過去の相談  RC半地下室の断熱

RCの断熱方法 Name:koraro Date:2006/04/24(Mon) 11:36 No.926    
marksikame.gif はじめまして、kotaroと申します。
RCの断熱方法についてお尋ねしたいのですが。

敷地形状が北側道路で宅盤が3m程度高い雛壇となっております。
その宅盤を道路レベルまで掘削し、三方を土と接する地下室(南側については全面ドライエリアを設けます)とし、そのまま2FまでRCで立ち上げる計画をしています。
基本的には外断熱で考えているのですが。土と接している部分については、外断熱では土圧が直接断熱材に掛かり難しいのかな??と思っております。
RCは躯体に水分が含んでいるため、ある程度の期間は断熱材や内装をを張らずに放置できればよいのですが、長期の借家住まいも経済的に厳しいものがあります。
また、RCマンションなどは竣工後すぐ入居のケースがほとんどでしょうが、やはり後日結露などに悩まされている方は多いのでしょうか?
断熱方法、断熱材及び内装の施工時期について、よきアドバイスをお願い致します。


Re: RCの断熱方法 森山 - 2006/04/26(Wed) 01:46 No.928  

marksikame.gif はじめましてkoraro様
得意のジャンルでしたので寄り道ついでにお答えしてみます。
地下躯体に断熱・・の件ですが 以前こんな状況の土地でRCマンションをやりました。↓
http://www.ars-nova.co.jp/project/project3/hatano/project3-hata2.htm
で、断熱性の確保はウレタンフォームを吹いたのですが、それだけでなく、湿気対策で内装側で羊毛断熱材を使用しました。↓
http://www.ars-nova.co.jp/works3/kowa/works3-kowa1.htm
羊毛断熱材は湿気を吸って保持する。湿気側から乾燥側へ送る性質があるみたい?で、結果として最も悪条件の部屋でも結露ほとんどなかったです。尚かつ面白かったのは、このマンション当然下から作っていきましたが、上階の内装が始まるまで羊毛断熱材を地下駐車スペースで保管していたんですね、するとなんと地下室がえらい乾燥してくるではありませんか、、という話を現場の人から聞きました。
この断熱材については僕ら最初期から応援してましたので、もし必要ならご相談ください。直接入手もできますよ
http://www.kentiku-web.com/company/mokuhouse/mokuhouse1.htm

断熱問題全般については、いいづかさんの方がお詳しいと思います。
それではいいづかさんどうぞ


Re: RCの断熱方法 いいづか - 2006/04/26(Wed) 21:37 No.929  

marksikame.gif 森山さんありがとうございます。きれいな材料だから、透明な壁でサーモウール使ったら楽しそう。調湿性、吸音性も含めて、多機能に使いたい材料ですね。チャンスがあれば使ってみます。

さて、このケースでは、@地下部分の外からの水、ARC躯体内部の水、B結露水、と3種類の水の対策を考えなくてはなりませんが、2方土で埋まっていて、2方が開放ということは、砂利や、ヘチマロン的排水材で躯体に直接水がささない関係をつくり、@を対策、ABは、長期間放置できないなら、「断熱モルタル」と呼ばれる、超軽量モルタルで断熱するなんていうのが一番確実なんじゃないでしょうかね。最近、意外に断熱性能いい商品(熱伝導率0.05kcal/m・h・℃だとか。かなり怪しいですが)もあって、色々使えそうな感じ。

結局、こういう普通じゃないケースでは、少なくとも、まず、良い施工者探すことが先決かと思います。そして、山留め工事などを含めて、施工者が責任持てる形でやるべきなんでしょうね。


Re: RCの断熱方法 koraro - 2006/04/28(Fri) 09:29 No.930  

marksikame.gif 森山さん、いいづかさん、Resありがとうございます。

森山さんの言っていた羊毛断熱材のことを、壁にファーみたいな毛が貼り付いているのかな??なんて思っていました。違っていたんですね。ちょっと残念…???
断熱モルタルという商品もあるんですね。これは外断熱材と考えてよいのでしょうか?
地下室は山留を外型枠として使用するつもりですので、やはりこの部分には断熱モルタルを含む外断熱の使用は難しいのでしょうか?

もうひとつ教えていただきたいことがあるのですが。
地下の基礎形状なのですが、RCで築造するため底版スラブを直接床として使用してもよいのですが、ちょっと湿気が気になります。
湿気対策として木造のように基礎底版と床とを束を使って空間を作った方がよいのでしょうか?

よろしくお願い致します。


Re: RCの断熱方法 koraro - 2006/04/28(Fri) 17:28 No.931  

marksikame.gif たびたびの質問申し訳ありません。
いろいろ考えていると様々な疑問点が生じてしまって…

地下室の防水の件ですが、計画地が山のてっぺんで地下室の床付け面以上に地下水は存在しません。
そのような場合であっても土と接する部分に防水処理を施すべきなのでしょうか?
また前述したとおり、山留を外型枠とした場合、防水、外断熱処理はできるのでしょうか?

申し訳ありませんがよろしくお願い致します。


Re: RCの断熱方法 いいづか - 2006/04/30(Sun) 14:04 No.932  

marksikame.gif 断熱モルタルは内断熱のイメージです。地下の断熱、内がいいか外がいいかは http://www8.plala.or.jp/yutaka-i/frame/kakobbs-3.htmなどみてください。

思うに、専門用語を自由に使われているようなので、かなりの情報を収集されている方とお見受け致します。もしkotaroさんが専門家で、WEBで匿名で手っ取り早く同業者から情報を入手されようしているんだとすれば、それはちょっと別の意味で問題ですが、もし、一般の方で、用語を含めて、ここまで情報を提供できる設計者、施工者をパートナーとして選んでいるということなら、新しいことなど一切しなくていいから、責任を取る立場のそれらの人達が保証できる、もっとも確実な方法で施工するのが間違いがないと思いますよ。


Re: RCの断熱方法 koraro - 2006/05/01(Mon) 09:34 No.933  

marksikame.gif いいづかさんおはようございます。
なかなか手厳しい??お話しを頂きました。
実は私は土木の設計を生業としております。
したがいまして、構造的なものや、用語はある程度理解はしているのですが、湿気対策や断熱方法などははっきり言ってチンプンカンプンでして…
土木は主にオープンな構造物ですから。

いずれは、設計者や施工者を決めていかなければならないのですが、ある程度自分で青写真を引き、2者に対して対等な知識で物事を進めて行きたいと思っております。
「これがいいですよ」「はいそうですか」的な言いなりな関係でいたくないものですから。
また、よい業者を選択するにしても、業者の知識の有無も判断できないので。

そのようなわけで、ちょっと突っ込んだような質問となってしまった次第です。
これに懲りずに、相談に乗ってやって下さい。

RRe: RCの断熱方法 いいづか - 2006/05/01(Mon) 22:01 No.934  

marksikame.gif あらら。自分で調べる前にWEBで聞く、設計事務所の若手所員さんだと思ってたので、かなり見当違いのこと書いてましたね。すいません。種明かししていただいて、とりあえず安心しました。

困ったことに、建築と土木の間にも、一般建築と木造住宅の間にも、深い深ーい溝があります。個別の断熱問題はしびれますが、kotaroさんのこのケースの場合、「土木と建築の融合といったテーマで、トンネル型住居を検討しているがどうか」(意味不明)、というような妄想系のご質問なら歓迎ですよ。私の場合、はじめてやったのが、歩道橋の設計ですし、その後も建築と土木の狭間のような都市土木的な仕事を、土木コンサルと一緒にやったりしたこともあるので、回答者としても適任です(もちろん設計者としても。笑)。

施工者は、SAREX http://www.sarex.or.jp/ や、マスター工務店 http://www.master-builders.ne.jp/ に加盟する工務店から探すというのが、まずは定石かと思います。


無題 Name:koraro Date:2006/05/08(Mon) 17:37 No.935  

marksikame.gif いいづかさん、こんにちは。
建築と土木との妄想系コラボですか。
よく分からないけど、面白そうではありますね。

僕は土木でも下水道を得意としており、推進工法(モグラが穴を掘るイメージかな?)や立坑(山留)なんかをよくやっています。
本当に土相手の仕事なんで、地盤・土質なんかは詳しいと思っています。
建築関係でお役に立てるとすると、地盤改良や杭関係でしょうか。
このような質問があれば分かる範囲でお答えいたしますよ。


Re: 無題 いいづか - 2006/05/10(Wed) 23:23 No.936  

marksikame.gif 推進や立坑ですか。随分大がかりですね。核シェルターには使えそうですが(笑)。第一案:立坑の技術で地下を円筒形に掘り下げて、上に茅葺きの屋根をかぶせた、現代の縄文式住居(笑)。

ところで、円筒形の山留めで思い出しましたが、「上海環球金融中心 http://www.mori.co.jp/projects/shanghai/」の地下工事では、コファダムと称する、直径100mの円筒形の連壁をつくって後でダイナマイトで爆破するというワイルドな工事したらしいですよ。

>このような質問があれば分かる範囲でお答えいたしますよ。>ありがとうございます。よろしくお願いします。

住宅の地盤改良や杭は今、問題だらけなんです。まず、保証会社も地盤会社も、絶対安全な地盤にしか保証を出さない(=少しでも危険があれば地盤改良しないと保証しない)という感じで、疑わしければまず改良というおかしな状況になっています。住まい手の立場としては、危険があるから保証をつけたい訳で、危険がないなら保証などいらないのですが。でも、「杭打っておけば安心だから」と言う風に、世の中の建築主さんには割と肯定される傾向があり、このアホな状況は当分変わりそうにありません。

また、地盤会社の場合は、自社の検査で自社の改良工法でないと保証しませんから、検査自体、意図的に悪いデータが出るように加工してんじゃないのと疑いたくもなります。SS試験みてると、試験者は必ず後で杭打ち機が転回できるかどうかとかチェックしてますし(笑)。そもそもSS試験なんて・・・という話もありますが。

建築主のみなさんへ:一応、性能保証機構はSS試験の考察が不服だったときの相談できる専門家を指定しているので、疑わしいときは相談した方が良いと思います。性能保証機構を利用する場合は低料金で利用できます。