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2013年 バックカントリーの記録 当たり外れあり
日時 : 2月9日(土) 9:45〜14:20 (4時間35分)
山域 : 吾妻連峰 西吾妻山
天候 : 概ね曇り
スキー : KARHU PFD 172cm + Voile Switchback
ブーツ : CRISPI CXP LIGHT
移動距離 : 約10km

【行動記録】
前日の降雪と強風の影響で、福島市内から土湯越えの道路上はミラーバーン状態。出発時間が遅めだったこともあり、デコの駐車場に着いたのもやや遅めの時間。チケットを購入しゴンドラへ。太板だったが、持ち込みOKであった。ちなみにデコの携帯会員の提示で駐車料金は500円となるが、1000円支払い後、サービスカウンターで500円クーポンでバックされるというシステムに変更となっていた。クーポンはリフト券購入に使用可。

9:45 1390m
いつもの通り、ゴンドラ終点から第4クワッド沿いのコースをシール登行開始。コース中央は圧雪されているが、幅はごく狭い。次々に降ってくるボーダーにひかれないように上方注意。ゲレンデ内はさほど風が強くない。稜線付近は強風が吹き荒れていそうだが。スタートから15分程度でゲレンデ上部へ。リフト降り場付近から山へと入る太いトレースがある。人数は10名程度と推測。ありがたくトレースを拝借。トレースはあるが、板が重いので軽快感は少なく、こういった状況では極太板のメリットは感じられない。標高1800m付近で先行パーティに追いつく。大パーティが代わる代わるラッセルを交代中。いつもはニセピークを踏むルートを辿るが、トレース拝借の恩があるので、西から巻くルートでラッセルに参加。2名は今年初めに吾妻でお会いした方だった。山頂手前では猛烈な横風が襲ってくる。頬が冷たい。凍傷注意。

11:03 1981m
西大巓山頂。ご一緒した方々は、全て西吾妻小屋方面へ向かうとのことで、東斜面はパスとのこと。シールを剥がして滑降準備。西風に乗ってやってくるガスが立ち込めるが、一瞬クリアになった瞬間にドロップ。が、また足元の視界を奪われ、2、3ターンで尻餅。体勢を整えて滑り出す。雪は重めであまり快適ではないが、下部に行くと少しマシになる。深い雪なので、縦に落とすラインを心掛け、下部の樹林目前でストップ。シールを貼って西吾妻山を目指す。深いラッセルをこなし、斜面から抜け出す。先行者のトレースを忠実に辿る。樹氷の迷路を抜け出し、避難小屋脇を掠めて山頂へ。周囲の視界は悪い。

12:35 2035m
凸凹で歩きづらい西吾妻山頂付近を通過。方向を失いやすい場所なので、コンパスで進行方向をセット。やや東にそれつつある進路を修正して南東方向へと落ちる尾根上部へ。時折青空が見え隠れする。ツリーホールでシールを剥がして滑降開始。暫く下るとやや樹間が広くなる。雪は軽く板の滑りは良い。1600m付近で傾斜が緩むと歩きが長くなる。デコのコースが望める1550m付近の平坦地に着いて小休止。二十日平方向へ降りる斜面は樹間が広いイメージだったが、昨年同時期に比べてブッシュがうるさい。安全滑降で中ノ沢の渡渉点へと下降。沢を渡って丘の上に横歩きで這い上がる。作業道らしきを辿ればゲレンデは目の前。腰を下ろして大休止。残りの食料を平らげてからゲレンデに合流。緩斜面をユルユルと滑り降りればレストハウスが見えてくる。

14:20 1010m
デコのレストハウス前に到着。 
西大巓 東斜面
東斜面ボトムから西吾妻山方向
西吾妻山頂付近から中吾妻山方向
 
デコのボトム方向
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