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2012年 バックカントリーの記録 | 東北一高い山 | |
日時 : 4月29日(日) 8:55〜14:25 (5時間30分) 山域 : 燧ケ岳 天候 : 晴れ スキー : BLACKDIAMOND FRANTIC 167cm + TARGA G3 ブーツ : CRISPI CXP LIGHT 移動距離 : 約10km メンバー : A氏、私 【動機】 友人のA氏はほぼ毎年GWに燧ケ岳へ山スキーに出掛けている。今年は私も同行することに。尾瀬エリアは、四季問わず初めてなので期待が高まる。 【行動記録】 A氏の車に同乗し御池へ。高い雪壁がある駐車場に到着。既に駐車場は多くの登山者、スキーヤー、スノーボーダーで溢れて大賑わい。A氏によれば、例年よりも雪が多いみたいとのこと。滑りも期待しよう。空は真っ青で素晴らしい天候。気温も上がりそうだし、日焼け注意。しっかりと日焼け止めを塗って出発準備完了。 8:55 1510m シール登行開始。暫く並んで話しながら進む。広沢田代への最初の急登がきついと言う。なるほど、他の登山者達も休み休み登っている。ジグを切りつつ進む。とは言え、会津駒アンテナ尾根までの登りに比べれば軽いもの。二つ目の急登をこなして熊沢田代へ。広沢田代も熊沢田代も広々として気持ちの良い雪原だ。雪の上を渡ってくる風は冷たくて心地良い。上空は航路となっているのか、やたら航空機が通過していく。山頂直下の斜面を見ると、多くの登山者が山頂を目指す姿が目に飛び込んでくる。まだ、滑り降りてくる人は少ないようだが。樹林帯を抜ける手前、2110m地点で大休止。ぼちぼちと滑降者が降りてくる。ブレーキ雪だとボヤく人もちらほら。だいぶ雪が汚れているので無理は無い。再スタート。ここからはほぼ直登で、残り高度差200mを稼ぐ。皆喘ぐ。ジワジワと高度を上げる。振り返ると、4日前に登ったばかりの会津駒とその稜線がクッキリと見える。周囲の雰囲気はGW前半の開放感に溢れ、最高の気分。次第に斜度が緩むと山頂は近い。 12:05 2346m たくさんの登山者が休む山頂、俎ーに到着。岩場から少し写真撮影。尾瀬ヶ原は、柴安ーが少し邪魔になって全容は見えず。A氏から、柴安ーまで行くならアイゼンを持ったほうがいいと言われ、ザックに入れてきた。A氏は数年前に登ったから、もう行かないと言う。苦い思い出があるようなので(笑)。12年前の富士山登山で、お鉢巡り中、最高点の剣が峰手前200mで妥協し後悔した私は、何が何でも行かなければなりません。俎ーで待ってもらい、単独で柴安ーを目指す。一旦鞍部へと降りる。柴安を目指す人は数少なく、人は疎ら。暫く登って、傾斜がきつくなり始めるあたりでアイゼンを装着。雪が緩んでいるので、無くても大丈夫そうではあったが。滑落しないように気を付けて。箕輪山の北東斜面を直登した時よりはマシか。 12:37 2356m ちょっとの登りで無事に柴安ーに到着。先客が一人いたが、尾瀬ヶ原に向かって降りていった。岩場に登って俎ー向かってポーズ。じっくりと写真撮影。暫くすると、男女ペアが到着。カメラのシャッターを頼まれて少し談笑。往路を戻る。中間部の岩付近から尻セードで滑り降りる。久し振りにGで内臓が動く感覚。擬似ジェットコースター体験。俎ーでA氏と合流。少し休憩。 13:35 滑降開始。山頂直下の斜面へ。A氏先行。表面は柔らかいが、底は固め。A氏がカメラを構える手前でコケる↓。トラバースして往路方向へ。A氏のガイドで広い斜面を繋いで行く。熊沢田代では板を脱いでツボで裏の斜面へ。汚れた雪で終始スキーの滑りは悪かったが、それなりに楽しめた。 14:25 出発地点に到着。年に1回の山スキースポットとしては、最高の場所。 |
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広沢田代 | ||
熊沢田代から燧ケ岳 | ||
先行するA氏 | ||
最後の登り 大休止中 | ||
俎ーから柴安ー | ||
柴安ーから俎ー | ||
柴安ーから尾瀬ヶ原と至仏山 | GPSログ | |
柴安ー2356mでポーズ!(俎ー2346mからA氏撮影) |