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2011年 バックカントリーの記録
日時 : 1月23日(日) 8:25〜10:22 (1時間57分)
山域 : 吾妻方面 旧吾妻ゲレンデ
天候 : 雪 風強し
スキー : DYNASTAR LEGEND8800 168cm
              + VOILE SWITCHBACK
ブーツ : CRISPI CXP LIGHT
移動距離 : 約6.5km

【概略】
旧吾妻ゲレンデ経由の家形山方面へは、毎シーズン2〜3度は訪れている。積雪も十分と思われるので五色沼を目指してみたが、少々の悪天候で簡単に心変わり。中途半端なツアーとなってしまった。

【行動記録】
高湯料金所先のいつもの除雪終了点へと向かう。昨夜からの降雪は思った以上で、まだ除雪作業前。先行車の轍を進む。丁度3台の車が駐車するところだった。奥まで行けそうにないので、やや手前のスペースに駐車する。周囲は風雪模様。

8:25 845m
行動開始。計10名ほどのパーティは出発準備中。軽く挨拶して先へと進む。単独の山スキーヤーが先行しているがすぐに追いつく。譲って貰うと、目の前は前日のトレースがうっすら残る程度、ラッセルしながら進む。まもなくスカイラインへと合流。今日の板はDYNASTARのミッドファット。数年前、センター90mmのファットということで導入したが、今時はもうファットとは言わないらしい。KARHU PFDに比べ板は軽いが沈み込みが大きく脛近い。進行速度は遅くはないが違和感を覚える。GPSを見ると、一昨日同様誤った位置を示している。購入から2年ちょっとで早くも末期症状か。電源を入れ直して復帰。

スタートから25分程度でバニーハット前を通過。昨年末訪れた時は酷いブッシュのゲレンデも積雪が増えて通過に支障はない。2番目のリフト乗り場に掛かると、右手の沢側からトレースがゲレンデ上部へと伸びていることに気付く。ストックの跡から2名程度と推測。ありがたくトレースを拝借して一気にペースを上げる。ペースは上がっても、風雪の悪天候にテンションは下がり気味。当然家形山方向の稜線は見えない。風が強くなる予報だったので、上まで行っても雪の状態は良くないと思われる。ゲレンデトップに差し掛かったところで行くかやめるか最終判断することにする。

ゲレンデトップは近い。トレースは山鳥山方向へと伸びているように思えたが、前方に休憩中の先行者2名を発見。まずはラッセルのお礼。聞けば、第2リフト乗り場近くでテン泊したとのこと。どおりで妙な場所からトレースが出て来ていたわけだ、納得。

さてどうするか。依然天候は悪い。出来れば今日中に済ませたい用事もある。戻る言い訳をいくつか探して引き返すことにする。2名とここでお別れ。

9:43 1310m
旧ゲレンデトップに到着。ちょっとの休憩後、シールを剥がして下降の準備。裏のコースへとエントリー。雪は重く、傾斜が緩いと板のトップが浮いてこない。ブーツの前に雪がモコモコと。地表近くをモグラが進行している様な状態。傾斜が出ると漸く板が走る。まずまず快適。

元のコースに合流すると10名程度のパーティがシール登行中。更に下降すると、先程の2名に追いつき追い越す。バニーハットの裏手の斜面へ。10名パーティは夏道へ入らずスカイラインをトレースしていたことに気付く。スキーを履いたままスカイラインへと上がり、太いトレースを辿って出発地点へと向かう。

10:22
出発地点に到着。家形山方面へは、気持ちが入った次の機会に。
旧ゲレンデトップ
裏のコースへと進む
滑降ライン
太いトレース 出発地点へ
 
 
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