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2010年 バックカントリーの記録 裏山スキー
日時 : 4月17日(土) 10:00〜11:21 (1時間21分)
山域 : 阿武隈山地 女神山
天候 : 雪
スキー : K2 ESCAPE 167cm + Rottefella Chili Cobra
ブーツ : CRISPI CXA

【動機】
朝起きると、季節外れの大量降雪。日本列島南岸を低気圧が通過したことで、湿った北東風が入り、太平洋側に降雪がある典型的な春雪パターン。と言っても、過去4月にこれだけ降った記憶は無く、自宅付近でも20cm程度の積雪がありビックリ。このドカ雪パターンで、近場の山へスキーに行けないものかと以前から考えていたが、ついにそのチャンス到来。まあ何とかなるでしょう、ということで、テレマークを始めた時の古いスキーとブーツを携え、通い慣れた女神山へと出掛けてみた。

【行動記録】
レガシィのタイヤはノーマルに交換済みだったが、レガシィはディーラーにあり、代車を利用。ラッキーなことに、お借りした代車はスタッドレスが付いていたのでした。過去に、代車にベースキャリアを付けてウインドサーフィンに行ったこともあった(とんでもない話)。15年程前の話です。慎重に雪道をドライブし、女神山の堀切登山口へと向かう。

10:00 280m
シール登行開始。スタート地点から20cm程度の積雪で、早くも重いラッセルで汗が出る。インナー+アウターの2枚体制。

通い慣れた女神山の登山道なので、ベースの状態はある程度掴んでいるつもりだが、下りでは板を傷つけたり、最悪の場合、転倒して怪我の可能性もある。探りを入れながら、湿った雪が降り続く中、山頂方向を目指す。木々が覆いかぶさったエリアは積雪が少ないが、滑りで板を傷付けるほどでは無さそう。登山道下部は比較的岩が少ないので、まあ大丈夫そうかなと。

10:15 390m
七つ森林道を横断。登山道には、所々雪が少ない部分や木の根っこが横たわる箇所も出てくる。記憶に入れたり、上から根っこが見え易いように雪を掻いたり、マーキングしながら進む。

上部の急登部位ではシールがスリップ。板を外すと、雪ダンゴがテール寄りに大量に付着していた。せっせと除去。上部は岩が多い箇所もあるので、シールのまま下ったり、板を外してツボで降りたりの工夫が必要そう。上部はやや雪が軽い。

10:52 599m
女神山山頂着。結構時間が掛った。周囲は横殴り気味の降雪で、いつもは見える千貫森や霊山は勿論見えない。三角点のブロックに腰を下ろして、持参したお茶とチョコで一服する。暫くゆっくりするつもりだったが、結構寒い。まあ午後も出掛ける用事があるし、そろそろ下山しよう。

11:00 
下山開始。まずはシールのまま下降。斜度は緩いが、シールの滑りは抜群。結構楽しめる。急登部位の岩場付近で板を外しツボで下る。無雪期よりも足場が良くラクチン。

危険部位を過ぎたところでシールを剥がし滑降準備。金具のプレートとブーツのソールに雪がこびり付き、板装着に手間取る。滑降開始。結構楽しい。笑いが止まらない。これぞ本当の裏山(バックカントリー)スキー。平坦部ではストック推進と歩きが必要だが、傾斜があれば板は気持ち良く走る走る。狭い登山道は所々スリリングでこれもまたイイ。

最後まで愉快に滑り降り・・・・。

11:21 280m
出発地点に到着。来年以降もチャンスがあれば、また来たい。
  
堀切登山口
登山道中間部の登りトレース
 
 女神山 山頂
登りトレースとシュプール