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2013年 バックカントリーの記録 悪天と悪雪
日時 : 4月13日(土) 9:20〜14:08 (4時間48分)
山域 : 吾妻連峰 東吾妻山
天候 : 曇り
スキー : FISCHER BIGSTIX 7.6 165cm + G3 TARGA T/9
ブーツ : CRISPI CXP LIGHT
移動距離 : 約9km

やや悪天予報なので、土曜日は自転車でも乗ろうかと考えていたが、友人A氏からの誘いがあり、恒例の浄土平ツアーを敢行することに。

【行動記録】
高湯口の麓でA氏と待ち合わせて高湯料金所へ。ゲートオープン待ちの車の列に加わり、しばしストップ。8時半ゲートオープン。前夜降雪があった模様で、滑り止め規制が掛かっていた。浄土平ビジターセンター前の駐車場で出発準備。西風が強めに吹いており、東吾妻山の山頂付近は全く見えていない状況。

9:20 1570m
アウターを着用して行動開始。板を担いで木道を利用して、酸ヶ平方向への夏道へと向かう。予定ルートは、いつもの東吾妻山→前大巓→蓬莱山の定番コース。高温続きだった3月の融雪により、浄土平付近の積雪は薄い。傾斜が出始めたところで雪も概ねつながり、板を装着してA氏先行でシール登行開始。蓬莱山の東斜面直下をトラバースして、東吾妻山を目指す。例年同時期に比べて、蓬莱山の斜面の積雪は明らかに少ない。当然滑られる斜面も限られる。

体も温まったところで、アウターを脱いで再スタート。新雪が徐々に深くなり、ラッセルの様相を呈してきた。ノーマルビンディングの付いた板では、トップが雪に潜り歩きづらい。先週末の献血と、ここ数週間の不摂生が祟ったのか、息切れも激しく、いつもの自分らしさがない。。GPSを見ながら山頂目指して最短ルートで進む。傾斜が緩みだしたところで、兎平からと思われる先行トレースと先行者に出会う。十分に均された太いトレース上を辿って山頂へ。

10:50 1974m
東吾妻山頂。視界の悪さは相変わらず。トレースが太かった割には、山頂には我々以外に一人しかいない状況。時折、太陽が思わせぶりにチラリと姿を見せるので、少し天候の回復を待ってみるも願いは叶わず下山することに。

シールのまま暫く移動。傾斜が増して滑りが楽しめる地点まで来たところでシールを剥がして滑降開始。重いながらも新雪の滑りを楽しめた。傾斜が緩んだところで一気にトラバースして鎌沼の縁へ。先週の低温傾向により鎌沼は再凍結したようで、沼上を歩いても問題無し。前大巓のボトムでシールを貼りつつ大休止。ピークを目指して南斜面を登行。徐々に登山者の姿が増えだす。吾妻小富士は見えるので、福島市内は晴れていると思われる。多くのトレースやシュプールが刻まれた南東尾根を辿って山頂へ。

12:39 1911m
前大巓山頂。やはり視界は悪い。腰を下ろして大休止。10名弱のテレマークのパーティが登ってきた。シールを剥がして東斜面へと滑降開始。日差しがないので、雪の腐りは遅いようで、結構快適に滑れた。トラバースして南東斜面へ。酸ヶ平方向へと滑り降りるがこっちも結構楽しめた。木道に合流して板を担ぎ蓬莱山へ。木道を離れてザックに板を固定し、滑降斜面を目指す。良さそうな斜面を選んで滑降開始。前大巓に比べれば、雪の腐りが進行。悪雪に苦戦し転倒。

後は浄土平まで目ぼしい斜面は無い。適当に滑り降りて雪が切れたところで板を担ぐ。数分の歩きで出発地点へ。

14:08 
出発地点の駐車場に到着。雪は重いながらも、それなりには楽しめた。少ないとはいえ雪はまだあるので、来週また行くのもいいかも。
            
東吾妻山へ A氏先行
東吾妻山の標柱
記念撮影
鎌沼と前大巓
蓬莱山から吾妻小富士
 
朝8時 吾妻連峰の様子
 
GPSログ 毎度のコース