過去の相談  ALC住宅の断熱

鉄骨ALC住宅の断熱? 投稿者:大阪のおっさん 投稿日:2004/01/05(Mon) 21:41 No.289    
marksikame.gif 初めまして。現在、鉄骨ALC住宅を計画中です。3階建で1階の半分がピロティ車庫の2世帯住宅です。過去の相談で「断熱改修工事について」を読んで不安になりました。外壁、床共に断熱材は無いようです。屋根はグラスウールを使うそうです。広くて安くて丈夫に作って欲しいとお願いしたのです。快適にといい忘れました。一度、プランを練り直すべきでしょうか?


Re: 鉄骨ALC住宅の断熱? いいづか - 2004/01/08(Thu) 10:58 No.291  

marksikame.gif こんにちは。この過去ログで言い尽くされている感じですが、3階の屋根と、外気と接する駐車場上部の床の断熱は要点です。断熱だけでなく、どんな構成になっているかも重要です。そのあたりの所から、再度施工者に確認するのがよいでしょうね。


Re: 鉄骨ALC住宅の断熱の・.. 大阪のおっさん - 2004/01/09(Fri) 05:37 No.293  

marksikame.gif いいずか様、返信ありがとうございます。計画中のプランですので、予算を横にらみで多少のことは出来そうです?*屋根はデッキプレートにRC打込みで内側天井にグラスウールを敷き込むそうです(400Kg/uの構造強度で土壌厚25cmの全面屋上緑化を予定しています・コスモス畑にします)床はデッキプレートにRCの打ち込み13cm程度+浮き床でベニヤにフローリング:壁はALC100mmにPBのGL接着・塩ビクロスの構成です*屋根は断熱防水の選択も有りますが、土壌の湿気がポリスチレン断熱材に悪影響を与えませんか?床は構造外部に透湿性がありません、この場合内部に繊維系の断熱をするのは良くない気がします。外部は耐火被覆のロックウール吹付けが在ります。壁は外側に吹付けタイル等の仕上げがあり透湿性が有りません、木下地に代えて内部にグラスウールを入れるのは、過去ログで少し触れておられた問題がやはり有りますか?*大阪市内ですので、完全武装の断熱気密は要求しません、今から建るならどの程度の断熱法を考えれば良いでしょうか?*サッシ類はすべてペアガラスにしました*


Re: 鉄骨ALC住宅の断熱? いいづか - 2004/01/10(Sat) 18:42 No.294  

marksikame.gif まず同じ質問を施工者にぶつけてみて下さい。話はその回答が出てからにしませんか?

思うに、こういう「仕様」を決める作業というのは、間取りを決めたり、デザインを決めたりするのと全く同じで、「設計」の重要な一部です。トラブルの原因となることですから、間取りやデザインより大事という言い方もできます。簡単に考えていらっしゃるかもしれませんが、無料のBBSできいて済ますような話では当然ありません。こういうことに対して建築主が無自覚だと、トラブルは非常に発生しやすくなると思います。

大阪のおっさんは、幸い、かなり鋭いところをついた、様々なことを疑問にもたれている訳です。設計施工者にはちゃんと材料の仕様や、選定理由を論理的に説明する義務があります。防火耐火に必要な、法的な条件とか、コスモス畑に必要な土壌厚とか、本当にALCがよいのかとか、ALCに相応しい塗装材とか、最適な屋根断熱の方法とか(天井断熱とした際の天井裏換気の方法を含む)とか、その他一連全部整理してもらって下さい。


Re:工務店との話 大阪のおっさん - 2004/01/11(Sun) 12:55 No.295  

marksikame.gif 現時点では「予算・構造などラフプランの段階です」ベースのプランは無断熱に近いです。これで普通らしいのです。じゃあそれで良いとも思ったのですが、「過去の相談」を拝見して心配になりました。ALCは暖かいと聞いてたのに以外でした。「結露の話」も読みました。考えなく繊維系の断熱材を使えばより悪くなる場合もあり、我が家の屋上断熱の方法がまさにそれでした。工務店の断熱や結露対策への認識は、立ち遅れているのでは?と感じたしだいです。北関東と関西の違いもありますが、どれ位の断熱施工を選択すべきですか? *普通に建ててくれと言えば、無断熱で出来上がる土地柄です。


Re: くちばしを突っ込むよ... 通り掛かりの設計士 - 2004/01/12(Mon) 01:27 No.296  

marksikame.gif 大阪のおっさんが疑問を持ってらっしゃる部分は、普通に自社で設計(間取りと構造程度)施工一体業者の一般的な工事フォロー範囲を超えているような気がしないでもないです。
その会社に大阪のおっさんの仕事担当の設計士さんはいないのでしょうか?
また、いらっしゃったとしても屋上に土壌を上げて植物を生やす・・となると、有名建築家や大学教授など、じぶんちで実験的にやっているものが建築雑誌では面白おかしく採り上げてあるのをよく見ますが、実際のところ設計上、工事上、メンテナンス上も完全なものを作るのは難しく、普通に家や工場などを淡々と作られてきた生真面目な工事会社の方には荷が重いかもしれませんよ
設計と施工を別々と考えて、キチンと設計依頼を受けられる設計事務所でないと、そこまでの内容説明は無理かもしれませんし、設計を詳細に詰めるということも難しいかもしれません。
そうなると、当然別途設計費用もかかってくるでしょう。
もし、今回その分(設計料・専門技術ノウハウが)を安く済ませる、無料で済ませられる状況だとしたら、前提条件として、その工事会社とその下請け業者が図面無しでも経験的に作れる範囲の建築物でなければならないことを、図らずも露呈しまっているケースではないでしょうか
いいづかさんがちょっと困っておられるのはその辺りを心配してらしゃるからではないでしょうか
しかも、断熱と防水は普通設計者の立場では、いいかげんに答えられないところなのです。保障もできませんし。

ローコストでチャレンジングな建物は、設計者と施主がリスク対効果(費用対効果ではありません)を充分に検討して納得ずくで出来上がっているのが普通です。
最近の建築情報はそこらへんを伝えなさ過ぎというのが、実感です。(話しがそれてすいません)


Re: 鉄骨ALC住宅の断熱? いいづか - 2004/01/13(Tue) 00:25 No.297  

marksikame.gif リスク対効果!「通り掛かりの設計士」さん、ただ者ではない。是非お友達になって下さい (笑)。建築主がちゃんとリスクを承知の上で挑戦するなら、どんな住宅だって問題なしにちがいない。「少々暑かったり寒かったりするけど、滅茶苦茶生活が楽しい」といった住宅。住宅界の主流には絶対ならない裏街道ですが、裏街道はいつだって魅力的。若くて体力のあるお施主さん求む(笑)。

ただ、通り掛かり設計士さんが「納得ずく」と仰るように、設計者はリスクを正確に伝えないとダメ。建築主は素人なのだから、徹底的に諸性能についての説明が必要ですね。そうしないと、カッコだけで性能悪いという、今までの建築家スタイルと何ら変わらなくなっちゃうから。結局設計者は全部知らなきゃ話にならない。納得ずくの裏街道も大変そう。

一方、表街道の方でいうと、ライフサイクルコストで考えれば、ともかく「耐用年数の短い住宅」は損、「長持ちする魅力的な住宅」は得ということになります。坪単価が安いだけではローコストとはいえません。「ローコスト住宅」というのは最近出てきた独自なジャンルと思われがちですが、実は「百年住宅」「高耐久性住宅」とかとあまり変わらない概念なんですね。この文脈でいえば、リスク回避はローコスト住宅の前提条件ともいえるでしょう。

さて本題。大阪は断熱の地域区分でいえば、東京と同じW地域にあたります。無断熱当たり前ではありません。これはたぶんすぐ調べられますからネットで探してください。ALCの断熱的な扱いにくさはともかくとしても、このあたりのことは常識だと思います。こんなようでは、おっさんの他の高度な質問にはたぶん答えられないでしょう。

飯塚は大阪のおっさんの依頼した工務店に対し、かなり技術的に不安を感じます。可能なら依頼先を変えるという選択肢も検討された方がいいと思います。経験論でしか判断できないその工務店で行くなら、通り掛かりの設計士さんの仰るように、工務店の技術の範囲内で考えて、一切新しいことはするべきでないかもしれません。

断熱の技術は、ちゃんと身につければ工務店にとって強力な営業ツールになるのに、なんで勉強しないんでしょうね。全く謎です。


Re: 設計士さまへ 大阪のおっさん - 2004/01/13(Tue) 00:27 No.298  

marksikame.gif ご指摘の「生真面目な工事会社」を当惑させた!と言うのは鋭い指摘ですね、判りますか?ただし、緑化については実験的な要素を了解していますので、別途に専門業者扱いとしました。問題は、断熱性能・施工方法・冷熱橋対策をどこまでコストを掛けてすべきなのか? 判断しづらいことです。(あなたはどれ位の性能を欲しいのか?)と聞かれたら、確信を持って答える自分がいません。いいづか様の指摘に在った様に「ALCがこのプランに適切かどうか?」までもどって考えて見ます。それにしても家は建てるまでが面白いですね。「沢田マンション物語」のように変化し続ける家なら生涯楽しめるんですが。


Re: 鉄骨ALC住宅の断熱? いいづか - 2004/01/17(Sat) 17:04 No.299  

marksikame.gif 飯塚ちょっといいすぎですね。失礼しました。

断熱にどれだけコストをかけるべきか、というのは難しい問題ですね。たぶん、一般論では語れないということになるでしょう。「高断熱化」するのはあたりまえ、なんて風潮がありますが、こういうのは是非疑ってみるべきです。

温度は人によって感じ方が違いますし、様々な生活スタイルがある。断熱化によって享受できる環境を、どうやって評価するかは人それぞれです。あんまり押しつけがましく言うような分野じゃありませんよね。

とはいいうものの、それでは話が終わってしまうので、一応参考になることをひとつ。金銭面の損得は、ライフサイクルで考えていけば(初期投資と光熱費をトータルで考えれば)、ひとつの結論が導かれます。

http://www.ads-network.co.jp/seinou/se-1/se-0105.htm
http://www.jyukou.go.jp/chisiki/seinou/shouene.html

などを参考にして、断熱する場合としない場合を、ざっと計算・比較してみて下さい。想像より短期間で資金回収できることもわかるはずです(金利とか、融資額増とか考えると実際はそんな単純な話ではないのですが)。