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2010年 バックカントリーの記録 | やや重深雪 | |
日時 : 1月4日(月) 7:30〜15:00 (7時間30分) 山域 : 吾妻連峰 家形山方面 天候 : 晴れのち雪 スキー : DYNASTAR LEGEND8800 168cm + G3 TARGA T/9 ブーツ : CRISPI CXP LIGHT 移動距離 : 約14km 【動機】 本日は年末年始休暇の最終日。近場の積雪状況の確認ということで、昨日のエリアから更に奥へと進んでみた。本格シーズンへ向けてのラッセル筋強化も兼ねる。 【行動記録】 高湯料金所先の除雪終了地点を目指す。道路の状況は昨日と同様で、除雪を行っていない模様。昨日から更に降雪があったようだが、通行に支障は無く、スタート地点に到着。夕方16:00には帰宅したい。出発準備。 7:30 845m シール登高開始。まずは夏道を登り、途中からスカイラインを辿って旧吾妻ゲレンデへ向かう予定。これは昨日同様。 今日は青空が広がりそうな雰囲気。太陽の日差しが眩しいが、予報では天候は下り坂。スカイラインに出ると、昨日の登りのトレースはうっすらと残るのみで、ほぼゼロからのスタート。雪は踝ラッセル。 7:57 旧レストハウスのバニーハット前を通過。日差しがあり、風も弱いため暑い。ゲレンデ中間部の急坂を登り切ったところで、フリースを脱ぎ、ニットの帽子もバンダナに切り替える。ついでに水分補給と日焼け止め対策。目指す家形山方面にも雲は掛かっていない。 風に叩かれた雪は、一度板が潜るとトップが抜けてこない。旧ゲレンデトップ手前から徐々にペースダウン。昨日の疲労は無い筈だが。 9:00 1310m 旧ゲレンデトップ付近を通過。入山ポイント付近の積雪は不足気味で、早くも藪漕ぎの様相を呈する。 樹林帯に入ると、風の影響の少ない雪でラッセルは楽になるが、次第に雪は深くなる。板のトップが抜けづらい状況が徐々に増えだし、進行に難儀するようになる。 10:35 1550m 慶応山荘への分岐点に到着。腰を下ろして大休止。パンを頬張る。この時点で、五色沼へりの大岩着は12時〜12時半と推測。 10:45 行動再開。尾根ルートで、五色沼へりの大岩を目指す。進行ルートを濃い藪と深雪が阻む。斜度が出ると最悪でペースは落ちる一方。天候も急激に悪化傾向。 家形山を望める1680m尾根手前の登りでは、右足スキーのシールが剥がれてしまう。シールは自宅で貼り付けてきたが、出発地点で部分的に剥がれがあり、予感はあった。出発前に念入りにしごいてきたが、効果は不十分だった模様。手持ちのテープでシールを板に固定し何とか登行可能となるが、予定外の作業により大幅にタイムロス。 大根森脇の登りでも、藪と深雪の二重苦に悩まされる。深い所では、腿ラッセルとなり、キックターンもままならない。何とか登り切り尾根に乗ったが、大岩直前まで藪と深雪に進行を阻まれ続ける。 12:50 1805m 大岩到着。最悪のコンディションの中、何とか辿りついた。シールも何とかもってくれた。吹雪いていて、家形山も一切経山も五色沼も確認出来ず。対象物の定まらない写真を数枚撮ってから、風を避けられるポイントへ移動して滑降準備。 13:10 滑降開始。風の当たらない滑降予定ポイントへと高度を落とす。滑降ラインも積雪が少なめで、滑れる斜面はほんの僅か。雪も重めで快適ではない。登りの苦労は報われない。 13:35 慶応山荘前に到着。管理人のOさんに挨拶だけでもと思ったが、あいにく留守の模様。山荘前に腰を下ろして、大休止。15時前には出発地点に戻りたい。 13:50 慶応山荘を後にする。旧ゲレンデへと戻る平坦なコースは歩きを強いられる。ストックで推進を得たいが、効果は薄い。 14:30 旧ゲレンデトップへ到着。昨日のラインを滑降。バニーハットからは、往路のトレースを辿る。平坦なスカイラインは、またしても歩きとなる。スカイラインを離れ夏道に合流すれば、快速で下るのみ。 15:00 出発地点に到着。もう一発まとまった積雪が欲しいところです。昨年同時期に比べ、積雪が少ないことを実感。 |
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山鳥山から家形山方向 | ||
単調な登り | 慶応山荘分岐点 | |
大根森手前から家形山北東斜面方向 | ||
何とか大岩到着 | 一切経山方向 | |
上部の滑降斜面 | ||
慶応山荘 | ||
旧ゲレンデ中間部から福島市街地方向 | ||
バニーハット | ||
GPSログデータ |