「平塚K邸 住まい手の声−2」  

 


■ 建築家探し

私たちは設計事務所をパートナーに家づくりをはじめました。実は建築家の方にお願いする前に、工務店と話し合いをしていました。住宅メーカーをまわり、工務店をまわり、多くの現場を見て施工者として工務店を選んだのです。自分たちの生活や個性が反映された家を望んでいたものの、プランは良く見る規格型住宅になり、その上コストもオーバーし、その段階で契約を望んだ工務店とは破談となったのです。

工務店との話し合いを経験し、私たちは家づくりについてまったくの素人であることを再確認しました。工務店の提案が本当に適切なのかどうか誰か第三者の意見も聞きたいと何度も思ったことを覚えています。その経験から、仕切り直しとなった今回は、時には第三者として、時には味方として、いっしょに家づくりをしてくれる強力なパートナーとして建築家の方にお願いすることに決めました。

まずは私たちの家の設計をお願いする建築家の方の選定です。木造が得意なこと、断熱・耐震などの家の性能も大切にしていること、コスト管理をしっかりしていること、可能であれば設計料が面積で計算されることなど4点が条件でした。インターネットを利用し、建築家や建築家と家づくりをしている方のホームページやブログを読み漁り、JIAのページなどでも探しました。

その結果としてi+i設計事務所にお願いすることに決めました。i+i設計事務所さんは、「住まい手の立場から住宅を考える」というホームページを運用しながら、自分の建築に対する考え方などを積極的に公開されていました。家づくりに当たって以前から参考にしていたこともあり、これを機に一度ご本人とお会いしたいと思いました。ホームページからは家の性能も大切にしていること、過去の施工例からコストも抑えられいること、そして設計料は工事費ではなく面積で計算されることもわかりました。

工 事費によって設計料が決まるのでは、本当に意味でコスト管理になっていないと以前から思っていました。何しろ、コストダウンすればするほど売上が減るのですから、その状況で本当にコストカットできるとは私たちには到底思えなかったのです。

建築家に対する世間一般の考え方は、設計料が余計に掛かることなどが言われます。しかし、実際は住宅メーカーにしろ工務店にしろ建築士がいて設計をしているわけですから設計料は発生しているのです。必ずしも設計料として請求されていないだけで。

実際にお会いしたご本人はとても自然体で話しやすく、私たちの話にも積極的に耳を傾けて、今後の家作りの進め方などについてアドバイスまでして頂きました。それと住宅の設計という仕事が好きで、楽しみながら仕事をしていると感じました。仕事として建築をしているだけの人より、好きで建築をやっている方との方が、それだけでも楽しい家づくりになりそうです。そんなこともあり、私たちはi+i設計事務所の飯塚さんにお願いすることにしたのです。

 

 

※この記事は、平塚Kさんの文章に、アイプラスアイ設計事務所で説明写真を加えたものです。複数のページありますので、下の▽マーク、リターンマークなどをクリックしてみてください。