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2010年 バックカントリーの記録 シーズン初スキー
日時 : 12月26日(日) 9:49〜12:49 (3時間)
山域 : 吾妻方面 旧吾妻ゲレンデ
天候 : 小雪
スキー : KARHU PFD 172cm + VOILE SWITCHBACK
ブーツ : CRISPI CXP LIGHT
移動距離 : 約6.5km

【動機】
前日からまとまった降雪があったので、近場のゲレンデで初スキーと考えていたが、起きた時間が遅くパウダー争奪戦に参加出来そうもない。だったら吾妻の積雪状況を確認してもいいかな?と思い、ビンディングを付け替えた一番太い板を持って藪スキー覚悟の入山。例年はゲレンデで細板+革靴スタートなので、今年は逆パターン。

【行動記録】
昨日お借りした代車を走らせ、高湯料金所先の除雪終了地点を目指す。除雪終了点には雪に埋もれる車が3台。KO山荘のお客さんか?十分な積雪があり、シール歩行に支障は無さそうで一安心。

9:49 845m
行動開始。いつも通り夏道を登り、途中からスカイラインを辿って旧吾妻ゲレンデトップへと向かう予定。久し振りのラッセルだが、重い太板もビンディング交換の効果で歩きが楽になった。足を前に出すと、スキートップがスムーズに抜けてくる。10分弱で夏道に合流する。ストックを突いて積雪深さを測ると、アスファルトまで約50cm。センター110mmの板でも脛近くまで沈み込む、なかなかの積雪状況。

スタートから30分弱でバニーハット前へ。目の前の斜面は枯れたススキが群生している。掻き分けながら進むしかない。足元の方は、雪のベースが無いまま一気に降ったせいで、場所によっては膝まで沈み込む。なんだかんだと格闘し消耗しつつ、15分程度掛けて上のリフト乗り場跡に辿り着き小休止。時折日が差すが、西風が吹き下ろすコンディションで宜しくない。

ゲレンデ上部を目指し再スタート。上部の滑降予定斜面のブッシュは濃い目だが、何とか滑れそう。少し雪が重いのが気にはなる。昨日の軽登山の疲れが残っているのか、中盤からペースがガクンと落ちる。シーズン初のスキーがシール登行では無理もないか。歳のせいとは思いたくない。遠くからスノーモービルの音が聞こえてくる。スカイライン方向からではないが、2月に滑降斜面を荒らされたことを思い出すと印象は良くない。向かい風に耐えつつ、かなりバテながらラッセルを継続し、何とか旧スキー場トップへと迫る。

11:47 1310m
約2時間で旧ゲレンデトップのリフト降り場跡に到着。写真を撮りながら、栄養補給の大休止。リフトの管理小屋のガラスは割れ(昨年も同様だが)、酷いありさま。風が強く展望もない場所での長居は無意味。シールを剥がして滑降の準備に入るが、久し振りで少々もたつく。今回は、下部に向かって左側のコースへと進入してみる。残念ながら雪が重く、ブーツの上にモコモコと雪が溜まって滑らない。斜度があれば何とか走るが、重い雪で板を自由に動かせない。

斜度が緩んできたところで、、往路のトレースに乗る。良く見ると、スノーシューで歩いたトレースがついていた。人の姿は見かけなかったが、どこで行き違ったか?もしかするとKO山荘のOさんだったのかもしれない。バニーハットから下は、スカイラインの歩きが長い。斜度が緩く、ストックで漕いでも板が走ってくれない。何とか夏道に合流すればひと滑りだが、雪に埋もれた障害物に板をぶつけないように注意。

12:49
出発地点に到着。

年末から年始に掛けて雪が降り続きそうなので、来年に期待しましょう。
除雪終了地点
登りトレース
旧ゲレンデトップ
上部の滑降斜面
 高湯ザル
 
GPSログデータ