過去の相談   出来合の建材

久々に登場させて頂きます... 投稿者:鈴木啓太 投稿日:2005/02/16(Wed) 23:32 No.502    
marksikame.gif 管理人様、一月の書き込みのお返事ありがとうございました。
管理人様のお言葉を心に留め、もうすぐ確認申請を提出する、練馬区の木造住宅の設計をしてます。
もうすぐ、大学を出て一年になりますが、住宅の実施設計に関わり、学生の頃では考えなかった色々な事を考えられるようになりました。
特に変わったのは既製品への考え方ですね。
学生の頃は既製品がある意味当たり前に感じて、キッチン等のデータをサイトからダウンロードして使っていましたが、最近は自分で図面を少しずつ書くようになって、建築をトータルで設計する楽しさを感じています。
そうした中で一個一個の要素がその建物の持つテーマにどのように溶け込ませていくのか、そしてそれがある空間が人の行動によってどうなるのかと色々考えるようになりました。
まだまだ未熟者ですので、はたから見たら視野がまだまだ狭いと思われてると思いますが、一心に勉強して多くの人に喜んでもらえるように頑張ります。


Re: 久々に登場させて頂き... いいづか - 2005/02/21(Mon) 01:19 No.507  

marksikame.gif なるほど。いい着眼点ですね。

ダウンロードして一丁上がりというのは、キッチンやお風呂に限ったことではありません。ダイケンとか松下電工とかのカタログを見ると、ドア、階段、収納、窓枠、幅木、外壁、屋根、樋、庇、その他ありとあらゆる住宅のパーツが載っていて、最近のつくられる殆どの住宅は、そういう材料を予算に応じてセレクトする、コーディネートするだけでできています。ウレタン塗装のフローリングも、シート貼り建材も、最初だけはきれいですから、あまり意識の高くない建築主の賛同も得られますし、施工に高い技術力が必要とされず、狂わず、かつ安いとくれば、使うなという方が無理というものです。

でも、ほんの少しの美意識があれば、そういう新建材がいかに陳腐で味気ないかということは分かります。「住宅専用建材」を使う限り、ハウスメーカーでも、工務店でも、設計事務所でも、できあがりは大差ありません。

これから建築主となる方は、要望書に「住宅用サッシはまあ仕方ないとしても、それ以外の出来合の住宅用新建材は極力使わないで下さい」などと書いてみるのもいいのではないかと思います。ただし、コストの制約が著しく大きい場合は、新建材を否定すると、工場風の外観になったり、納屋風の内観になったりしますから、そういうのを潔よいと思えない人なら、予算の方を見直すのがたぶん正解ですが。