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EVMの概念図

EV:                        Earned Value

  EV出来高実績値

PV:                        Planned Value

  PV:出来高計画値

AC:                        Actual Cost

  AC投入実績値

BAC:                       Budget at Completion

  BAC完了時総予算

SV:                        Schedule Variance

  SV スケジュール差異       SV EVPV

CV :                        Cost Variance

  CV:コスト差異            CV EVAC

SPI:                       Schedule Performance

  SPIEV÷PV   SPI1以下の場合は遅れ   SPI:スケジュール効率指数

CPI:                       Cost Performance Index

  CPIEV÷AC   CPI1以下の場合はコスト超過   CPI:コスト効率指数

EAC:                       Estimate at Completion

  EAC:完成時総コスト見積り(完了時コスト予測)

VAC:                       Variance at Completion

  VAC:完了時差異(完了時コスト差異)

EVMの活用動向

              

■日米の政府調達における EVMの活用動向
    EVMのもとになったのは 、
  1967年米国国防総省が設計し た調達マネジメントツール
  C/S CSC(Cost/Schedule Control SystemCriteria)です 。
    その後1998年に 、 米国規格協会 ( ANSI)が 、 民間への活用も考 慮して
  EVMS(Earned Value  Management System)の名称 で発表しました 。
  これが現 在のEVMの標準となっています 。
    政府調達に関しては 、 近年 米国で 、
  EVMを連邦政府全体に 普及させようとする動きが本 格化しています 。
  2005年4月に行政予算管理局は連 邦政府の各機関のCIO宛に 、
  EVMの 導入の推進を求める覚書を発 表し 、
  同年12月には米国CIO評議 会がEVMに関連したポリシーフ レームワークを公開し 、
  連邦 政府の各機関がEVMのポリシー を作成することを支援してい ます 。
    これらの動きに伴い 、 入札案 件には 、
  EVMによる進ちょく報 告を義務付けるものが増えて きました。
  一方 、 日本においては 、 2000 年3月に 、 総務省 、 経済産業省  、
財務省が事務局となって運 営した 「情報システムに係る 政府調達府省連絡会議」で 、
 「情報システムに係る政府調 達の見直しについて」という 報告書が了承されました。
その中に 、 情報システムの企 画・調達の適正化を図る施策 の一つとして 、
EVMが挙げられ ています。
同年には政府調達における EVM導入のための手引きとして
 EVM活用型プロジェクト・マネジ メント導入ガイドライン 」
( 情報処理推進機構、 当時は情 報処理振興事業協会)が公開 されました 。
  2004年には 、 経済産業省は他 省庁に先駆けて 、
EVMによる進 ちょく報告を入札条件とし ました。
2006年3月に 「各府省情報化統括 責任者(CIO)連絡会議」で 決 定された
業務・システム最 適化指針(ガイドライン)」 には、
EVMによる進ちょく管理 が盛り込まれています。
EVM
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(C) LLC アルファ・ITC 最終更新:2010/05/26