2008GW中国地方クルマ旅  その5 5/5
生野銀山坑内入り口
入場料はあまりに高価で、ハズレの
場合のダメージはあまりに大きい!
雨天の時はこういう屋根がある場所
に限ります。といっても天井から水
滴が落ちてきますけどね〜。
GWに行き場を失った家族連れなどで
結構混雑してました。
坑道内部
この送風機は唐箕(とうみ)だと
ありますが、唐箕は日本で発明され
た農機具で、浮世絵にも出てきます。
電気が無い時代の鉱山は坑道内は照明
用の灯火の油煙でモウモウとしていた
らしく、作業員が短命だった最大の原
因でしょう。換気には要注意ですね。
水替え人足
佐渡金山では江戸のホームレスの
人々を送り込んでやらせていた仕事
です。坑道でタガネ片手に堀り進め
る人は大工と呼ばれ、超高給取りで
したが、せいぜい3年程度しか出来
ず、肺病で他界が関の山。時代劇だと
犯罪者がやる仕事になってるんですが。
狭い坑道
昔の人は小柄だったでしょうが、
窮屈な格好で大変です。硬い岩盤
の中の鉱脈に沿って必要最小限の
穴を掘ったのでしょうかね。
この山の中はアリの巣みたいに坑道
が続いているそうです。

坑道内
こちらは近代に掘削した部分らしい
ですが、広くて開放感があります。
鉱山定番の巻き上げ機やトロッコ等
の展示もあり、よいお勉強になりま
した。こういう施設は夏は涼しくて
快適でしょう。天然のクーラーです
が、こういう原理を利用すればエコ
の決定版になりましょう。
坑道内
坑道の中は快適でしたので1時間
以上も居たでしょうか。外に出ると
雨は相変わらずでした。この日は福井
の鯖江に宿を取ったので、往路みたいに
和田山〜舞鶴〜小浜と進みました。今回
ガソリンが一番安かったのは小浜の宇佐
美GSでした。ガソリンはGW直前に一斉
値上げがありましたが、福井では一軒だけ
在庫分据え置きのGSがあったそうです。
福井に入ったとたんに、ひどい豪雨になり
鯖江には20時過ぎに到着しました。
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