山頂に居た登山者の注目を浴びてちょっと不思議な感じ。 さすがに噂に聞いていたような、拍手で迎えられるということはありませんでしたが^^ 山頂から北鎌尾根を振り返る 今シーズン、無雪期山行の集大成!?秋の北鎌尾根を満喫。 生涯忘れることの無い、熱く長い、充実した山行になりました^^v 槍岳山荘前で一息入れ、新穂高へ下山。 (天狗の腰掛付近でGPSの電池切れにより、北鎌尾根のトラックは記録されていません)