8) 理想社会を推進する会

闇の政府が画策している悪の理想社会では、われわれ被支配者は無能の思考停止した状態に釘付けされることになっている。所謂、自由を剥奪された労働奴隷である。言い換えれば、ご主人様に餌を与えられて飼われる家畜である。

諸君が今、堪能している資本主義社会は、その薄められた状態であることを気付いているだろうか? 今、あなたはその労働マシーン、快楽マシーンとなった体とその心に問うてみれば良い。愛とか善とかが掌一杯にでも掻き集められるだろうか?

 生物は自然の中に単独で居る状態から出立する故に、己の命を感得しえる。身を覆う術は何も無い。自然の中に裸で居る。その寄る辺無さゆえに、周りの自然との親和力が己の裡から湧き立って来るのである。

今、あなたが居る資本主義文明が物で溢れ返っていればいる程、あなたは自然から遠退き、飼われた状態に近付いている。そしてその檻の中で安定していることが愛ある平和だと思い込んでいる。闇の政府が大衆をコントロールする方法と同じである。視野を狭め、目先より遠くのことは見えないようにして、われわれの心と思考を制限するための策を彼らは執る。そこから逸脱する者、生物の単独者としての自由な心と思考を行う者、すなわち彼らに異を唱えるものは悪法による「処罰」という名の暴力を以ってする。

資本主義に踊って、刹那的な生活に陥ってはならない。それは悪の闇の政府の思う壺であり、そのトップ集団数千人が今も、そして彼らの独裁政治が成就した暁にも連綿と続けようとしている人間的に堕落した貴族生活と似たり寄ったりではないだろうか? 彼らの独裁政治が成就した暁には、彼らに甘い餌で釣られ洗脳されて配下に組み入れられた、おそらく数万人規模の民衆レベルの手下は、準貴族生活を送るだろう。

彼らは物に囲まれて土を弄らずに済む生活を送る者が優雅な貴族階級だと思い込んでいる。正気の成人ではない。子供が躾も受けずに我儘放題(自由拡張)に育てば彼らのようになる。悪は資本主義(我儘放題=自由拡張)から生じる、われわれの資本主義への永い年月の媚が、彼らを育んだのである。あなたが望む資本主義生活の行き着く先が貴族生活である。では誰が土弄りしてあなたの口に上る食物を持って来るのか? 悪の独裁政府の奴隷生活ではあなた方が土弄りして悪の貴族階級に食物を捧げることになる。

資本主義に埋没して生物の魂を売り渡すことは止めなさい。自然が基礎であり、自然をしっかり基礎に据えた後であれば、文明を何処までも進展させて享受しても、悪とは無縁である。自然の律法である“感謝・愛・善・美“が文明に貫徹されるからである。

 

  諸君はここで気付いた筈だ、文明に二種類あることを。大別して資本主義で運営されるものと、自然主義で運営されるものがある。自然主義は、“感謝・愛・善・美“の価値で貫徹されている。これに対して資本主義は、”所有・支配・権力・翻弄“に変質した価値を行使する。あなたが旅行に行くとする。あなたは自然を浴びに行くのでなければ、行楽地へ物見遊山か、大都市見物及び免税ショッピングか、温泉を含むリゾート休養かであろう。そのとき、あなたは目的地へ行く道中から既に開放気分に浸っているだろう。その開放気分とは何か? それは土弄りからの、つまり味気ない労働からの解放された貴族的気分に他ならない。

味気の無い労働は資本主義に特有のものであり、自然主義文明には無いものである。自然主義では「他(人)の為に端楽」喜びがある。また他が、自分の為、世界の為に端楽くのを励みに感じる。それだから端楽のが、相乗効果を以って生きることの歓びとなる。

われわれの歴史は巨大な悪に塗(まみ)れていた。ジョン・コールマンがその全貌を余すことなく明らかにするまでは、誰も未だ知らずに居ただろう。それは思いも拠らぬところに発していた。詰まるところ、あなた自身がそれに成りたいと願望していた所の資本主義の権化であった。あなたは彼らに先を越されていたが、それで良かったのだ。あなたは悪の権化で生涯を閉じるので無くて良かった。

悪は死の間際には、矛盾であるが、「死ぬ程の苦しみ」を味わうからである。死の瞬間には、生物の本能が優り、主体性の意識は遠退くからである。悪人とて死の瞬間には「生物として善人に戻る」。その生物本能が自身を断罪する。彼らの勝ち誇った悪の顔の中に、しかし、われわれは来るべき死の瞬間の断罪への「怯え」が見て取れる。彼らの人を射抜くような目付きの鋭さは、陵辱の獲物を捕らえんとするものであるが、それ以上に、既に彼らの目にも見えている「死の倫理的断罪力」に対する怯えなのである。

 しかし、彼らが彼らの現実の生にあるとき、彼らは依然として改悛無き狂気の化け物である。この化け物軍団は、人類の歴史を彼らが描いたシナリオ通りに塗り潰して来た。そしてもう直ぐに、彼らの理想の独裁世界政府が現実のものとなる、そういう瀬戸際にわれわれは居るのである。

 

 われわれは今、何を成すべきか? もうこれ以上言わずとも明らかである。われわれは彼らにおべっかを言う資本主義とは潔く決別しなければならない。決別する為には、決別する理由が先に有らねばならない。もはや言うまでもない。われわれの生物的素性を遡った自然主義文明の道が視えたからである。

自然主義の物質文明では文明は加速度的に飛躍的に進展する。そして民族間に軋轢を起こさない。この二つの具体的な事象を抽象的に表現すれば、局部的にも大局的にも“平和共存が成立する“究極の理想文明であり理想社会である。この自然主義の理想社会の大枠は、「理想社会―今世紀、理想社会構築の布石」で示した。私は自然の道理から外れて行く資本主義の姿をこれで見せた。真の理想社会はその真中心を自然の道理が貫いている。

これに対して悪の偽の理想社会では自然を慈しむことがない。自然は只、己が貴族的享楽を果たす為のバックグラウンドに過ぎない。農奴に己が食料を生産させるための、狩という遊びを行うための、また領有して支配者であることを誇示するための自然であるに過ぎない。

 この姿は、あなたの資本主義生活からも導き出すことが出来るのではないか? だがしかし、確信的な悪でない限りは、あなたの中にある自然、生物は、あなたの命に息づき続けているだろう。ブッダがこの世を“苦”と看做したように、自然は自由を主張する主体性から見れば煩わしいものである。しかし、自然は生物を生み出した父母である。われわれは日常、幾たびも主体性を捨て、本能の生物としてのアイデンティティに全面的に帰入している。そうでなければ日に三度の食事が出来ない筈だ。私はこの自らに息づく命をここに取り出して見せた。正確に言えば、息づく命に文明の衣装を着せた。これこそ理想社会の真の姿である。

 われわれはこの理想社会に向けて動き出す。われわれのムーブメントはわれわれ独自の目標に向けられている。その途中に悪という邪魔者がわれわれを遮るなら、不退転でこれを粉砕できる。なぜなら、われわれの目標は、真理であるからである。

 

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◆参照

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   @理想社会―今世紀、理想社会構築の布石

Aジョン・コールマンを支える会  メールマガジン

Bジョン・ールマンを支える会HP

C 魅惑の理想社会  メールマガジン

D 理想社会を推進する会  メールマガジン

 

E書籍「300人委員会」 著者:ジョン・コールマン

訳者:太田竜

出版:KKベストセラーズ  その他複数の出版社

 

F「300人委員会」Google 検索頁

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%EF%BC%93%EF%BC%90%EF%BC%90%E4%BA%BA%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A&lr=lang_ja

    

註:「300人委員会」とは世界を悪の理念によって支配しようとする、

貴族階級や大資本階級が中心になって暗躍する、その上部組織名です。

「「国民の司法」を育てる300人委員会」とは別物です。

 

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◆会員募集

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理想社会を推進する会 要綱 (始動期)

  1)会員資格: 月額千円の会費を納付すれば、原則的に誰でも会員となれる。

  2)会費の使途: 会費は会の活動費と人件費(専任スタッフ)を賄うために使用する。   *当初のスタッフは自然学舎・舎人が勤める。

 3)会の活動:

@当初は会員の皆様の提言を頂いて、理想社会の具体的な姿をもっと浮き彫りにすることに専念する。

A会誌(ニュースレター)を発行する。現在、発行中のメールマガジンをそのまま会誌にする。会誌には上の@について詳しく書き記す。また経理報告する。

理想社会を推進する会 メールマガジン (登録読者全員に無料配信)

B理想社会の具体的な姿が明瞭になれば、第二段階の活動に入る。出版、講演会、教育、研究所、農業、商業、製造業などの事業を起こす。

   4)会員応募要項:

@         住所、電話番号、E-Mailアドレス、氏名を明記して、代表(私:中村)にメールを送る。

A         会員認定のメールを受け取ったら、指定の口座に会費を振り込む。

*各人への返信メール(私の本名で)には、経理面の誓約書を添付して置きます。

当初の代表スタッフとしての私の月額手当ては3万円程度にします。

B            最後に私から、私の現住所と氏名とE-Mailアドレスを明記した誓約書と保証書を、  会員認定証書と一緒に、E-Mailと郵送の二つの方法にて送付します。

 

皆様の会へのご参加をお待ちしております。

 

 

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