2012.08.02 更新
 今、飽食が当たり前の世の中になって無駄な食物を作り過ぎて廃棄している現状は正常でしょうか
コンビニの鮮度管理は異常すぎるほど異常と思います、消費者が原因も多分にありますし欠品が許されない至上命令で発注をするがその日の天候や諸事情によって売れ残りが出てしまう、家庭でも同じこと
美味しいものは確かに売れ行きが上がります、なぜなら味が濃いからです、油脂(油類)をふんだんに使うから美味しく感じるのです、さらに調味料で誤魔化している、油を使った料理は味覚を誤魔化せるので家庭ではその消費量が増えた

何でも「有り」の世の中になって所得も昔とは段違いに良くなり、買いたいものが何でも買えるようになり、食品も不自由しなくなってしまった、巷になんでもかんでも物があふれかえっている、空腹を訴える子供を見かけなくなったし大人もいつでも好きな時に手の届くコンビニがある

その結果が栄養事情過多のメタボリック症候群の大人も子供も群衆化してしまっている
「高脂血症」「高血糖」「高血圧」・・・これがメタボの状況で医者通い、メタボと診断されてそれらに処方される投薬を飲む、その結果治りもしないのに一生薬を手放せなくなる、これが現実です

コレステロールの高い食事ばかり摂り続けると「ガン」「脳梗塞(脳卒中)」「心筋梗塞」という日本の三大疾患に至ってしまう

とは飢餓状態を継続することではない
飽食の現状を顧みて反省し、腹八分腹六分にすることで生命維持機能を活性化させる、満腹を続けるとこの生命維持機能は全く機能しなくなり退化していく


生命力遺伝子には飢餓遺伝子、繁殖遺伝子、免疫遺伝子、修復遺伝子、延命(長寿)遺伝子=サーチュイン遺伝子、これらの遺伝子は飢餓状態の時にしか発現しない

最近発見された延命遺伝子はあらゆる動物実験の結果 食事の量を4割減らすと寿命が1.5倍に延びることが証明された、食事の量を減らした方が表情も活き活きとして毛並みも良く外観が若く美しくなる

我が家のペット犬の話だがキャバリヤ犬種の雄、13歳でもうヨボヨボヨタヨタ 小型犬に好発する僧坊弁膜症で一時は駄目かと思ったが
何とか生きている、ある時気がついたのだが皮膚湿疹で全身がフケ状態 そこで食事を替えました
 雑穀米に野菜と魚の粉末を混ぜて作るヘルシーメニュー そして与える食事量を激減させたところ1ヶ月ほど過ぎた頃湿疹が大変良くなりだして、2ヶ月後には見違えるほど健康的になりました 飢餓の状態にしてあげると
その少ない食餌から最大限栄養を摂取しようと働くのか これが飢餓遺伝子や修復遺伝子の働きなのでしょう



「健康の秘訣は何でしょうか」という質問にあなたならなんと答えますか

「十分な栄養を摂ること」と言う人が大半の筈です 「睡眠を充分とる」や「くよくよしない生き方」などもそうかも知れない
 十分な栄養を与えた他の生き物、植物でも動物でも命ある生き物は大きく成長します
 しかし楽をして成長するために病気に弱かったり食味に劣ります ストレスを与えて育てた動植物は病気にも強く健康的で味もしっかりしたものに成長します

要するに
適度な飢餓の状態を継続して与えると子孫を残そうとして生物は活発になる
生き物の種別に例外はない 延命遺伝子が働くのだ


日本の食事はあきれるほど栄養価が高くいつでも満腹になれる環境にありそこに暮らす私たちは何も疑いを持たずにこの恵まれた状況が理想と勘違いしている
 現に少子化が甚だしい しかし文明途上以下の国は人工が非常に多い これは延命遺伝子が働かない先進国と後進国の大きな差である 飢餓状態にある国は出生率が非常に高いのです
今後も現代人類がこのままの生活を続ける中で科学の力で出生率は上がらない  子供のほしい人はこのことを踏まえ空腹な生活を選択するといい
飢えや寒さの状態に置かれないと生命(延命)遺伝子は活性化されない


飽食では病気になりやすく、出生率も上がらない上に免疫が自己の体を攻撃するという悲しい事態になる
現代日本は飢えで死ぬことは殆どなくなったが、その代わり栄養過多、飽食で病気が蔓延するようになったのではないか
グルメ思考が更に拍車をかけている、これは欲の一つ【食欲】という動物的本能というパンドラの箱を開けてしまったのです
人類の歴史は過去17万年も前にさかのぼり現在に至るまで飢えと寒さに耐えてきました、ですから飢えと寒さには強くその状態である時生命力遺伝子は活発になり少ないエネルギーで生きていけます

しかし先進国は僅か20〜30年の間に急激に飽食の状態を経験してしまい飢餓で働く有利な遺伝子が作用しなくなるという状態になってしまった

この機能を取り戻すにはもう一度万年単位の厳しい環境にさらさないと取り戻せない
満腹が無害の働きに適応するにも万年単位で体験しないと獲得できない適応力です、現代人は飽食には直ぐに適応できないのです
飽食がもたらした病気は糖尿病です、糖尿病は人類が進化しているという証でもあるわけです


ではどうしたら健康的に過ごせるのか

健康的になるためにダイエットという方法があります しかしこれは絶対長続きしない方法であると私自身も体験したから分かる
大体がカロリーだのかんのと面倒すぎるし食の楽しみが全く剥奪される状態を苦痛とともに実践しなければならない 美味しいはずの食餌が数値に換算された「カロリー」では味気ない生活である

ではどうすれば美味しいと感じる食餌を毎食味わえるか・・・・・
普段食べている食事の摂取量を減らすのだが、普段食べている食事内容が「ジャンクフード」であってはいけないことは強く言いたい 出来れば玄米菜食 せめて雑穀ご飯に変えてほしいものです

最低限今までの6割位に減らす、腹6分にするわけだ、本当は慣れてきたらもっと減らしていい
医師である「南雲吉則」先生は乳房専門クリニックを開業、夜の食事以外は食べないと言う、一日一食というわけだがこの工夫も凄い 写真での拝見でしかないが1955年生まれの同じ歳なのだがとても若若しい ちょっと負けたって感じである

簡単に腹8分や腹6分などといっても実現できるものではないが器(食器)を小さい物にすればいとも簡単に実行できる
すべての容器、器を小さい物にするのだ、新たに小さい食器を探しに行っても良いし昔使っていた子供達の小さな食器が良い
キャラクターの付いた食器で大の大人が食事する光景は微笑ましく笑えてしまうだろう これで摂取カロリーは意識しなくても少なくなっている

何を食べても良い訳だがなるべく一汁一菜を心がけ そんな頑張っている自分にご褒美を与えることも長続きの秘訣である 工夫してみることです

            

人間の恐るべしは、環境に順応する力が大きい そのうち胃が小さくしぼみ満腹感を得るようになる しかし最初は本当に腹が減るのだ 苦しい
それまでの胃袋は飽食で拡張し伸びていたから少量では満腹感を得られない、しかし間違いなく元の大きさに縮む それまで少しだけ辛抱だがそれも辛抱できないのであれば 器を一段階ずつ小さくしていって見てはどうだろう(実は私も息子が保育所に通っていた頃のお茶碗を使っている)

お腹がすいた時ついつい甘いお菓子を食べてしまうことが多いと思うがこれは逆効果で、糖分を分解するためにインスリンが分泌され血糖値が下がってかえってお腹がすいてしまいます 少量であっても同じことです
甘くない全粒粉で出来たようなものや少量の果物ならお勧めである

朝飯は起き駆けに食べては駄目、食べなくたっていいのだ 夜中睡眠中は断食をやっているのと同じ
断食の後に鱈腹胃の中にものを入れてしますと体のダメージが大きすぎる 食べなく立って死なない 少量にしてほしい

昼飯も食べなくたって死なない、食べても少量にした方が良い、あまり食べると必ず眠くなる 15分位仮眠(昼寝)がとれるなら少量食べてもよしとする 30分もそれ以上も寝てしまうのは逆効果で余計にだるくなって体調が悪くなる

さて晩飯だ
晩飯は一日のご褒美として精神的にも満たされるものであってほしい、しかし大食いは絶対禁物である
ゆっくり時間をかけて楽しみながら口に運ぶ、家族で会話を楽しみながらゆっくりと食べよう
そうすれば大食いにならない

腹の空いている状態こそが一番脳味噌が元気に活発に効率よく働いている
その事実を知る人は少ない

(成長期にある子供や閉経前の女性など、血糖値の下がりやすい人は要注意 むやみに空腹を推奨出来ません、三食きちんと食べることが必要ですがその量に注意し一汁一菜がお勧め)

一日一食が可能な人は何を食べてもどれだけ食べてもいいと南雲先生は言っている、詳しくはこの先生の著書を参考にしてほしい

野菜中心の食事にこそ健康が隠れている、玄米菜食主義(発芽玄米の作り方はその他の項目にあり)に移行すれば巷で非常に多いガン死は極端に減る
  早い話が野菜以外のジャンクフードの食べ過ぎなのである 日本人の健康は肉食に偏った食生活には見あたらない
 欧米化してしまった食生活(肉、乳製品、牛乳、卵 又それらの加工費品、油脂)の見直しをしなければ健康的な一生は保証されない すべては自己責任以外にない

動物食の多い人は顔を見ると直ぐ分かる、脂性で穏やかな顔立ちではない、加齢と共に顔の輪郭や作りが崩れてくる  反対に草食系の食餌を摂っている人は穏やかで優しい顔立ちですっきりしている 他の肉食動物や肉食昆虫や鳥を見ても鋭い顔をしている 草食系は優しい顔をしている 確かめてみるとなるほどと思うはずだ

ガン死に関しては「健康診断 ガン検診の罠」も是非参考にしたい
ガンという病名は日本国民の積極的な集団検診や個人検診、ガン検診、健康診断の結果から増え続けている ガンがないことを証明するために受けたはずの検診でガンの細胞を発見されてしまい心の準備が出来ていないところにガン治療を開始されて三大療法にいたり結局寿命を極端に縮めてしまう
想像を絶する結末が待っていることなど検診に並ぶ人は知るよしもない「ご愁傷様と言わざるを得ない」
  健康診断、ガン検診、人間ドックは絶対やってはならない(編集予定)

動物食中心の食餌から脱却するとともに動物性タンパク質などを補給するには海に沢山いる魚介類がいい
人類をさかのぼっていけば海で誕生した魚に辿り着きます、私たちの体を構成する栄養素が同じ比率で含まれている 小魚をまるまる一匹全部を食する様にすれば栄養素の偏りも少ない 他にも海藻類など
一物全体を摂る習慣を身につけたい、野菜も捨てるところを無くし全体をいただく



日本の三大疾病である「ガン、脳卒中、心筋梗塞」はコレステロールの摂りすぎが原因なのだからこれ以上欧米化の食餌から離れることです「マクガバン レポート参照

些細なことや健康診断などで医療にかからないことが重要だが、日本人は特に病院(医者)を崇拝していしまっている 医者が治してくれると教え込まれている一種の洗脳

 ある国では予防医学を率先している国民もある 予防信仰であり病気にならないための予防を重視する
 病院に行けば必ず病名が付いてしまう、行かなければ病名がないのだから健康ということだ 安易に受診すると重大な病名を付けられてクスリを処方されその副作用で次々にクスリの種類が増え抜け出せなくなり結局医療の犠牲になってします

要は病気にならない生き方食生活を見直し最小限の食餌にすれば医者にかかることもなくなる 怪我は別問題で自己の責任、病気も最終的には自己責任の範疇です
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さて若干横道にそれた感がありますが
最近はあまりお腹が鳴る経験が少ないと思います、常に満足な腹具合だからです
お腹がすくと「グー ググーッ」と鳴ることがあるはずです
あまりにも空腹状態になると「小腸」は消化ホルモンを出して胃の蠕動運動を促します
この時放出されるホルモンを「モチリン」といいこの作用で「空腹期収縮」状態になり小腸が胃に食べ物を催促する この時の音が「グー」なのだ

それでも小腸に食べ物が入ってこないと胃は「グレリン」と言うホルモンを胃粘膜から分泌し、視床下部に早く食餌しなさいと催促する、と同時に下垂体に成長ホルモンを出しなさいと催促する このホルモンは別名「若返りホルモン」という この若返りホルモンでどんどん若返るのだ

「グー」と鳴っているとき延命遺伝子(長寿遺伝子)が働き出します お腹が鳴らないとこの遺伝子が働かないので常に満たされた腹具合では老いる道のりを脇目もふらずに進んでいる状態です このページの最初の方に書いたサーチュインが体の修復をしてくてる

体は優先的に燃焼に使用するのは筋肉内の糖である「グリコーゲン」でお腹がすいて食べるとインスリンが分泌され食べたものが内臓脂肪になってしまう この繰り返しが今注目のメタボなのです
中途半端に減食しても内臓脂肪は減らない 自分で可能な限り「グー」と鳴るまで食事量を減らさないと奇跡のホルモンは分泌されない 「アデポネクチン」と言うホルモンが血管内を掃除してくれる 血管が綺麗になると若返ることに繋がる デブの人はこのホルモンは殆ど働かずに動脈硬化に成りやすいと言うわけです

具体的には「南雲先生」の著書を参考にされたい

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病気になってしまったら
どんな動物でも病気の時食餌を摂らなければ回復は最大限に働く
大怪我でもない限り病院に行ってはいけない 行けば薬漬け、検査漬けが待っている
 病院(医療)は獲物(患者)の来るのを待っている さらに入院などした日には不味い飯が3食待っている

これでは回復が遅くなって自己治癒の働きが阻害されてしまう
何も食べずに動かず寝ていれば必ず自然治癒力が増して早く回復する、生体はそのような仕組みが備わっている、生体の治癒力・免疫力・排毒力は飛躍的に上向きにはねあがる


病気でなくても病気でも3食決まった時間に食餌をする習慣は見直した方が良い
腹が減ったら少量頂く、腹も減っていないのに時間だからと言って食べない
健康や肉体的若返りは
    空腹である状態を最優先にする



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