「被爆79周年 原水爆禁止世界大会 広島大会・長崎大会」に参加しました。

 2024年8月4日(日)〜6日(火)に開催された、「被爆79周年 原水爆禁止世界大会 広島大会」、引き続き7日(水)〜9日(金)に開催された「長崎大会」に、倉林事務局長が代表参加しました。ロシアのウクライナ侵略や中東における武力攻撃が深刻化し、核兵器使用の恐れが高まる中で開催された広島の開会総会には、全国から約3200人が参加しました。

 総会では「岸田首相は核兵器廃絶に向けた具体的な行動をとっていない」として、「米国主導の軍拡ではなく、憲法の持つ平和理念を全世界に訴える」とアピールしました。また大会期間中に開催されたフィールドワークでは、昭和初期から終戦まで毒ガス兵器の製造が行われ、軍事上の機密から「地図から消された島」となっていた「大久野島」を訪れ、毒ガス資料館や製造施設跡を見学しました。島は今では「うさぎの島」として大勢の観光客が訪れていますが、悲痛な歴史と共に、多くのアジア民衆を殺害した加害の歴史を忘れてはなりません。

 広島での「平和祈念式典」に参列後、一路長崎に向かいました。8月7日に開催された長崎の開会総会には約1000人が参加しました。総会には全国から集まった第27代高校生平和大使・高校生1万人署名活動のメンバーが登壇、8月下旬にジュネーブ派遣が予定されている高校生平和大使がそれぞれに決意表明を行いました。また、長崎の平和祈念式典のあとには、被爆体験者団体が初めて岸田首相と面会し、被爆者と認めることなどを求める要望書を手渡しました。

 長崎大会のフィールドワークでは佐世保を訪れました。佐世保は米海軍の艦隊基地であり、米軍の艦船と海上自衛隊の護衛艦が隣り合わせに停泊している不気味な光景です。また揚陸艦隊が米国本土以外で駐留しているのは「世界で佐世保だけ」ということで、日本の安全保障の現実を考えさせられる光景を目の当たりにしました。また、原爆投下の8月9日、爆心地公園の慰霊碑では、高校生平和大使をはじめとする高校生100人による「人間の鎖」が行われ、平和への願いをアピールしました。

 今回の行動の前半では「ヒロシマに学ぶ群馬子ども代表団」とクロスする場面もあり、慌ただしく過ぎた6日間の派遣でした。

 

  

 

  



「9条を守ろう!生かそう!広げよう! 5.3市民の集い」を開催しました。

 2024年5月3日(金)、77回目の憲法記念日に前橋市の群馬県教育会館で「9条を守ろう!生かそう!広げよう! 5.3市民の集い」を開催しました。参加者は約150名、開会前には参加者の代田さんによるハーモニカ演奏のウェルカムミュージックで耳を楽しませていただきました。

 集会では群馬大学准教授、藤井正希さんが「憲法『改正』と緊急事態条項の問題点 − 国会議員の任期延長改憲の不当性」と題した講演が行われ、憲法改正の前にすべきこと、例えば災害に強い選挙制度の確立などが重要と訴えました。 そして「憲法は決して『不磨の大典』ではない、しかし自民党の改憲はその目的が間違っている。」「国民は国会における改憲勢力の動きをたえず注視していく必要がある」とまとめました。

 集会の最後には、平和運動センター倉林事務局長の提案で、平和憲法を守り生かし、命と暮らしが大切にされる平和な社会を取り戻す決意をこめたアピールを採択し、集会を閉じました。

 ほんとうにいま、憲法改正が必要なのか?憲法を変えなくてはできないことがあるのか?私たちは、最低投票率の規定さえ定められていないなど、国民投票法に潜む危険性を認識し、「知らぬ間に変わっていた」などということがないように、国会の動きに関心を持って、いつも監視し、行動していく心構えが必要です。改憲の足音がすぐそこに近づいてきている…そんな危機感を共有する集会になりました。


 

  

  



「今こそ平和・人権・共生の世界を! 2.11市民の集い」が開催されました。

 2024年2月11日(日)、前橋市の群馬県教育会館で「今こそ平和・人権・共生の世界を! 2.11市民の集い」が開かれました。4年ぶりの開催でしたが、約100人の皆さんに参加していただきました。
 講演では、沼田キリスト教会牧師の高木創さんから「良心と抵抗権」と題するお話をいただきました。 私たちが権力に対して抵抗することの内側にある問題について考える内容で、いくつもの本質に迫る質問もあって、実りある学習の機会になりました。


  



「今こそ平和・人権・共生の世界を! 2.11市民の集い」が開催されます。

 今年も2月11日「建国記念の日」がやってきます。
 戦前の「紀元節」を復活させた「建国記念の日」について考え、国民主権と思想信条・言論・信教の自由を守るとりくみを進めるため、「2.11市民の集い」が4年ぶりに開催されます。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
※自動車でお越しの場合は、駐車場がありませんので、県庁県民駐車場等のご利用をお願いします。






「被爆78年群馬県原爆犠牲者慰霊式」が開催されました。

 8月9日(水)前橋嶺公園にある群馬県原爆犠牲者慰霊碑前で、「被爆78年群馬県原爆犠牲者慰霊式」が開催されました。当日は朝から時折強い雨が降る悪天候のため、予定していた次第を大幅に短縮しての開催となりました。この日の参加者は約40人、県内にお住まいの被爆者の方2名も参加されました。

 長崎に原爆が投下された11時02分に黙祷を捧げたあと、8月4日〜6日に「ヒロシマに学ぶ群馬子ども代表団」に参加した中学生2名が感想文と「私たちのねがい」を読み上げました。最後に参加者全員が献花を行って慰霊式を終えました。

 式の模様は群馬テレビのニュースでも取り上げられ、また翌日の各新聞にも記事を掲載していただきました。現在県内在住の被爆者の方は78名、平均年齢は84歳を超えています。被爆の体験、戦争の体験を語ることができる方が少なくなっていく今、私たちが何をなすべきか、私たちにできることは何か。核も戦争もない時代を創ることこそが私たちが果たすべき大きな役割であるとの思いを新たにする慰霊式となりました。
※新聞記事は8月10日(木)東京新聞朝刊より

  

  



「第36回ヒロシマに学ぶ群馬子ども代表団」を派遣しました。

 「ヒロシマに学ぶ群馬子ども代表団」は2019年を最後に実施を見送ってきましたが、今年再開し、8月4日(金)〜6日(日)、県内の7名の中学生が見学やフィールドワーク、様々な体験行事などに参加して、有意義な3日間を過ごしました。
 1日目には、2019年にリニューアルした原爆資料館などを見学、2日目には「子ども慰霊祭」に参加した後、「平和公園フィールドワーク」や原爆ドーム前での「ダイイン」、「被爆電車乗車」、そして「原水禁子どもひろば」のワークショップで平和への思いを発信する「朗読劇」や「新聞づくり」、「うちわづくり」に取り組みました。3日目には平和公園で行われた平和祈念式典に参加し、多くの参列者とともに平和への祈りを捧げました。また、忙しい日程の中でしたが、式典参加後には宮島に移動し、世界遺産厳島神社の見学も行いました。
 3年間のブランクもあり、これまでよりも規模を縮小しての子ども代表団派遣でしたが、子どもたちは現地でなければできない学習を深め、また海外からも多くの人たちが訪れるこの時期ならではの広島を体験して、平和への思いを一層深く心に刻んだ3日間となりました。

  

      

  



「被爆78周年 原水爆禁止世界大会・広島大会」に参加しました。

 8月4日(金)〜6日(日)に開催された「原水爆禁止世界大会・広島大会」に、群馬県平和運動センターとして代表参加しました。
 今年の原水禁大会は、8月4日(金)夕刻の「開会総会」に続き、5日(土)には6つの分科会、5つの「ひろば」、2つのフィールドワークが行われ、ほぼコロナ前の水準に戻しての開催となりました。

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻では、いまだに解決の道筋は見えないばかりか、ロシアの指導部は核の使用をほのめかすことで、他国への威嚇を続けています。また、2022年8月の核不拡散条約(NPT)再検討会議では、最終合意文書の採択が行われないという異例の事態となっています。
 このような中で開催された原水禁大会ですが、開会総会での冒頭の挨拶を高校生平和大使経験者が行い、現役の高校生平和大使からの活動報告が行われるなど、これまでにも増して若者が前面に出た運営が図られました。

 国内外の情勢は厳しいですが、この新しい力をてこに、不変のスローガン「核も戦争もない平和な21世紀に!」の実現に向けて、決してあきらめない取り組みを続けていきます。

  



「9条を守ろう!生かそう!広げよう! 5.3市民の集い」を開催しました。

 5月3日(水)憲法記念日。前橋市の群馬県教育会館で「9条を守ろう!生かそう!広げよう! 5.3市民の集い」が開かれました。
 今回は群馬の護憲勢力を率いて来られた、角田義一元参議院副議長の講演と、映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」の2部構成で行われました。

 講演で角田氏は、決して戦争を始めない外交の大切さと、今私たちの姿勢こそが問われていることを強く語りました。
 また、映画では「はだしのゲン」の作者中沢啓治氏のヒロシマでの凄惨な被爆体験が語られました。

 今年の参加者は昨年を大きく上回る210人(第一部)、用意した資料が不足するといううれしい悲鳴で、改憲が現実のものになろうとしている今、憲法が守ってきたものの大切さと、未来に向けた取り組みのあり方を考える一日になりました。

 また、この集会の参加者による「開会行事」と「講演」音声のYouTube配信も行われています。URLは下記の通りです。ぜひお聞きください。

https://youtu.be/cX8ccy7NNLM









「9条を守ろう!生かそう!広げよう! 5.3市民の集い」を開催します。

 今年も5月3日憲法記念日に「市民の集い」を開催します。改憲と軍事大国化への歩みが現実にのものなろうとしている今、私たちは長きにわたって群馬の護憲勢力を率いてこられた、角田義一元参議院副議長に講演を依頼しました。また、第2部として上映する映画、「はだしのゲンが見たヒロシマ」は、作者中沢啓治さんが自身の生い立ちとヒロシマでの被爆体験、そして「はだしのゲン」を描くまでの半生を語るドキュメンタリー映画です。大勢の皆さんのご参加をお待ちしています。

 また今回は、ご要望によりZoomによるオンライン視聴も準備しました。ご希望の方は下記のアドレスにメールでお申し込みください。URLとID、パスコードをお送りします。なお、お申し込みにあたっては、お名前と所属団体がある場合には団体名をご記入ください。

「5.3市民の集い」 講演のZoom視聴申し込みアドレス:jmh35382@gmail.com (5.3実行委員会 松井正博)





「1.27『建白書』10年 日比谷野音集会」に参加しました。

  2013年1月に沖縄県内41市町村の首長や議会議長らがオスプレイ配備撤回、米軍普天間飛行場の県内移設断念などを求めて政府に「建白書」を提出してから10年となる1月27日(金)に東京、日比谷野外音楽堂で「1.27『建白書』10年日比谷野音集会〜辺野古の海を埋めるな! 沖縄の民意を日本の民意に!請願署名を全国に広めよう!」が開催されました。
 主催は「止めよう! 辺野古埋立て」 国会包囲実行委員会。この冬一番の寒波の襲来で東京でも雪がちらつきそうな夕刻から始まった集会には、首都圏と全国から800名にのぼる沖縄に連帯する市民、労働者が駆けつけ、日比谷野音は熱気に包まれました。群馬県平和運動センターからも代表参加を行い、ともに闘う意志を表明しました。
 集会では主催者の挨拶に続き、オール沖縄会議からの訴え、玉城沖縄県知事のビデオメッセージ、そしてジャーナリスト金平茂紀さんらによるリレートークが行われ、最後に労組、平和団体等による連帯の挨拶が行われて集会を閉じました。集会後はデモ行進が行われ、「辺野古新基地建設反対」「沖縄の民意を日本の民意にしよう」…と力強いアピールを都心の夜空に響かせました。
 「建白書」から10年、そのとき示された県民の総意はいまだに実行されていません。しかし辺野古新基地建設に反対する民意は今も変わることなく、2019年の県民投票や3回の知事選挙で県民の意思は一貫して示され続けています。
 また近年は米軍由来とみられる新型コロナウイルスの市中感染や、米軍基地周辺の水源や小学校の土壌から、発がん性の恐れがあり体内に残るとされる有害物質「PFA」が検出されるなど、県民は一層不安な暮らしを余儀なくされています、
 沖縄県民にこれ以上の過重な基地負担を強いることは許されません。私たちは国会で沖縄県民の民意を踏まえた論議が行われ、政府が速やかに辺野古新基地建設を断念するよう強く求めていきます。

  

  


「自民党・改憲派の壊憲の内容とその目的はなにか!11.29高崎集会」を開催しました。

 2022年11月29日(火)高崎市労使会館で、群馬県平和運動センター、戦争をさせない1000人委員会・群馬、壊憲NO!96条改悪反対連絡会議の共催による標記集会を開催しました。当日は平日の夕方18時からの開催にもかかわらず、会場の定員いっぱいの80名が集まり、自民党と改憲勢力が進めようとしている壊憲の動きを危惧する市民が増えていることを実感しました。
 集会では、主催者である平和運動センター関口代表委員、壊憲NO!96条改悪反対連絡会議二瓶共同代表の挨拶に続き、フォーラム平和・人権・環境の田中直樹事務局長から連帯の挨拶、そして角田義一元参議院副議長からの連帯のメッセージが紹介されました。
 講演は、鉄建公団訴訟や国鉄分割民営化闘争の先頭に立って活躍された弁護士の加藤晋介氏により「自民党『壊憲』構想の行き着く先はどこか」というテーマで行われました。この中では、自民党改憲草案について「国民主権から国家主権へ」や「個人の人権から多数派に従う人権へ」、「公共の福祉から公の秩序へ」など、憲法の骨格となる理念の転換やすり替え、そして立憲主義の否定が進められようとしている事が指摘されました。そして、このような「壊憲」の動きに対峙するために、改憲勢力の増大によりいよいよ現実のものとなりつつある「国民投票」に向け、学習会を様々な場面で開催していくことの必要性が訴えられました。
 集会の締めくくりとして、主催者の「戦争をさせない1000人委員会・群馬」高橋勝共同代表による団結ガンバロー!が行われ、参加者は今後のとりくみに向けての決意を固め合いました。昨今の日本周辺の安全保障情勢や、ロシアによるウクライナ侵攻などを口実とした軍事費予算倍増が検討されていますが、これが実現した場合の日本の軍事費は、米国・中国に続く第2位に躍り出ます。この上で「壊憲」による「物言えぬ国民づくり」が進んだ先に何があるのか…私たちは、過ちを繰り返さないために、今すべきとりくみを見定め行動することが必要です。


 

  

 


「第21回 平和運動センター 関ブロ総会」に参加しました。

 2022年11月27日(日)〜28日(月)栃木県佐野市で「平和運動センター関東ブロック第21回総会」が開催され、群馬県平和運動センターから3名が参加しました。総会では、2022年度の運動の総括と2023年度の運動方針が提起され、新執行部が承認されて、新しい組織による取り組みがスタートを切りました。
 また、各県それぞれに抱える課題についての報告が行われ、群馬からは「朝鮮人追悼碑裁判」などに関して報告と問題提起を行いました。
 学習会では、宇都宮大学名誉教授、高際澄雄さんによる「田中正造と渡良瀬遊水池の歴史」と題する講演が行われました。
 二日目の11月28日(月)には、前日の学習会を受けての「渡良瀬遊水池」でのフィールドワーク」が、講師の高際先生の案内で開催されました。参加者は、明治20年代に起こった足尾鉱毒事件の解決と被害民救済に力を尽くした田中正造翁の活躍、そして洪水と鉱毒被害の対策として設置されることになった「遊水池」により消失した谷中村の現地に立って、当時に思いを馳せました。そして日本の環境保護運動の原点とも言われる、足尾鉱毒事件についての学習を深めました。

  

  

  


「第54回 群馬解放運動合葬追悼会」を開催しました。

 2022年11月17日(木)、前橋市亀泉霊園内の「群馬解放運動無名戦士之墓」墓前で第54回群馬解放運動合葬追悼会を開催しました。この合葬追悼会は、戦前・戦中・戦後を通して、貧困をなくし、自由と正義、平和と民主主義、人権を確立するたたかいの途上で亡くなられた人々を追悼するため、1969年以来平和団体等の実行委員会により開催され、これまでの合葬社総数は1443名にのぼっています。第54回を迎えた今年は26名の方が合葬されました。
 会場には合葬者遺族、各政党、平和団体等の関係者が集い、会葬者からの追悼の辞のあと、合葬者名簿・遺品の格納と献花が行われました。群馬県平和運動センターからは、大野代表委員が追悼の辞を述べました。
 最後に合葬者遺族代表の挨拶で締めくくられ、解放運動を闘った人々にそれぞれ思いを馳せながら、穏やかな晩秋のひとときを過ごしました。

  

  


「2022年度 第59回護憲大会」に参加しました。

 憲法理念の実現をめざす第59回護憲大会が11/12〜14、愛媛県松山市で開催されました。
 大会のメインスローガンは「憲法を変えることより活かすこと」として、3年ぶりに分科会も開かれ群馬からは2名、3日間で全国から650名が参加しました。
 松山市は四国一の51万都市、松山城や日本最古と言われる道後温泉がある一方で、坊っちゃんで有名な夏目漱石と親友である俳人・正岡子規が一緒に過ごした松山は日本文学に大きな影響を与え、「ことば」文化を根付かせました。市内には至るところに俳句ポストがありました。
 来年の第60回大会は新潟県で開催されます。閉会あいさつでは「坊っちゃん団子」から「笹団子」へと襷が引き継がれました。憲法改悪が現実の問題となっている今、憲法の理念に基づく、誰もが人として尊重され、平和に生きられる社会を目指すとりくみを一層強めていきましょう!

  

  

 


「CV22オスプレイの横田基地配備を許さない!三多摩集会」に参加しました。

 10月21日(金)18:30より三多摩平和運動センター主催による「CV22オスプレイの横田基地配備を許さない!三多摩集会」が開催され、群馬県平和運動センターとして参加しました。当日は福生市民会館大ホールでの集会のあと、米軍横田基地周辺でのデモ行進も行われました。
 CV22オスプレイは米空軍が特殊作戦コマンドの輸送に使用する輸送機で、これまでもたびたび重大な 事故を引き起こしています。度重なる事故を受けて8月には米軍が全機の飛行停止を指示しましたが、その後「技術的な課題は存在しない。」として、訓練飛行が再開されています。また、同様に飛行停止していた陸上自衛隊のオスプレイについても、防衛省は飛行再開と今後の追加配備を進めていくとしています。
 さらに防衛省は9月26日、 「沖縄・普天間基地に配備されている米海兵隊MV22オスプレイが、人員物資の輸送、災害発生時における捜索救難活動を行うため、沖縄を除く日本国内で高度300 フィート以上500 フィート未満の超低空で訓練を行うことに合意した」と発表しました。こうした対応は、他の公害事件同様、取り返しのつかない被害 ・ 被害者が出てこない限り、真剣に取り組まないという国の姿勢と何ら変わりません。
 事故が多発している欠陥機オスプレイの飛行は、市民のいのちと生活の安全を脅かすものでしかありません。 そして、地元住民の日常生活と生命を危険に
さらす違法な訓練を絶対に許すわけにはいきません。 日本に配備されているオスプレイは、すべていりません。
 群馬県上空も米軍の訓練空域になっており、オスプレイの飛来もたびたび目撃されています。オスプレイの問題は決して横田基地周辺や沖縄の問題ではありません。私たちは、 オスプレイと飛行訓練に反対する全国の仲間とともに、日本国内のオスプレイの配備を撤回させ、米軍基地の整理・縮小・撤去を求める取り組みを進めていきます。

 

 


「原子力空母ロナルドレーガン横須賀配備抗議!母港撤回を求める10.1全国集会」に参加しました。

 10月1日(土)15:00、神奈川平和運動センター・三浦半島地区労センターの主催で開催された「原子力空母原子力空母ロナルドレーガン横須賀配備抗議母港撤回を求める10.1全国集会」に群馬県平和運動センターとして参加しました。会場の横須賀市ヴェルニー公園には約450名が結集し、集会に続いて市内デモ行進を行いました。途中米軍横須賀基地ゲート前ではシュプレヒコールを行い、原子力空母横須賀母港化撤廃、日米軍事一体化・自衛隊の敵基地攻撃能力の保持、辺野古新基地建設等への反対を力強くアピールしました。また沖縄平和運動センターからの連帯メッセージも披露されました。
 米海軍が横須賀基地に空母を配備してからすでに49年が経過、来年には「母港化」50年を迎えることになります。そして2008年からは配備艦が原子力空母となり、横須賀は米国外で唯一の「空母の母港」であり、米海軍にとって世界有数の巨大軍港、出撃基地となっています。この状況の中で空母原子炉の危険性は隠蔽されたままで、住民の安全は置き去りにされています。
 安保関連法から7年、この間に米軍と自衛隊の運用一体化は一層進み、岸田政権は先制攻撃も辞さない軍備体制の構築を図ろうとしているかに思えます。私たちは、住民の安全を顧みず、民意をないがしろにして全国で進められている軍事力強化の動きにNO!を突きつけ、各地の仲間と連帯して「戦争をしない国」を守る取り組みを続けます。

  

 


「安倍元首相『国葬』反対!9.27国会正門前大行動」に参加しました。
 
 9月27日(火)、安倍元首相の「国葬」に反対する実行委員会が主催した国会正門前行動に、群馬県平和運動センターとして参加しました。
 「今日でアベ政治を葬り去ろう」を合い言葉に午後2時から開催された集会には
各政党から、社民党・福島みずほ参院議員、立憲民主党・近藤昭一衆院議員、杉尾秀哉参院議員、阿部知子衆院議員、吉田晴美衆院議員、共産党・志位和夫衆院議員、他14名、れいわ新撰組・櫛渕万里衆院議員、大石晃子衆院議員など多数が参加しました。、また、沖縄の風・伊波洋一参院議員からのメッセージ、田中優子法政大学元総長のスピーチ、小室等・こむろゆい親子の音楽など多彩なアピールが行われました。集会には「旧統一協会・日本会議御用達の老舗『桜庵』名物 もり・かけ・さくら」も登場し、喝采を浴びていました。この日の参加者は15,000人に上りました。
 国会前での集会と同じ時刻に高崎駅西口では、かどくら邦良元県議が呼びかけた「安倍元首相の国葬反対スタンディングアクション」が開催されました。平和運動センターからも有志が参加し、アピールを行いました。

 

  


2022年度「平和フォーラム全国責任者会議」に参加しました。

  トリプル台風が日本列島に近づいている中、9/14〜15の日程で平和フォーラムの各県責任者会議が鹿児島市で開催され、群馬県平和運動センターを代表して倉林事務局長が参加しました。
 被爆77周年原水禁世界大会(福島・広島・長崎)の取り組み経過では、コロナ以前の規模に比べれば小規模だが、現地結集のかたちでやりきったことは今後の原水禁運動の再前進の大きな第一歩となりました。
 また、協議事項では、民主主義と相容れない国葬問題、自民党と反社会的カルト集団(旧統一協会)との相互支援、改憲発議反対、軍備増強を許さない取り組み等々、当面する主な取り組みについて協議されました。
 「さまざまな人権課題のへの取り組み」では、県立公園群馬の森にある、朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑の課題についても記載されました。<以下に記載内容を掲載>
 また11/12〜14、愛媛県松山市で開催予定の第59回護憲大会の実行委員会もあわせて開催されました。
 学習会では、都城工業高等専門学校准教授んの吉井千周さんの「南西諸島の軍備強化の現状について」と題した講演が行われました。中国の一帯一路戦略が進む中での「非武装中立の現実性」や「自民党による改憲の動向」などが語られ、米国の安全保障戦略上は、南西諸島〜沖縄の「第一列島線」が捨て石にされる可能性も指摘されました。防衛の前線からの貴重な報告で中身の濃い学習会になりました。

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*平和フォーラム各県責任者会議議案の「追悼碑裁判」についての記載内容*

(iii)群馬の森追悼碑裁判最高裁不当決定・歴史認識
 県立公園 「群馬の森」にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑について、県が設置許可
を更新しないのは違法だとして、「記憶・反省そして友好」の追悼碑を守る会 (以下、 「守る会」)が処分の取り消しなどを求めた民事訴訟において最高裁は2022年6月15日付の決定で、 守る会の請求を全面棄却した2審東京高裁判決を確定させました。 この決定を受けて、県は守る会に行政代執行にも言及した文書を送っています。
 碑は 2004年に建立され、戦時中に動員された朝鮮人労働者を追悼する集会が2012
年まで碑の前で開かれてきました。 群馬県は、 追悼集会の参加者が3回 「強制連行」に
言及したことを問題視し、碑の設置を許可した際の 「政治的行事を行わない」との条件に違反するとして、2014年7月、設置期間の更新を不許可とする行政処分を出しました。守る会は碑の存続を求めて同年11月に提訴し、2018年2月の前橋地裁判決は「政治的行事をしたから公園の効用を喪失したとはいえない」と述べ、県の不許可処分を「裁量権を逸脱し違法」とする考え方を示していましたが、2021年8月26日、東京高裁高橋譲裁判長は一番の原告勝訴判決を破棄し、被告・県の不許可処分を適法とする逆転判決を言い渡していました。
 県に不更新を求めた「そよ風」などの右翼団体は関東大震災時の朝鮮人虐殺の歴史についても否定的な主張を展開しています。2017年から朝鮮人追悼式典と同じ9月1日同時刻に同じ東京・横網町公園内の隣接地で「真実の慰霊祭」と称する集会を開いています。この「慰霊祭」での参加者の発言は2020年に都の人権尊重条例にもとづき「ヘイトスピーチ」と認定されています。(以下略)
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安倍元首相『国葬』反対!8.31国会正門前大行動」に参加しました。

 2022年8月31日(水)、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が呼びかけた、「安倍元首相『国葬』反対!国会正門前大行動」に参加しました。
 国会正門前で18時から行われた集会には4000人が参加し、旗やプラカードを掲げて拙速に決定した「国葬」に反対する声をあげました。
 安倍氏の国葬をめぐっては、憲法学者からもその法的根拠に疑問の声が上がっていますが、政府は26日の閣議で、2億5000万円を予備費から支出することを決めるなど、実施の姿勢を崩していません。何ら法的な根拠もない「国葬」を閣議決定のみで実施することは、民主主義のルールに照らしても許されるものではありません。また、実施の費用も会場警備費や来訪する要人の接遇に関する経費などを含めれば、膨大な金額になると言われています。
 「聴く力」を自認する岸田総理は、多くの国民の反対の声にこそ耳を傾けるべきです。多くの問題を含む「国葬」の実施の見直しを求めて今後も取り組んでいきます。

  


「被爆77周年原水禁広島大会」に参加しました。

 2022年8月4日(木)、コロナ禍により3年ぶりに開催された「被爆77周年原水禁広島大会」に群馬県平和運動センターより3名が代表参加しました。コロナの第7波で感染者数が増加する中ですが、会場の広島市グリーンアリーナには1200名が参加して開会総会が行われました。
 8月6日には平和記念公園で慰霊式と平和記念式典が開催され、群馬からの参加者も会場に向かいましたが、厳重な警備体制による入場制限のため会場での参列は叶いませんでした。終了後会場付近で番組録画中の池上彰さんに遭遇するというおまけ付きでした。式典終了後、参加者の田部井さん(館林)は引き続き長崎の大会に参加するため、広島を後にしました。
 今年度は「ヒロシマに学ぶ子ども代表団」の派遣は行えませんでしたが、来年度はぜひ「おとな」と「子ども」両方の派遣が実現するよう、コロナの収束を願うとともに、運動を継続し、盛り上がりを図っていきたいと思います。

 

  
(写真中:厳重な警備で会場に近づくことができない! 写真右:池上彰さんの番組録画に遭遇)


「2022年非核平和行進群馬県要請行動」を行いました。

 2022年非核平和行進の対群馬県要請行動を、7月25日(月)、県庁昭和庁舎で開催しました。
 平和行進実行委員会からは、大野代表委員をはじめ8名、県からは田村地域創生課補佐をはじめ10名が参加し、下記の要請書に基づく要請と回答、意見交換を行いました。
 2020年度、21年度にコロナウィルス流行の影響で実施できなかかった平和行進ですが、今年度は県内3地区(利根・沼田、北群馬・渋川、前橋・伊勢崎)での行進、そして県内全市町村への要請行動を実施します。
 また今後開催される原水禁世界大会にも、7月30日〜福島8名、8月4日〜広島3名、8月7日〜長崎3名の代表派遣を行い、非核平和の実現に向けた取り組みを積極的に行っていきます。

  

 





「5.15沖縄県民大会」に参加しました。

 本土復帰50年を迎えた5月15日、沖縄平和行進実行委員会や沖縄平和運動センターなどが主催する「5.15平和と暮らしを守る県民大会50」が開催されました。会場の那覇文化芸術劇場は地元沖縄の市民と全国から駆けつけた参加者で埋まりました。群馬県平和運動センターからも倉林事務局長ら4名が代表参加しました。当日は3年ぶりの平和行進も行われ、約1000名が宜野湾市付近を行進しました。
 集会終了後、群馬からの参加者は、辺野古新基地建設の埋め立て場所や座り込みの現場、「最も危険な米軍基地」普天間飛行場などをめぐり、本土からの復帰後50年を経ても変わらない重すぎる基地負担の現場を目にして、沖縄の人々の意向を顧みない政府に対する怒りと、沖縄の問題を「我が事」として取り組む決意を新たにしました。


 

 

 

 

 

 


「9条を世界へ!憲法を守り生かす5.3市民の集い」を開催しました。


 5月3日憲法記念日の午後、前橋市の群馬県教育会館で「9条を世界へ!憲法を守り生かす5.3市民の集い」を開催しました。
まだコロナウイルス感染が高止まりしている中、会場の定員をへらし、リモート会場も設けての開催となりました。会場へは約150人の市民が参加しました。
 集会では、金沢大学准教授、石川多加子さんが「恒久平和主義を確立するために?ウクライナ侵攻と壊憲の危険性?」と題した講演をおこない、ウクライナ問題などに絡めての改憲論議の危険性を訴えました。
 集会の最後には「今こそ憲法9条を世界に広げ、平和憲法を守り生かして、なによりも『いのちと暮らし』が大切にされる平和な社会を取り戻すことをめざします。」とのアピールを採択し、これからの、壊憲を許さない取り組みへの決意を固め合いました。

 

 





「憲法を守り生かす新聞意見広告」にご賛同ください。

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻という現状の中で、「戦争法」に基づき海外で米軍と一緒になって戦争する自衛隊を憲法に位置付けようとする動きを、何としても止めなければなりませんし、この国をふたたび「戦争する国」に変えることは許されません。
 安倍政権から続く9条改憲の動きを許さない市民の声を大きく上げるために、2022年の憲法記念日には、以下のような私たち市民の思いを意見広告として新聞紙上に掲載し、市民の声を更に強く大きく広げる運動に取組みます。
 先の戦争で大きな犠牲を払って手にした平和・民主主義、自由・人権の憲法を根本から変えて、戦争国家へと暴走する岸田政治に「ノー!」を突きつけていくために、市民のみなさんのご協力をおねがいいたします。


○2022年5月3日(火)憲法記念日の全国紙1紙朝刊に掲載します。

○掲載資金は、趣旨に賛同される個人・団体の賛同金でまかないます。

○賛同金は、個人一口1,000円以上 団体一口3,000円以上です

○申し込み期限は、4月20日(水)とさせていただきます。

◎詳しくは「憲法を守り生かす意見広告運動群馬県実行委員会」までお問い合わせください。
  TEL/FAX 027−236−0663  E-mail gunheiwa@cameo.plala.or.jp




「第11回さよなら原発アクション」が開催されました。

 福島原発事故から11年、2022年3月6日(日)に「第11回さよなら原発アクション」が高崎城址公園で開かれました。アトラクションやトークイベント、参加団体からのメッセージに続いて、「春のからっ風」の中市内のデモ行進を行い、「原発い>らない!!」と声を上げました。
 近頃は地球温暖化対策としての原発利用が検討されているらしいですが、原発を稼働することのリスクや環境への影響や核のゴミ処理の困難さなどを考えればあまりにも短絡的な主張だと思います。加えてこの度のロシアによるウクライナ侵略では、原発が攻撃・占拠の標的とされたことからも、原発の存在そのものの危険性は明らかです。
 残念なことに近頃は「脱・反原発」の取り組みも、一時の勢いを無くしてきているように思えます。しかし、次世代に真っ当な地球を残すためには、どのような「核」とも「さよなら」するしかありません
 あきらめずに声を上げ続けたいと思います。








『戦争をさせない1000人委員会・群馬』を結成しました。

 高崎市労使会館において2014年8月23日、400名を超える参加者で『戦争をさせない1000人委員会・群馬』の結成の集いが開かれました。

 主催者代表で弁護士の角田義一氏は「集団的自衛権の行使容認の撤回を求め、日本を再び戦争をする国にさせないために、立ち上がろう!」と訴えました。
 集会は、東京新聞・半田滋論説委員が「安倍政権の集団的自衛権のトリック」と題して講演。中央1000人委員会呼びかけ人の一人、福山真劫氏の連帯あいさつ、民主党・江崎孝参議院議員、社民党党首・吉田忠智参議院議員の国会情勢と決意表明が行われ、最後に「戦争体制の整備に強く抗議し、平和を願うすべての人々に行動に立ちあがることを呼びかける」アピール文を採択しました。
 『戦争をさせない1000人委員会・群馬』では、閣議決定の撤回を求め全国署名行動、また賛同人の呼びかけを行っています。
          賛同金    個人一人1000円    団体一口3000円
         振込先は  郵便振替口座   00510-2-72249  憲法ネット群馬

  お問い合わせは、戦争をさせない1000人委員会・群馬
     共同代表  角田 義一(弁護士)
             黒澤 孝行(民主党群馬県連会長)
             小林 人志(社民党群馬県連合代表) 
             吉田   登(自治労群馬県本部委員長)
             内林 房吉(部落解放同盟群馬県連委員長)
     事務局    唐沢 武臣(群馬県平和運動センター事務局長)

    前橋市大手町3-11-1  社会文化会館内 

                       電話・FAX    027(236)0663

★許すな「戦争法案」!子どもたちに平和な未来を!
    7・18群馬大集会 に1000名の参加!

 7月18日高崎城址公園にて、「許すな戦争法案!子どもたちに平和な未来を7・18群馬大集会」を開催いたしました。
 当日は、台風の余波がまだ続く雨模様の中、多くの市民・労働者の皆さんが集まり、13時より全国一斉の「アベ政治は許さない」「強行採決糾弾!」のボードを掲げ、怒りのコールを行いました。
 13:30〜の集会は、角田義一共同代表の主催者あいさつに続き、群馬弁護士会、憲法共同センターから連帯の挨拶、そして沖縄一坪反戦地主会の木村辰彦さんから「安保法案が成立すれば、必ず沖縄はまた最前線基地となり、戦争への脅威が確実に高まる。本土の皆さんの闘いをお願いしたい、沖縄からもオール沖縄で闘う」と決意がありました。続いて、民主党あいはら久美子参議院議員、中川社民党組織局長、藤本中央フォーラム事務局長の決意と訴えを受けて、集会アピールを確認、怒りの団結ガンバローをもって市内デモに出発し市民アピールを行ってきました。
 7月15日、16日には安倍自・公政権が衆議院で「戦争法案」の強行採決を行いましたが、安倍政権の支持率は急落しました。破格のオリンピック新競技場建設は白紙とした安倍首相は、憲法違反の「安保法案」こそ白紙撤回すべきです。
戦争をさせない1000人委員会・群馬は、引き続き全国の仲間と共に、戦争法案廃案!安倍政権の退陣に向け全力を挙げてゆきますので引き続き宜しくお願いいたします。



★2015年8月1日、原水禁世界大会福島大会が開かれました


★「アベ政治を許さない!」 8・29集会が開かれました!!





平和運動センターって何?