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2012年 バックカントリーの記録 猛ラッセル大会 雪降り過ぎ
日時 : 1月29日(日) 8:40〜13:40 (5時間)
山域 : 吾妻
天候 : 雪
スキー : DYNASTAR LEGEND8800 168cm + Voile Switchback
ブーツ : CRISPI CXP LIGHT
移動距離 : 約7km
メンバー : A氏と二人

【動機】
友人A氏から山の誘いがあり、同行することに。ここ数日の大量降雪で深いラッセルが予想されたが、思った通りの展開となった。

【行動記録】
高湯登り口でA氏と待ち合わせて高湯料金所先の除雪終了点へ。出発準備中、自衛隊と県警のスキー大行軍が先行していく。なんでも、今日は遭難救助訓練日とのこと。行き先は犀の河原付近。A氏と二人で内心ニンマリ。暫くはラッセル不要。出来れば、五色沼まで行きたいところ。

8:40 830m
シール登行開始。先発隊のお陰でぶっといトレースが出来上がり、楽々進行する。が、それも束の間の幸せ。大集団の最後尾にすぐに追いついてしまう。例を言ってラッセルを交代する。うっすらとしたトレースが残る夏道を辿る。ラッセルは脛程度でまだまだ余裕。快調に飛ばしてスカイラインへと這い上がる。

時折太陽が覗く天候だが、風が強く、雪も断続的に降り続く。出来れば五色沼までと考えていたが、この状況では無理だろう。山鳥山まで登って旧吾妻スキー場へと滑り降りる周回プランに変更する。この先、雪が猛烈に深くなる。コンスタントに膝ラッセル。深いと腰近くまで沈み込む。まだ体力に余裕はあったが、深すぎる雪で自由に身動きが取れず、もがき喘ぐ。

賽の河原手前で、A氏のシール剥がれが発生。何とかシール貼りつけ、進行には支障無しとのことで、そのまま進む。賽の河原から長いトラバースを経て山鳥山へ。

11:55 1380m
山鳥山到着。少し遅れているA氏を待っていると、昨年2月に一緒になったS氏が一緒にやって来た。周囲の天候は更に悪化傾向。三人で話し合い、このままスキー場へ下ることに決定。板が走るか確認するため、自分だけシールを剥がして下ってみる。緩い傾斜では板は走らず下りラッセルとなる。傾斜が出ると少しは走り出し、何とか旧ゲレンデ上部に到着。

欲を出して、ラッセルしながらリフト下へ向かう。最大傾斜で板は走るが、深く重い雪のせいでターンは不可、直滑降。ゲレンデ下部まで、殆ど下りラッセル状態でバニーハット前に出る。スカイラインには太いモービルのトレースがあり、ここからはストック推進を入れながら比較的楽に進める。往路の夏道に合流すれば、あとは快速で下るのみ。

13:40
出発地点に到着。
スキーをする上で雪が多いのは非常にありがたいが、多すぎるのもまた考え物。自然相手では仕方の無いこと、だが。
スカイライン合流点
A氏のシール剥がれで一時ストップ
深すぎる雪
山鳥山 今日はここまで ギブアップ
 
GPSログ (途中からスイッチON)