栄町見聞録44号(抜粋部分)
他人のモラルは追及するが、自分を律する倫理条例を拒否する体質はおかしい |
賛成議員 戸田、高萩、桜井、野平、中嶋、野田 6名 反対議員 山本、石井、秋山、山田、大野、松島、新谷、菅井、川崎、後藤 10名 |
9月議会で政治倫理条例案否決 | |
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提出者 :戸田、高萩、桜井議員 |
質 疑 :なし 反対討論:なし 賛成討論:桜井、野田議員 |
(政治倫理基準)
第4条 町長等及び議員は、次に掲げる政治倫理基準を守らねばならない。
(1)選挙で買収、供応を行わない。
(2)企業、団体からの寄付、または物品の提供を受けない。
(3)名誉を損なうような行為を慎み、その職権の行使による対価と認められるような行為をしない。
(4)町や公共団体の請負契約及一般物品納入契約に関し、特定の業者の推薦、又は紹介しない。
(5)現業職(現場の特殊な仕事)など、やむをえない場合を除き、職員の採用に関する推薦又は紹介をしない。
(6)町との契約や請負では法律を厳守し、親族は辞退したりして疑惑の念を生じさせない。
(町民の調査請求権)
第6条 町民は政治倫理に反する行為した疑いがあるときは、資料を添えて議会議長に調査請求ができる。
昨年の議員による買収発覚で5名もの逮捕、有罪判決、議員辞職まで起こした不祥事を二度と繰り返してはいけないという、議員発議による政治倫理条例案は栄町の議会では受け入れられなかったのです。
昨年、モラルを問題にした議会が、自分達を律する倫理条例を否決したのは大間違いです。また選挙違反で辞職した人に変わって議員になった人も政治倫理には敏感であって欲しかった。浄化を訴えて議員なったがしがらみの枠から抜け出れないようだ。
救われたのは長老の野平議員が最後まで信念の筋をとおした事。他人には厳しく、自分には甘い体質が不正と不公平を生む。議員自らを律する勇気を持たねば体質は変わらない。
小生の賛成討論が終わると突然、山本議員が反対討論しますと手を上げた。議会では議案に対して質疑を行い、その後、反対討論を行い、賛成討論となるのです。しかし政治倫理条例案では議長が反対討論を許しても、反対討論は誰からも出なかったのです。ですから桜井議員の後に小生も賛成討論をしたのです。ルール無視の反対討論はおかしい、と議長に抗議すると、小生の剣幕に驚いたのか、山本議員は反対討論を取り下げてしてしまったのです。
後で思いましたが、「私は是々非々で判断します」と公言している山本議員が、政治倫理条例にどのような反対をするのか聞くべきだったと反省。
議会は真剣勝負の場。おかしいと感じたら、つい声が大きくなる。新人議員を驚かして悪いとは思うが、議会ルールを守れと堂々と皆に言うからには、自らルールを無視してはいけないのです。
しかし、その後の山本議員の態度は立派。議員控え室で「今度はしっかりルールを勉強します」と皆に謝った。
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