「プライチェア」  2002. 8.25

 


会社から椅子を貰ってきた。

これは「プライチェア」という名の天童木工の合板の椅子である。やや低重心な感じがするが、横から見た姿はなかなか良い。ネットで調べると、デザインは「乾 三郎」という人。柳宗理の有名なバタフライチェアを実現した天童木工の技術者らしい。技術者のデザインというのが質実剛健な感じがしてイイ。座り心地は自宅で使っている青山の家具蔵で買った椅子と比較するとかなり劣るが、幅広の座面はゆったりしてビデオ見るときなどによさそうである。肘掛けは両方の手を乗せるにはちょっと離れすぎている。

建築雑誌などで殆ど目にすることはないが、この椅子は意外に使えるのではないか。むくむくしただらしのないソファー置く位なら、この椅子を2つ並べた方がよほどスマートである。35cmの座面にあわせて低いテーブルを設えれば、色々活用できそう。

古いから焦げ茶色なのかと思ったら、表面突板はウォールナットのようである。木目もなかなか上品。最近復刻版(定価6万円位)が出ているが仕上げはメープルらしい。復刻版の写真を見る限り、昔のこの椅子の方がずっと良さそうである。