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2011年 バックカントリーの記録 久しぶりのコンビで慶応吾妻山荘へ
日時 : 2月11日(金) 8:42〜15:16 (6時間34分)
山域 : 吾妻連峰 五色沼
天候 : 曇りのち小雪
スキー : DYNASTAR LEGEND8800 168cm
              + VOILE SWITCHBACK
ブーツ : CRISPI CXP LIGHT
移動距離 : 約13km

発達中の南岸低気圧の接近で、県内全域天気は下り坂だが、三連休初日は持ちそうな雰囲気。友人A氏も休みということなので、久しぶりに二人で五色沼を目指すことにした。慶応山荘のOさんにも会いたいし。

【行動記録】
A氏の車に同乗し、高湯料金所先の除雪終了ポイントへと向かう。先行パーティがいるようで、夏道方向に太いトレースがついていた。駐車地点には新雪が10cm程度積もっており、本日の雪のコンディションはそう悪くは無さそう。出発準備。

8:42 845m
行動開始。ハイペースになるのを避け、A氏先頭で。先行パーティは、スカイラインに入らず、夏道をトレースしている。我々もそのまま夏道を辿っていく。先行トレースのお陰で概ね順調なペースで進行する。風は弱く、時折日差しと青空が見える穏やかな天候。上まで持ってくれるといいのだが。

トレースの状況から判断すると、先行パーティの人数は4名程度と思われる。すぐに追いつくだろうと思っていたが、一向に姿は見えてこない。湯の平付近には、ごく最近のものと見られる赤布が所々に下がっていた。後で慶応山荘のOさんに聞いたところ、今年の大雪によって倒木があったりして、危険箇所付近には赤布を下げたとのこと。井戸溝を越えた場所にも大きな倒木が横たわっている。注意したい。

2時間少々で慶応山荘の分岐点に到着する。家形方向を見ると、先行パーティの背中が見えた。が、ここはいつもの休憩地点なのでまずは一服させてもらう。

再スタートすると、大根森手前の尾根1640m地点で休憩中の先行パーティに追いついた。パーティは総勢(たしか7名)で、吾妻小舎へ向かうとのこと。ラッセルのお礼を言って、トップを交代する。雲が日差しを遮り、小雪が舞い始めた。徐々に視界も悪くなってくるので、先を急ぎたいところ。

11:51 1805m
五色沼の大岩着。この場所にしては風は弱めで穏やかなほう。一切経山や家形山の写真を適当に撮っていると、まもなくA氏も到着する。

シールを貼ったまま少し移動し、滑降の準備に入る。。慶応山荘の裏手へと滑り込む予定。上部の雪はクラスト気味だが、慶応裏手まで来ると良い雪質。初めてこの斜面を滑った頃に比べ、ややブッシュが濃いように感じるが、積雪が少ないのではなくブッシュの成長によるものと解釈する。木も当然育つわけで。

12:38 1550m
慶応吾妻山荘。山荘の前で板を脱いでいると、我々の気配に気が付いたのかOさんが出てきた。お元気そうで何よりです。挨拶をして中で休憩させて貰う。年末からの積雪はかなりのものだったようで、山荘周りの除雪には四苦八苦していたとのこと。ホントお疲れさんです。

暫く休んでいると、1名来客が。我々と同じルートを滑り降りてきたという地元の20代の山スキーヤーさん。コーヒーをご馳走になりながら4名
であれこれと談笑する。なんだかんだと約2時間休憩させてもらった。

Oさんに別れを告げて山荘を後にする。この山スキーヤーさん(S氏)、どこかで見た記憶があると思ったら、数年前にA氏と旧吾妻ゲレンデで遊んでいた時にスノーシューで登ってきたスキーヤーだった。聞くと、彼も我々のことを何となく覚えていたとのこと。

3名連れ立って旧吾妻ゲレンデへ。。新雪は浅めなものの、風が弱かったことで雪の状態は上々。快適に滑り降りる。バニーハット脇の沢沿いルートからスカイラインへと這い上がる。あとはストックで漕いで漕いで・・・。

15:16 845m
出発地点に到着。
Sさん、また会ったらよろしく〜。たぶん見てないと思うけど。
 湯の平付近の赤布
大根森方向
五色沼と一切経山
A氏 滑降中
旧ゲレンデ下部 A氏&S氏
GPSログデータ