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Data_Warehouse
05.03..

BI : 情報分析  

情報分析                   [データウェアハウス][オーラップ]

企業の情報分析担当者は、固定フォームの帳票

  (例えば、得意先別・商品別売上表地区別・商品群別売上など)を使用し、分析を行っていた。

新しい分析が必要な場合はIT部門に依頼して、 コストと時間を掛けて作成してもらう必要があった。

一歩進んで、情報システムからスプレッド・シート形式(Excel等)で情報を受け取り

ピボッドテーブルを駆使して、分析を行うエンドユーザも多い。

(これには、手間ひまがかかり、データの入替え都度・毎回同じ処理を分析担当者が繰り返す必要があった)


基幹系システム は、「経理「販売」「在庫」「購買」というように、機能ごとにシステムが構築されている。

これらのシステムでは、データの形式等が異なるということがあり、また共通のキーを持たない為、 そのままでは

分析には不向きである。この為、「顧客」「製品」などの形で統合するのが“目的別” であり、


異なるシステムに分散されているデータを1つのデータベースに集めるのが“ 統合化”である。

これらをまとめて格納したものが データウェアハウスData Ware House  以下、 DWH)や

データ・マート( DM)である。

  また、基幹系システムは「今月の売上」「現在の在庫」「今期の利益」といった様に、

今現在の業務を処理する為のものであるため、過去のデータは長期間保存しない。

(「過去の顧客推移」を分析したいという場合にスムーズに対応できない。)

  これに対し、 DWHは過去データも順に格納するが、これが“ 時系列”である。

DWHは基幹系システムと独立して構築される(基幹系システムに対して、 DWH情報系システムと呼ばれる。)

DWH に格納されたデータを分析するツールとしては、 OLAPOnLine Analytical Processing)がある。

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