過去の相談  ガルスパンについて

外壁材ガルバについて 投稿者:米野 浩 投稿日:2005/01/18(Tue) 00:33 No.483    
marksikame.gif 米野と申します。カルバリウムの外壁材について教えてください。
現在、建築中で外壁材はアイジー工業のガルバスパンの予定です。
ガルバスパン25の素地とモスグリーンのツートン(上下)で決めておりました。しかしガルバスパン25からモスグリーンが廃盤になるとの連絡を受けました。(以前の書き込みから素地も廃盤になっているのですね・・)ガルバスパン25(厚み25mm)からモスグリーンは無くなったが、ガルバスパン15(厚み15mm)に新色で加わったとの話でした。この厚みの違いで性能的に(断熱性、遮音性等)どう違うかを教えていただけませんでしょうか。モスグリーンが気に入っているのですが、厚みが薄くなると性能的に劣るのではないかという気がして悩んでいます。


Re: 外壁材ガルバについて 飯塚 豊 - 2005/01/18(Tue)  

marksikame.gif アイジー工業のガルスパン、チューオーのセンタースパン、アキレスのガルバリエ、そういったガルバリウム鋼板を基材とした商品の存在は認識していますが、私はあまり使いたいと思ったことはありませんし、廃盤その他は残念ながら良く知りません。

上記材料はすべて断熱材が裏打ちされているため、ある程度の強度、平滑度もあって、大判で施工性は良さそうです。では、なぜ使わないかというと、価格の問題もありますが、スパンドレル本来の凹凸断面を生かした使い方ができないからです。張るだけで、自動的に通気が確保されるというのが、昔ながらのスパンドレルを使う醍醐味で、いつも設計者を悩ます窓下や屋根回りのディテールなども、凹凸を利用して、実にうまく処理することができるのです。

一方、ガルスパン他の材料は、表には形態的な必然性のない装飾としての凹凸がついています。裏側は平坦で、張るだけで通気が確保されるわけではありません。
また、よほどの温暖地でもないかぎり、断熱材は別途確保することになるのですから、2重に断熱して中間に低温部分をつくるのは熱的な見地から見て不合理であり、内部結露の発生を防ごうとすれば、必ず通気層工法にする必要があるのです。外壁材の室内側に裏に外気が入ってくるなら、そもそも断熱性能はいらないということになって、昔ながらのサイデイングでいいじゃないのという結論になるのです。

以上あまり関係のないことを書きましたので、ご質問の件は設計者、施工者、メーカーなりに問い合わせてみてください。


Re: 外壁材ガルバについて 米野 浩 - 2005/01/19(Wed) 23:12 No.485  

marksikame.gif 飯塚さま、アドバイスありがとうございます。
内部結露が発生する問題について、設計者、施工者に相談してみます。
勉強になりました。ありがとうございました。


Re: 外壁材ガルバについて 飯塚 - 2005/01/21(Fri) 15:52 No.486  

marksikame.gif 上で私が書いた内容は、外壁通気というやや消極的な金属外壁の利用法ですが、私が今進めているプロジェクトでは、これをさらに推し進めて、金属板裏の通気層の空気を屋根部で回収し、床下に送り込む計画をしています。いわば、太陽熱を利用した床暖房ですが、これなどは、まさに断熱がないからできる芸当なのです。始めから既製品ありきで考えなければ、色々な可能性があるのですね。