ここが違う

一.

初めて着用したブラウスの衿が汚れにくいのに、クリーニングと同時に汚れやすくなった

クリーニングすることで汚れと一緒に加工剤が落ちてしまった為、と洗剤が1%の割合で残留する為生地の吸湿性が残って汚れやすくなる訳です。

(対策)当店では洗浄後に濯ぎ工程を入れることで残留洗剤を無くし、リンス加工(0.3%以下)を施して着用の汚れを少しでも防ぐようにしています。

アニオン及びカチオン濃度は洗浄前に必ず確認を行って、一覧表に濃度の数値を記入しています。


二.

ふくらみのあるデザインがヘタってしまった

クリーニングではプレス工程で生地を押さえてしまう為、元の風合いがなくなってしまいます

(対策)手仕上げの為、ファッションのデザインを壊すことなく仕上ます。ふくらみのある仕上がりを目指します。


三.

洗浄を有機溶剤に頼るのではなく、水を使ったしみぬき手入れを基本に作業を行います。


四.

相談先 絹素材の相談は京都染色試験場、綿素材は西脇の支援センター、(藍染めは徳島で)ウール素材は一宮でと、解らぬ事は専門機関へ直接相談します。


五.

除湿包装 仕上がったきものは、除湿乾燥された低湿度の室内で包装されます。タンスにはポリ袋包装のまましまって下さい。

 世の中の100%のクリーニング店が「ポリ袋から出して」と言っていますが大丈夫です。ポリ袋のまましまって、最悪どうなるか、「タンスの中と同じ湿度になります、それより悪くなる心配は有りません」過去、40年の実績があります。ポリ袋のままタンスにしまってください。
袋の中は長い日時の間に少しずつ湿ってゆきます。最悪、タンスの中と同じ湿度になります。
何時まで続くのかは、各お家により条件が違うため説明できない部分です。


六.

「虫干し無料券」をサービス。
手入れ料金5,000円毎に1枚きものの虫干し(571円相当)無料券をサービスしています。有効期間は有りません。