過去の相談  業者という呼び方

外壁について 投稿者:あい 投稿日:2005/06/06(Mon) 12:38 No.588    
marksikame.gif はじめまして。インターネットで家づくりについて検索していたら、たまたまここのホームページに行き着き、業者の選び方など参考になっております。
外壁についての質問なのですが、私はサイディングの風合いが嫌いで、私の父がラス屋と言うこともあって、家を建てるならラスモルタルの家にしようと思っていたのですが、最近パワーボードという物を知りました。火災保険も安くなって、頑丈な家になるとうたい文句があり、迷います。父親ならば、ラスもひび割れしにくいダブルラスで、防水シートや吹き付け材も一番いい物を原価だけでいいと言ってくれています。それよりもパワーボードの方が、良いものなのでしょうか?それぞれの長所や短所などあれば教えて下さい。


Re: 外壁について いいづか - 2005/06/06(Mon) 23:12 No.590  

marksikame.gif 新しい材料を使うよりも、お父様の長年のノウハウを生かしてつくったほうが間違いなくいいものができると思います。

PS.個人的意見ですが、この業界では「業者」という単語は一般に差別的な意味合いで使われることが多いため、あまり使わない方がいいと思います。〜業を営む者なんだから、業者には違いないですが、アホな小役人に「設計業者」なんていわれると、それだけでやる気が失せ、士気が下がります。
それは工務店だって、下請けの職人さんだって同じだと思います。そういう意味で私は「業者選び」じゃなくて「施工者選び」というように意識して使ってるつもりなんですが、どっかに「業者」って書いてありました?


Re: 外壁について  あい - 2005/06/07(Tue) 10:12 No.591  

marksikame.gif ご注意ありがとうございます。なにげなしに使っていた言葉が差別的な言葉だったであるということを知らないのは、ラス職人の娘として恥ずべきことだと思いました。これから気をつけます。

工務店さんによっては、家の10年保証がきかなくなるから、たとえ父親でも他から入れることは出来ないといわれた所もあるので、父親にラスを貼らしてもらえる工務店さんなどをぼちぼちと探していきたいと思います。短気でいかつい、すぐどなる父やから、もめ事にならないか心配ですが、父はやる気満々やし、私も若いころあんまり家に帰らんで心配かけたから、家作りを通じて親子の絆を深めれればいいなと思います。
ありがとうございました。


Re: 外壁について いいづか - 2005/06/07(Tue) 22:24 No.594  

marksikame.gif 関西圏の工務店は良く知りませんが、「マスター工務店」に登録してるところなどをあたってみるのもいいかもしれませんね。
http://www.master-builders.ne.jp/
(ただ、ちょっとみたところ関西圏はOMの工務店ばっかりみたいなんでちょっと寂しいですが。)


「業者」表記 川崎H邸主人 - 2005/06/08(Wed) 01:31 No.5954  

marksikame.gif 「業者という言い方は、今、タブーのようです。

自分の仕事も含めて、「工事会社」と表記してます。

ただ、ここ何年かの通例で「業者」扱いし、「シマッタ!」と思うこと多いです。
(少しづつ変えていきたいです)


Re: 外壁について いいづか - 2005/06/08(Wed) 19:11 No.596  

marksikame.gif http://daiken.jp/pro/index.html
↑ここなんて「業者様」(笑)なんて書いてますよ。尊敬してんだか、馬鹿にしてんだか。

PS.H邸ご主人、TOPページの一番目立つとこにリンク張っておきました。


Re: 外壁について 鎌倉Y邸主人 - 2005/06/08(Wed) 21:51 No.597  

marksikame.gif 本題からそれるのもBBSの面白さと思いますので参入させてください。

H邸ご主人のブログでのコメントで「業者」連発し、反省しています。まあ、「悪徳業者」という意味を込めた限定的使用ということでお目こぼしを。ただ、言葉のニュアンスは、前後の文脈や使用背景でも変わってくるので、字づらだけで杓子定規に○×を決めてしまうのもどうかと思います。(小学生が「選手になりたい」というのとナベツネが「たかが選手が」というのでは正反対ですよね。)現在、マスメディアでは「盲滅法」「片手落ち」「女中」などの使用は、他人を不快にさせない場面(「娘に盲目的愛情を注ぐ」とか)でも言葉狩りの対象になります。新聞社では「女中」は「仲居」と直すそうですが、本来は関西の「仲居」=関東の「女中」なので、表現者が言葉と文化を殺していることになります。「言い換え辞典」なんてものを見ると、「後進国→発展途上国」「裏日本→本州日本海側」「レントゲン技師→放射線技師」「父兄→父母」「子供→子ども」「障害者→障がい者」などと機械的な変換を教えてくれるのですが、結果思考停止状態に陥って、本質的な問題から目を背けることになりがちです。思うに、「業者」も時代でニュアンスが変わってきたのではないでしょうか。私は、ある仕事のプロフェッショナルをさす普通のことばとして「いい仕事をする業者」というように使うこともありますが、考えてみれば「業者まかせ」「出入り業者」的な使い方をすることのほうが多い気がします。自分も「業者」を、言われたほうが不快になる言葉(ここがポイントと思います)にしてしまった一人なのかもしれません。いずれにしても、今後は安易な使用には注意します。個人的には「職人」はとても好きな言葉なのですが、これもそのうち差別用語になってしまうのではないかと危惧しています。「○○屋」もしばしばタブーとされますが、そう言われることに誇りを持っているひとも多いと思うのです。


話はそれますが いいづか - 2005/06/10(Fri) 19:00 No.598  

marksikame.gif なるほど。さすが言葉のプロ。勉強になります。

私もY邸御主人が言うように、枕詞として「悪徳」がつくような相手には「業者」という言葉を使ってます。御主人の文章を読みながら考えたんですが「業者」という言葉は、何となく「信頼していない相手」「騙されそうな相手」に対して使ってませんかね。分かりやすいとこでいうと、「不動産業者」とか。

「業者」という言葉を使うかどうかはともかくとして、この信頼しているかどうか、相手が信頼するに足る相手かどうか、という問題が極めて重要なのかなと思います。そもそも、業者としか呼べない相手には依頼しないのが良いのです。選んでおいて業者扱いするのは本末転倒ですが、世の中の家づくりの現場では、そういうことがすごく多いのだろうと想像します。

不勉強だから依頼先を決める力がない。相手を見下して、信用しない。多少信頼したとしても所詮、比較の対象としかみていない。信用していないから分からないことはよそで聞く(このBBSで質問されるみなさんご注意を)。金額についてもふっかけていると思っているので、理由もなく値切る(欠陥の可能性が増すことも考えず)。こういう不信感に基づく家づくりは、疲労するだけで全然楽しくないのですね。

一方、Y邸ご主人などをみていると、その全く正反対で、礼儀正しい関西人(笑、言葉狩りの対象か?)というようなキャラクターが家づくりにおいて見事に成功していると思うんです。よく調べているので依頼先を決める力がある。相手を信頼してるので基本的に謙虚。だけど言いたいことははっきりいう。探求心旺盛。分からないことは遠慮なく依頼先に聞く。最後の最後までねばる。依頼先はこき使う(笑)が、自分がめちゃくちゃいそがしい時でも協力を惜しまない(いつも恐縮です)。・・・などなど。そして家づくりのプロセス自体を思いっきり楽しんでいるわけです。

前者、不信感一杯の空威張り御施主様の建てる家と、後者、依頼先を信じて協力して進める謙虚優良建主の建てる家を比較したら、多分一見して違いが分かると思います。やっぱり依頼先は業者と呼ぶのがためらわれるような、ちゃんと信用できるところを選んでほしいのです。飯塚は「業者」問題を通じて、そんなことを伝えたかったのでした。