Don't say |
ガシガシとイルカがその頭を乱暴に掻いた。 そして心底恥かしいというような顔と声で言うのだ。 「また、こいつ……とか、呆れられてますよね」 イルカが一体何について言っているのか見当もつかず、それでも妙に寂しかった。 「ねぇ、イルカ先生」 弾かれたようにイルカが顔をあげる。 何処までも上下関係を気にする人だって知ってる。 礼儀正しい人だし、俺の事尊敬してくれてるのも知ってる。 でもね、それとこれとは別デショ? 「俺、あなたに、また、コイツなんて呆れた事ありました? 俺がそんな風にあんたの事見てると思ってた? 俺の事そんな奴だと思ってた?」 確かにそんな立派な人間じゃないけど。 それに綺麗な人間でもないから、内心人を馬鹿にする事が無いとは言わない。 でも、あんたにそんな風に言われないように一生懸命努力してるつもりなのに、 そんな風に俺を言わないで。 |
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終 | |
管理人)なんで小池さんのカカシ先生はこんな可愛いんだろう・・・いいなぁ・・・ |
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