過去の相談  屋根通気層の効果

屋根の熱 投稿者:たけ 投稿日:2004/08/10(Tue) 11:09 No.414    
marksikame.gif 昨年某ハウスメーカーで家を新築しました。屋根はスレート葺きですが屋根の構造断熱材はメーカーが「売り」にしているスタイロフォームをサンドイッチしたものを使い、確かに以前の家に比較すると格段に断熱性が良くなりました。ですが、2階3階が吹き抜けになっていること、構造上屋根裏が無いこと、全館空調で屋根裏(3階)だけに独立した空調を設けなかったことから、さすがに今年の猛暑では3階は暑く、現在は空気攪拌ファンを使って2階と3階の空気を循環させて何とかしのいでいます。屋根の形状は「ヘ」字型で、南面1:3北面程度の割合です。そこで素人考えなのですが。南面の屋根の上にガルバリウム板を何らかの方法で設置する(あたかもソーラーパネルのように)とこの3階屋根裏部分の暑さを和らげることができるのではないかと想像しているのですが、果たしてこのような方法に意味はあるでしょうか?香港のタクシーは通常の車の屋根の上に「ふた」を重ねるようにして屋根を2重にし冷房効率を上げているようです。同じようなことが住宅でもできないかと思い、質問させて頂く次第です。


Re: 屋根の熱 いいづか - 2004/08/14(Sat) 09:31 No.415  

marksikame.gif 夏の暑さ対策としては、天井際に熱がこもらないような窓の配置を考えることや、屋根に通気層を設けるのが有効です。もし、熱がこもるような天井の形状で、断熱パネル上部に通気層が設けられていなければ、仰るようにかなり暑くなると予想されます。
では、通気層や窓配置が考えられた場合どうかというと、(七国の家http://www8.plala.or.jp/yutaka-i/minami1.html、7月21日調査。50mmのウレタンの上部に通気層が設けられております。調査時は1階南窓に葦簀設置)、最高気温36度の日でも、2階の家庭用エアコン1台のみの稼動で、日中(12〜16時)1階で(ワンルームなので全室ということ)28度を維持できる位の水準になります。
通気層を設けるのと同様の効果を発揮するモノとして、「置き屋根」と称する2重屋根があります。古くからある形式ですが、最近RC外断熱の屋根工法として再度注目されています。

今後の対策として、一度屋根材を剥がして通気層を設けることも、折板などで置屋根(南北共)を設けることも、技術的には可能ですが、昨年ハウスメーカーで建てたということだと、前者の場合予算的に問題ですし、後者の場合止水上問題(置き屋根を固定するのに屋根に穴を空ける必要あり)なので、あまり現実的でないのかなと思いますがどうでしょう。