フケの原因には、添加物、頭皮の角化、過剰な皮脂、頭皮の乾燥、微生物の増殖、皮膚疾患などがあり頭皮の状態がアルカリ性に傾いている傾向があります。
フケには、良いフケ悪いフケがあるのをご存知でしょうか?
1.フケ
頭皮への刺激によるフケが発生した場合等は注意が必要ですが、頭皮がアルカリ性から弱酸性の健康な状態に変化する事で毛穴に溜まっていた、老廃物を押し出しフケが発生する場合もございます。
これは喜ばしい事なのです。一時的にフケが出たとしても、そんなに心配する事ではありません。
・フケの解決方法
上記の頭皮がアルカリ性から弱酸性の健康な状態に変化する事で、毛穴に溜まっていた、老廃物を押し出しフケが発生する場合を除いた解決方法です。
簡単な方法ですが、多くの場合ヘアケア商品を変えれば治る事が多いのです。 頭皮に合っていないヘアケア製品を使用していると、フケが出ますので、刺激の少ないアミノ酸系のヘアケア製品で保湿効果のある物を選びましょう。
2.痒み
カユミはフケを伴うこともあります。その原因は上記とほぼ同じです。頭皮への刺激に対する体の防衛反応としてカユミが出る事もあります。
カブレの前兆としても痒みはでますが、髪の状態が悪い状態から良い状態へ急激に移行する時にも痒みはでますので何が原因でカユイのか見極めが必要です。
・痒みの解決方法
痒みの解決方法といたしまして、ヘアケア製品による刺激や美容室でのヘアカラーやパーマによる刺激を抑える事で、解決する場合が多いです。
何らかのアレルギー反応の場合もございますので、美容室に行った後に痒みが出た場合は担当の美容師に伝えて、薬剤等を変えてもらいましょう。
ヘアケア製品による刺激の場合、痒みが1ヶ月位続く場合はお使いのヘアケア製品が合っていない可能性もありますので、アレルギーテストが可能ならばお医者さんで診てもらい製品の裏面に書いてある成分を照らし合わせて見ましょう。
アレルギーは旧表示指定成分ではなく、有効成分のアミノ酸等でも出る場合がありますのでご注意下さい。
3.匂い
この悩みはヘアスタイルには影響しませんが、本人には深刻な悩みです。 原因は頭皮の汗や皮脂の腐敗によるもので、腐敗した状態の時は、頭皮にいる菌も繁殖してしまいます。
髪や頭皮が湿ったまま生活をしていると、このような状態になってしまい、相談してこられるお客様の大半は、香料の入っているシャンプーやトリートメントを使用して匂いを誤魔化している方が多いです。
それでは根本的な解決にはならないし、さらに状態が悪化します。
・匂いの解決方法
頭皮の匂いを防ぐ1番の解決方法は、髪・頭皮を毎日洗い清潔に保ち細菌の繁殖を防ぐ事! そしてお風呂から上がったら、すぐに髪を乾かす事です。
4.脂性
頭皮の過剰な皮脂はトラブルの原因となります。
脂性の原因として体質もあるのですが、脂性を防ぐ為に洗浄力の強いシャンプーで洗う事がより皮脂の分泌を促進してしまいます。
洗浄力の強い高級アルコール系(石油系)のシャンプーや石鹸系(アルカリ性)のシャンプーを使用すると必要以上に油を取り過ぎて、頭皮がより多く皮脂を分泌しますので逆効果となります。
・脂性の解決方法
脂性の解決方法は頭皮に必要な油分を残し、頭皮の状態を弱酸性に引き締め引きしめてくれる優しい洗い上がりのシャンプーを選びましょう。
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