まずは口内を清潔にする日頃の生活、食事は玄米菜食に心がける、体温を上げる、毎日汗を流す、その他の項目で奨めている【その食事】を実行する (その他の項目閲覧はパスワードが必要)
ああだこうだと言うあなたのその知識が邪魔をする、素直に単細胞になって「やってみる」 これだけ
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さてここまではこの糖尿病という病気になった場合その対症療法的な見地から記述してきましたが実はなぜ糖尿病になるのでしょうか
私たち人類を含め地上の生物はすべて生きる力を悠久の時を経て獲得してきました
寒さの厳しい時はその寒さから身を守る為に体毛が発達しましたが知恵ある人類は防寒という方法を知った時から毛皮をまとったりして
適応してきました そして何万年も適応を繰り返す内に遺伝子も変化していきます これが適応から進んだ
進化です
サバンナで暮らす人類は生きるために、獲物を捕らえるために視覚も聴覚も嗅覚も優れていた筈です
ライオンやその他の動物から逃げるためには脚力も今よりずっと優れていたでしょう
これらの器官ははすべて補食器官といわれるものです 餌を獲得するための補食器官です
糖尿病とはこの補食器官が退化していく状態です 飽食がもたらす退化の現象なのです
厳しい努力もしないで餌(食餌)を簡単にお金を出せば何でも食べられるようになってしまい、餌を探すずば抜けた視力は必要なくなるので
どんどん視力が衰え失明に近づきます・・・・・これを糖尿病性網膜症という
餌を追いかける必要もなくなり他人が持ってきてくれるので足腰が退化する・・・・・これを糖尿病性壊疽という
生物は必要のないものはどんどん退化していく・・・・・これが自然の摂理なのです
飽食がもたらす急激な環境変化に対する適応なのかも知れない
この飽食の今、ひもじい思いもせずに食べ続けるには、その食べたものをいちいち脂肪に変えていては体の方が
追いついていけないので太らない体質になってしまえば好都合になる 糖尿病はこの飽食の環境に順応する
ために食べても太らない体質変化です しかし飽食の人は自然淘汰で地球から姿を消すことになります
だからこの病気の人は死んでいくのです
自分の生活を振り返らないで楽な食習慣、生活リズムの甘えが最大の原因です
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近年明らかになった研究で 脳の一部に「海馬」という部分で神経細胞同士のネットワークである「シナプス」という
細胞が新生していることを突き止めました、しかし自分を甘やかした生活習慣では増えませんが飢えや寒さに晒されると
増えると言うことです 危機に直面した時人類の生命力は活性化する 自分に甘い生活は健康にも見放されると言うことなのですね
飽食の人は必要以上に内臓脂肪が増えてしまい内臓脂肪のかたまりですが、冬眠する生き物はこの内臓脂肪の
お陰で真冬でも脂肪を燃やし続けて春を待ちます
現代は冷暖房が必要以上に効いて暑さや寒さに関係なく食べ続ける人間は常に内蔵脂肪を燃焼させなければならなくなり
デブは一年中汗かきです
閉経後更年期の女性も女性ホルモンバランスが変化し男性ホルモンによって男性化して皮下脂肪から内臓脂肪に移行し内臓脂肪を燃やす状態 それが「カーっと熱くなるのぼせやほてり」状態なのだ
自然界の原理として物が燃焼すれば必ず煤(スス)が出る、内臓脂肪も燃焼することによって体に悪影響を与えている
生きる上で最低限必要な食餌はいいのですが、デブ(肥満体型)や食べても太らないけど必要以上に食べ続ける人はこのススも当然多くなる
このススのことを医学用語では「アディポサイトカイン」といい、体内に進入した外敵を攻撃する役目がある
リンパ球はサイトカインを放出して敵と戦うのだが敵味方の区別ができないサイトカインは
お互いに同士討ちをしてしまい自分自身も傷ついてしまう、内臓脂肪から発生したアディポサイトカインには
善玉と悪玉が存在し、悪玉は血管壁を攻撃し傷ついたところは瘡蓋が出来るように動脈を硬化させたり血栓を
作ったり、善玉はアボディネクチンともいい柔軟な血管を保とうとする 正常ならばこのバランスが保たれるのに
内臓脂肪過多の状態では善玉が減り悪玉がのさばる
メタボや飽食の人が動脈硬化を起こしやすく心臓病や卒中を起こす割合が多いのは内臓脂肪燃焼による悪玉
アディポサイトカインの仕業なのです
寿命を健康で長く延ばしたいなら飽食、食い過ぎを改めるしかないのです
過ぎると言う行為は一つも良いことがない