概論

 

ノート作り方  

黒板に書いてあることだけではダメ  

『哲学のすすめ』岩崎武夫 講談社現代新書  

『反哲学史』木田元 講談社  

『ソフィーの世界』ヨースタイン・ゴルデル NHK出版  

哲学とは、人生観、世界観・・・我々はいかに生きるべきかを教え、考える学問

これは特殊な哲学の理解(偏った理解の仕方)、例外的

W.Dilthey(1833~1911)ヴィルヘルム・ディルタイによれば:  

 哲学とは厳密な意味で学問とはいえない。しかし人生観、世界観としてならば哲学はそれなりの意味があるだろう。  

日本では、儒教とマルキシズム、Diltheyの考え方が混合した。

儒教:学問と実践とを結合する考え方。

個人の道徳的な実践 → 修己治人 → 哲学とは人生観、世界観

マルキシズム:「フォイエルバッハ[1]に関する十一のテーゼ」の十一番目のテーゼ:「今までの哲学者は、世界をたんに解釈してきただけだ。しかしこれではいけない。大切なのは世界を変革することだ」。 → 哲学も世界の変革につながるような実践の学問でなければならない。

れらが結合して、日本では哲学は、人生観・世界観となった。

実存哲学・・・人生観・世界観の考え方が強烈で、例外的な考え方  



[1] フォイエルバッハ(Ludwig Feuer- bach ルードウィヒ―)ドイツの唯物論哲学者。ヘーゲル左派の代表者。ヘーゲル批判を通して自然主義的人間学に到達。そのキリスト教批判はマルクス、エンゲルスに多大の影響を与えた。著書「キリスト教の本質」など。

 

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