.    '03年6月23日

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手乗り蝶

 以前、タテハチョウ科の蝶であるスミナガシが頭にとまり自慢したところ、「タテハチョウやヒカゲチョウ、セセリチョウの仲間は動物の糞(ふん)にあつまるのさ」と言われて 「おれの頭はウンコかぁ (゜゜;)」と傷ついたことがあります。
 それ以来、近づく蝶を見るたびに「花だと思ってるのかな? それとも臭いのかな?」と、素直に喜べない自分があります。
 ちなみにこれはミドリヒョウモン。 女性スタッフの指に花と勘違い(キッパリ!)してとまりました。 なんの花と思ってるのかなぁ (・。・?



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それにしても、なぜ?

 これはコムラサキ。 幼虫の食樹(餌となる植物)はヤナギ科の樹です。 ここ烏川は、オノエヤナギ・タチヤナギ・コゴメヤナギ・バッコヤナギ・オオバヤナギ・イヌコリヤナギ・ドロノキ・ヤマナラシなど種類も数も多く、彼・彼女らにとってまさに天国です。
 成虫は吸蜜に花を訪れることは少なく、前記のヤナギ類やクヌギ・コナラなどの樹液によく集まります。 それとやっぱり、動物の糞にも…。
 それにしても、なぜ、こんなに悲しくなるほど美しい必要があるのでしょう。



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残照 安曇野の虹

 「虹は何色?」と質問すると‥「当然七色!」。
でも、七色の虹って見たことあります?  虹が7色であるとしたのはニュートンとのこと。  現在でも国によって異なっており、日本とフランスは7色、アメリカやイギリスは6色、ドイツは5色、なかには3色(どんな視覚や色彩センスなんだろう?)というところさえあるとのこと。(どう見ても7色に見えない私としてはホッ) 
 中間色をどう意識し識別するか(できるか)によって色の数は変わってくるのでしょう。ちなみに日本での
7色とは【赤(せき)・橙(とう)・黄(おう)・緑(りょく)・青(せい)・藍(らん)・紫(し)】です。藍色なんて、いかにも日本人らしいですねぇ〜



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薬草

 今が最盛期のウツボグサ。薬草としての生薬名は夏枯草(カコソウ)。名前の語源となっている「弓の矢を入れる靫(うつぼ)」に似た花穂に、ウルソール酸・プルネリン・タンニン・硫酸カリウム等を含有し、血圧降下作用、利尿、抗菌に効果があるらしいです。(断言しないのは医者でも薬剤師でもない者が「何々に効能があります」と言うと薬事法違反になる…らしい、ので)

 個々人に合わせて調剤する漢方薬と異なり、誰にでも共通して使う民間薬は、効能は緩やかで副作用の心配がないというのが信条ですが、そうは言っても薬としての効能があるわけですからそれなりの注意は必要です。 例えば… 対処療法的に用いるキハダを日常的に長期間使用することは避けるべきです。 また、使い方の注意例として、例えば薬草としてはメジャーなゲンノショウコは、煎じたものを暖めて飲用すれば下痢止め・腹痛に効能があり、冷まして飲用すると緩下剤となり、正反対の効能があるとのこと。 間違えると思わぬ悲劇が待っています。
出典:木村陽一郎監修「草木名彙辞典」 「原色牧野和漢薬草大図鑑」