「塩分控え目」は間違った常識
昨今、やれ減塩だとか、血圧が上がるとか、オウム返しに連呼している輩が多い
はたして自然の真理、真実もそうなのであろうか・・・?
日本は南北縦に長い国である、とても寒い網走から南国の宮古島までさまざまな気候風土に恵まれている、東北地方の人々は昔から、塩辛い食べ物を好んで食べてきた、この事実は何百年もの先祖の知恵である
東北地方は辛口
関東地方は濃い味付け
関西は薄味
もっと南は甘口
この事実からもわかるように塩分(塩)は体を温める絶好の食品といえるのだ、厳寒の冬を乗り切るためには、塩分で体を温めることがどうしても必要だったわけだ。
確かに東北地方は他の地域に比べ高血圧や脳卒中の人が多いのは事実だ、しかし塩分ばかりを悪者にしても真実はつかめない
もし南の国の人たちと同じように薄味の食品ばかりを摂ったとしたら脳卒中で倒れる何十年も前に冷えから来る肺炎、結核、リウマチ、下痢、膠原病、精神病などでもっと早く命を落としているに違いない
このように、冷え症や水毒の人は塩気を摂っていいのである
冷え性の人は生野菜のサラダよりも漬け物が好きだったり、炒め物や醤油で煮込んだ煮物が好きなのは当然である、かつての日本人が野菜を食べる時に、茶色になるまで煮た煮物や塩分のきいた漬け物であったことの理由である
これらのメニューが消えたのと時を同じくして水毒の人が増えだした因果関係を否定できないのではないだろうか あなたは異論があるかな?
塩には「物質」を引き締める効果がある、水分を追い出す効果があることだ
「青菜に塩」もそうだし「ナメクジに塩」もそうだ
もともと体を温める食品にはナトリウム(Na)が多く含まれる、その代表格が塩である
塩はNaCl(塩化ナトリウム)でナトリウムと塩素(Cl~)の化合物です
反対に体を冷やす食品にはカリウム(K)が多く含まれる、その代表格は酢です
昔、酢は梅酒を放置して造っていた、「いい塩梅」とはまさしく塩と酢のバランス、つまり温めと冷えのバランスだといえる
ここまで、回りくどい説明をしてきたが
「塩」は水毒の人にとって
実に大切な食べ物だということである
塩は体にとって非常に大切なもので、常に体が必要としているものです
もし塩分を摂りすぎたのなら、余分な塩分は、働いて汗をかいて、体外に出してしまえばまったく問題ない
塩風呂人工塩ではなく、天然粗塩のことです
入浴時に一袋(250〜500g)を浴槽に入れる
発汗、保温、殺菌、排泄作用などがある。最後は冷水シャワーで上がってください
ただし、心臓病や高血圧が心配な方はぬるめのシャワーで流してください
精製塩と天然塩
とかく塩は体に悪いようなイメージが蔓延しています。しかし、北国の人が好む塩鮭、塩辛、みそ、たくあん などしょっぱいものは体を温める陽性の食べ物です
※塩分が高い食品は体を温める「究極の陽性食物」です
「塩分を摂ると血圧が上がる」「塩はとにかく体に悪い」塩分は悪者と沢山の人が思いこんでいませんか。ここでいう「塩分」とは化学的に合成された食塩のこと
食塩=塩化ナトリウム 塩素(cl-)とナトリウム(Na+)の合成物です
この塩分を摂ると血液中にナトリウムが増えます、ナトリウムは吸湿性があるため、沢山の水分を引き込みます、結果的に血液量が多くなり、その血液を送り出す心臓の負担が増し、血圧が上昇するのです。。。これが人工塩の悪さです
ミネラルを沢山含んだ天然塩なら、高血圧や脳卒中を心配する必要はありません
自然塩には微量ながら、体が必要とする約100種類のミネラルが含まれているので陰性体質の人は積極的に摂っていいのです(陰性体質=冷え性の人)
色白でやせた人や、色白でぽっちゃりした人が天然塩を摂っても血圧は上がらずかえって「引き締めの作用」で水太りが解消される利点もあります
危険 人工食塩=化学生成の塩化ナトリウム(精製塩)
安心 自然塩=ミネラル豊富な海の塩(天然塩)
旧厚生省の調査で東北地方の人に高血圧が多く、脳卒中になる人が多いことが分かった。
これ以降、高血圧が塩分の摂りすぎかのように言われるが、塩分量を減らしても高血圧患者が減っていない。高血圧が招く脳出血は減っているが、他の要因も見逃せない。
塩分制限とともに増加傾向の病気は脳梗塞!!!徐々に増えだしている
血栓ができるのは体が冷えて血液循環が悪くなり、血液がドロドロになっているためです
これが冷えの病気の代表格です
他にも、ガン、心筋梗塞、糖尿病といった「冷えの病気」は増加傾向です
皮肉な問題です
運動、労働、入浴などで発汗、利尿を促し塩分を体外に排泄することを条件にすれば、欲しているときは塩分を摂るべきなのです