トップページ

      バックカントリースキーのトップ

2012年 バックカントリーの記録 尻尾を巻いて退散
日時 : 3月27日(火) 9:15〜11:55 (2時間40分)
山域 : 吾妻連峰 西大巓
天候 : 曇り 風強し
スキー : KARHU PFD 172cm + Voile Switchback
ブーツ : CRISPI CXP LIGHT
移動距離 : 約8km

【動機】
二日ばかり続いた冬型の気圧配置の影響で、やや降雪があった模様。荒れ気味の天候が気にはなったが、最後のパウダーかも?と少し期待して裏磐梯の山へ。

【行動記録】
デコの駐車場から見た西大巓と西吾妻山は、山頂が雲に隠れていた。とりあえず登ってみて、天候次第でルートを決めることにしてゴンドラに乗り込む。ゴンドラ降り場付近で、いつものようにシールを貼り付けて出発準備完了。

9:15 1390m
シール登行開始。ゲレンデの隅っこをジワジワと進む。平日にもかかわらず、スキーヤーとスノーボーダーが多めに感じる。上からボーダーが降ってこないことを祈りつつ前進。15分少々でゲレンデトップを通過して樹林帯へ突入。スノーシューの先行者がいるようで、トレースがある。進むと、先行者は2人組の2パーティで計4名。礼を言って前に出てラッセル開始。と言っても、ブーツが軽く隠れる程度の極浅い雪。にもかかわらず、疲労が激しく休み休み進む。当たり前だが、登るほどに天候は悪化。ニセピークから山頂は全く見えず。手探り状態で山頂へ。

10:40 1981m
西大巓山頂着。風も強めで視界不良。時折太陽が顔を覗かせるが、すぐに隠れてしまう。天候の回復を祈って11時迄待つことにするが、願いは叶わず。寒い。

11:05
下山開始。シールで少し下る。目印になる腐りかけの樹氷が現れたあたりでシールを剥がして滑降開始。 ゲレンデ西側の沢形を目指す。所々に開けた斜面があり、思いのほか楽しめる。雪も軽い。1600m付近の急斜面がお楽しみだったが、底はガリガリ。斜めに切ると、薄い新雪がゆっくりと流れていった。

1450m付近でゲレンデに合流。かったるい長い緩斜面を漕いで流してゲレンデ下部を目指す。極太板の苦手な圧雪バーンが続く。

11:55
デコのレストハウス前に到着。今日は撃沈でした。そろそろポカポカ陽気とザラメ雪が恋しい今日この頃。
西大巓山頂付近
少し下ってシールを剥がす
ゲレンデ脇の沢形 1500付近
 
 
GPSログ