トップページ

      バックカントリースキーのトップ

2012年 バックカントリーの記録 藪漕ぎスキー
日時 : 1月13日(金) 9:10〜12:10 (3時間)
山域 : 蔵王連峰 不忘山
天候 : 小雪
スキー : DYNASTAR LEGEND8800 168cm + Voile Switchback
ブーツ : CRISPI CXP LIGHT
移動距離 : 約7km

【動機】
週末に掛けて、次第に冬型が強まる予報。無雪期には毎年必ず訪れる山へショートツアーを計画。

【行動記録】
白石スキー場でリフト回数券を購入し、ゲレンデトップを目指す。トップでシールを貼り、出発の準備を整える。

9:10 1120m
シール登行開始。スキーで不忘山を目指すのは、たしか5年振りぐらいのはず。記憶を頼りに進行ルートを探る。過去の山行では、12月末にも一度訪れているが、その時に比べても随分藪が濃い。積雪不足が主要因だが、樹木の成長も一因だと思う。天候は下り坂のようで小雪模様だが、時々薄日も差す。幸い風が弱めなので、何とか山頂には届きそうだが。

比較的締まった雪の上に薄く新雪が積もった状態で、板の沈みも少なく歩きやすい。問題は藪漕ぎ。右に左に藪を交わし、帰りのラインもイメージしながらジワジワと標高を上げる。積雪が十分なら、早めに東尾根に取り付くところだが、藪が濃いし新雪も浅いので、本日は夏道寄りの直登コースを選択する。

1600m付近で尾根へと上がる。山頂方向は見えない。不忘の碑の岩場を左手に見ながら山頂を目指す。山頂手前でスキーをデポしてツボで山頂へ。

10:55 1705m
不忘山頂着。視界は悪く南屏風岳方向は見えない。風が強めに吹いているので、写真を撮ってすぐに引き返す。シールのままスキーで下降し、滑降開始予定点へ。ここの積雪も前の山行時に比べて1mは少ないように思える。

シールを剥がして、ブッシュの隙間に狙いを定めて滑降開始。長い距離は滑れない。滑れるラインを探して繋いでいく感じ。雪は軽めなので滑り自体は結構気持ちがいい。トラバース気味に滑り降り、藪漕ぎしながら徐々に登りのトレースに絡んで行く。

傾斜が緩くなってもスキーの滑りは良い。登りトレースを利用すれば、藪漕ぎは最低限に抑えられる。途中から登りトレースを外してしまった。沢形に吸収されないように進路を修正して、しつこい藪に阻まれながら、何とかゲレンデトップ付近に辿り付く。腰を下ろして軽い食事を取り、ゲレンデに出てゆっくり下降する。時間が昼時とあって、ゲレンデを滑る人は疎ら。

12:10
無事レストハウスに到着。もっと積雪が増えたら、また訪れたいところ。
山頂方向
1600m地点 尾根に乗る
山頂着
中間部の快適滑降斜面
 
GPSログ