2010年の活動    2010年の活動状況をお知らせします。


 サロマ湖いこいの森でスノーシューハイキング 「冬の森ウォーキング」

 2月20日湧別町志撫子(しぶし)地区にあるサロマ湖いこいの森で、げんきの森活動委員会がスノーシューを履いて森林内を散策する「冬の森ウォーキング」を行いました。

 風もなく快晴のとても良い天気に恵まれ、町内から親子連れなど30人が参加し約1.5キロメートルの遊歩道を1時間半ほどかけて歩き、樹皮の模様や森の中の珍しいものを探すネイチャービンゴやバードウォッチング、雪上に残された動物の足跡を観察しました。


   

 げんきの森活動委員会は、湧別町、教育委員会、森林組合、道オホーツク総合振興局西部森林室と町民有志やYU−PAL等のボランティアで組織された団体で、北海道が指定する町内2ヵ所の「げんきの森」を使い夏と冬の2回森林体験学習を行っています。
 この日は、西部森林室の指導で木の特徴や森の役割など学びながら見つけた項目をチェックするビンゴゲームにチャレンジ、「ヤドリギの実はネバネバしていて、鳥が食べ糞をしてほかの木に寄生していきます」との説明に「へぇ〜鳥の巣かと思った!」と驚
きの声も聞かれました。
 朝まで降っていた雪のおかげでキツネやエゾ
リスの足跡が真っ白な雪面にくっきりと残り、ネズミが雪の中に潜ったり顔を出した穴や足跡などちょっと珍しいものを見つけることもできました。


 また、暖かな日差しに誘われハシブトガラやゴジュウカラ、シマエナガ、アカゲラなどの小鳥たちがせわしなく木々の間を行ったり来たりしながら樹皮をつついて餌を探しまわっていました。

 雪は思ったより深く折り返し地点の山小屋に着くころにはみんな汗だくになり、長めの休みをとってリフレッシュして帰り道はサロマ湖に沿った見晴らしの良いコースをたどって出発地点の道の駅「愛ランド湧別」まで一気に戻り、2階のレストラン彩湖で料理長特製の熱々豚汁におにぎりとから揚げの「げんきの森ランチ」が冷えた体にはとても嬉しいご馳走で、瞬く間にみんなのお腹におさまりました。
 


 鮭の遡上を見ながら川下り 「サーモンリバーinゆうべつ川」中止に

 10月10日予定していました、「サーモンリバーinゆうべつ川」は、悪天候のため中止しました。

 お申し込みいただいた皆様には申し訳けありませんが、どうぞご理解ください。

 来年は、鮭の遡上を眺めながら、楽しいツーリングができますよう願っています。

 *このような楽しいツーリングになる予定でしたが・・・→
 


湧別川で学ぶ・遊ぶ 「つり&カヌースクール/せせらぎスクール」

 私たちのフィールド「湧別川」を知り、遊ぼうと「つり&カヌースクール、せせらぎスクール」が7月25日に湧別大橋右岸で開催しました。
 今回は、湧別町寺子屋塾の子どもたちや一般の参加者30名ほどが参加。

 はじめに河川敷のごみ拾いを行い、水棲生物の採取と川辺を観察。
 カゲロウやヘイビトンボ、トビケラなどの昆虫やカワエビ、カワガニ、ウグイ、ウキゴリなど 沢山の水棲生物を採取しました。
 環境調査会社 ユニオンデータシステムの川崎さん 
 
 
から、採取した生物の説明を聞き湧別川の生き物について学びました。

 また、前日に行った川の水質調査について、ホッカイ水工の専門家から「水のきれいな川」との説明を受けました。
 昼食のあと、川虫を使ってのつりを体験。日本釣振興会から提供していただいた釣竿で、大物を狙いました。
 また、カヌーも体験。パドルさばきに、はじめは戸惑いながらも、すぐに上達。
 沢山の「カワガキ」が出現したのでした。 
 


  私たちのフィールドをきれいに 「クリーン・ザ・リバーinゆうべつ川」

 毎年、私たちの活動フィールド「ゆうべつ川」をきれいにしようと「クリーン・ザ・リバーinゆうべつ川」を6月20日開催しました。

 今回は、北見の愛好者やクラブのメンバー、カナダからの留学生、村上組の皆さんなど、19人が参加。中湧別橋から河口まで、中州や川沿いのゴミを回収しました。

 ゴールの河口で、回収したゴミを集めてみると、写真(下)のとおり。タイヤやペットボトル、空き缶、釣糸など・・・
 まだまだ、ゴミは多い状況ですが、当初より随分減少したねと話していました。


   *開催要領(PDF16.1kb)

   *写真は村上組提供。


  希少種生息  芭露小学校池をビオトープに

 芭露小学校に芭露川の河跡湖(三日月湖)を利用して作られた学校池があります。
 整備された当初は、太鼓橋が架けられ、ハスの花がきれいに咲く、学校池でした。
 しかし、年月と共に木々の枝や落ち葉が堆積し、スゲや葦、ハスの葉が池を埋め尽くす状況に。更に幾度かの水害による冠水や道路整備で流入する水量も減少し環境が悪化。
 ところが、調査してみると、芭露川から隔離されているにも関わらず、芭露川の生態をそのままコンパクトにした環境であることが判りました。

 この学校池を環境学習の場(ビオトープ)として整備しようと、芭露小学校や保護者、地元自治会、ゆうべつアウトドアクラブなどで作る「池を守る会」(久保隆幸会長)が主催して、6月12日に整備を行いました。

 池に繁茂したスゲや葦などを刈って池の水面を広げ、池の水浄化のための特製浄化槽(バルククーラーを再利用したカキ貝を使ったもの)の手入れを行いました。

 ←*小柄な教頭先生が奮闘!
 今年は、特製浄化槽にバッキバッキ装置も取

り付けられ、より性能がアップし浄化機能の向上が期待されます。

 池の手入れに合わせて、池に生息する生物を採取。エゾホトケドジョウやヤチウグイ、オコイムシなどの希少種が生息していることがわかった。
 また、多くの種類のトンボのヤゴやゲンゴロウなど、芭露川に生息する多くの生物が見つかり、水質が安定していることが確認された。

 *多くの水棲生物を確認する参加者 →

  サロマ湖畔で森林浴  「森林ウォーク」

 サロマ湖で森林浴を楽しむ「森林ウォークinサロマ湖いこいの森」が湧別、上湧別、佐呂間の3観光協会が主催して6月27日に開催されました。 この森林ウォークには、当クラブの絹張会長、菊地副会長がガイドとして参加。

   


 サロマ湖いこいの森(湧別町志撫子)の約2kmの遊歩道を90人程で散策。野生のランや野鳥を観察しながら自然を満喫しました。

  海辺をきれいに! 「龍宮台清掃」

 観光シーズンを迎える6月1日、町観光協会主催による龍宮台(湧別町登栄床/三里浜)の清掃活動が行われました。
 活動に参加したのは、観光協会や商工会の会員、アウトドアクラブなど50名ほど。

 漂着した浮きや缶、乗り捨てられた自転車など、トラック1台分になるほどのゴミが回収されました。

 大町圭月が名づけた「龍宮台」。
 名づけた時の感動が、ゴミのない景勝地として引き継がれるようにしたいものですね。

 2010 ゆうべつアウトドアクラブ総会を開催しました

 2010 ゆうべつアウトドアクラブ総会を4月16日にクラブハウス(トマトくん2階)で開催。会員14名が出席。
 2009年度の事業報告・決算報告、2010年度の事業計画案・予算案、会員の異動報告など、真剣(?)に協議しました。
 総会終了後は、恒例の懇親会を開催し、今年の楽しい活動や新しい活動への期待を肴に盛り上がりました。

 ◎2010年度 事業計画