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2010年 バックカントリーの記録 久しぶりの山
日時 : 3月30日(火) 9:05〜12:35 (3時間30分)
山域 : 吾妻連峰 西大巓
天候 : 曇り 時々日が差す
スキー : DYNASTAR LEGEND8800 168cm + Voile Switchback
ブーツ : CRISPI CXP LIGHT
移動距離 : 8.2km

【動機】
異動準備と、たちの悪い風邪にやられ、約1ヵ月スキーに行けなかった。ここ2日程の降雪で、今シーズン最後のパウダーを楽しめそうな予感。タイムリーな異動休暇を利用して、久しぶりの山へと出掛けてきた。風邪はほぼ治ったが、体調は90%といったところか。

【行動記録】
裏磐梯のグランデコへと向かう。自宅を6時半過ぎに出てきたので、大分早く着いた。目指す西大巓山頂方向は風雪模様で、雲の中。いそいそと準備を整え、レストハウスへ向かう。

今回もゴンドラのみ利用予定で、1回券を2枚購入。平日ですが、結構人の入りは良いようです。今日は雪も良いし。

9:05 1390m
ゴンドラ降り場から行動開始。第4リフト脇のコース上をシールで登る。上部は相変わらず雲の中だが、ゲレンデ内はなかなかの好天。久しぶりのシール登行で早くもバテ気味。1個前のゴンドラに乗り込んでいた山ボーダーさんは、第4リフトを利用したようです。

9:25 1570m
第4リフト降り場脇を通過。山へと向かう深いトレースがある。まもなく、**高校のプリントがあるテント脇を通過。どうやら、昨夜はテン泊だった模様。先に伸びる先行ツボトレースは彼らのもの。ありがたくトレースを拝借するが、ツボの深いトレース上はデコボコで結構歩きづらい。ラッセルするよりはマシですけど。

まもなく、先行していた山ボーダーさんに追い付く。目的は勿論東斜面の滑降。裏磐梯の方で、この辺りは大分滑り込んでいるご様子。まずは先行させてもらう。先行トレースを辿るだけなので、ルーファイに迷いはないが、急登では、トレース上はシールが食い付かず、ズルズルと後退。ちょっとトレースを外しつつ進行する。積雪は安定している感じがする。

10:00 1830m
腰を降ろして大休止。結構バテバテ、5分程休もう。上部の天候は相変わらずで、東斜面は視界があるかどうか。

行動再開。目の前に迫るニセピークへと取り付く。シールが食い付かず斜登する。ピークに登りきると、人の声が聞こえる。暫くすると先行パーティが降りてくる。高校生は総勢30名といったところ。挨拶を交わしつつ先へ進む。山頂は目の前。

10:45 1981m
西大巓山頂。大分時間が掛ってしまった。風がやや強く、ガスが濃い。滑降準備をしていると、山ボーダーさんも到着。斜面の視界が得られるまで、ちょいとウェイティング。

11:05 
ガスが取れたところで滑降開始。所々底付きするが、3月の雪としては申し分ない。下部の樹林帯手前まで一気に下降。暫く待つと、山ボーダーさんも滑り下りてくる。シャッターを切る。

聞くと、山ボーダーさん、裏磐梯でペンションを経営しているとのこと。ウインドサーフィンでお知り合いのNさんの4つ隣のペンションだそうで、世の中狭いですね。撮った写真を送る約束をする。

予定では、西吾妻経由二十日平だったが、中の沢のスノーブリッジは大分落ちてしまっていると聞く。まあ、山ボーダーさんともう1本登り返して滑って、往路を戻っても悪くない。病み上がりだし。

11:30 1981m
再び山頂へ。若いボーダー3人組が登って来た。写真を頼まれ、はい、チーズ!山ボーダーさんは、山頂で昼食とのことなので、ここでお別れ。

11:45 
2本目滑降。山頂に残る4名のボーダーさんのラインを残す控え目ラインで、先程のポイントまで下降。3人組が滑り出すかと思い暫く待つが、動く気配が無い。シールを貼って、斜面をトラバース、往路への合流点を目指す。

12:18 1900m
往路合流点でシールを剥がして下降開始。下部に向かう程、雪が重くなり、次第にクラスト斜面となる。太腿が疲れる。

ゲレンデ上部に到着。慣れない圧雪バーンを滑り、ゲレンデ下部を目指す。シーズンを通して滑降距離が短いためか、大腿二頭筋はへこたれ気味。

12:35 1030m
レストハウス前に到着。滑りは良かったが、ツアーとしては物足りないことは確か。もう春です。
西大巓山頂
東斜面を滑降(1本目) 
知り合った山ボーダーさん 
 2本目前。滑降斜面を見下ろす
西吾妻山頂方向
早めの撤収
 
GPSログデータ