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2009年 バックカントリーの記録 | 春です。 | ||
日時 : 4月4日(土) 9:40〜14:45 (5時間5分) 山域 : 箕輪山〜鉄山 天候 : 曇り スキー : FISCHER BIGSTIX76 165cm + G3 TARGA ブーツ : CRISPI CXP LIGHT 移動距離 : 約8km 【動機】 数年前の同時期に、知り合いの自衛官H氏と一緒に、箕輪山北東斜面となる西鴉川からのアプローチで、箕輪山、鉄山周辺を滑ったことがあった。数日前、重い雪が降ったばかりで状況的には良くなさそうだが、アイゼンでの登高訓練も兼ねて行ってきた。時間的にもお手軽。 【行動記録】 野地温泉へと至る旧道のヘアピンカーブ付近の駐車スペースに車を止め、出発準備。 9:40 1140m シールで行動開始。 ルートは、西鴉川の右岸側をよじ登り、箕輪山山頂付近を経て、鉄山方面のめぼしい斜面。再度箕輪山山頂付近を経由して、西鴉川へは、北寄りの左岸側より下降する予定。予定通り行くか分からないが、出たとこ勝負で。 雪は湿雪でザラメとはなっていない。場合によっては、ズルっといくかもしれない、そんな雪質に感じる。 10:20 1350m 傾斜が増し、シール登高が厳しくなる。板をザックに付け、アイゼン登高に切り替える。 10:55 1420m 一息入れる。ここからの登りは更に傾斜が増してきて、一歩間違えば、滑落の可能性もある。慎重にアイゼンで雪面を捉え、高度を稼いでいく。 11:20 1510m 山頂へと繋がる尾根上に這い上がり、シールに切り替える。 西からの低気圧接近で、南寄りの風が強めに吹いており、空はグレーで気温よりは寒く感じる。 11:55 1710m 箕輪山山頂付近を通過。一旦、東鴉川源頭方向に滑り降り、鉄山避難小屋方向へ向かうことに決定。シールを剥がして滑降準備開始。 12:15 1500m 下降ストップ。 鉄山避難小屋方向の斜面を見上げる。避難小屋下辺りが雪庇の張り出しもなく、滑降には良さそうに見える。箕輪と鉄山のコルを経由して、尾根へと上がる。 13:00 1670m 鉄山避難小屋付近に到着。 西吾妻、西大巓の斜面も確認出来、視界自体は悪くない。天候は下り坂とは言え、本日一杯は十分持ちそう。シールを剥がして滑降準備。避難小屋下の北東斜面を滑り降りる。テレマークターンでこけそうになり、アルペンに切り替える。 13:20 1480m 下降ストップ。斜面を見上げる。鉄山方向から落ちる北斜面も良かったかもしれない。来年以降の機会に。さっき滑ったトレースを辿り、箕輪山山頂へ向け行動再開。思ったよりもバテてしまい、息が上がってくる。 14:05 1710m 箕輪山山頂付近を通過。 予定している斜面も見えてくる。 14:25 1480m 西鴉川へのエントリーポイントへ。まず初めの数ターンは、慎重に斜面の積雪状況を確認。斜度がきついため、無茶も出来ないが。まあ問題無さそう。アルペンターンも交えながら、下降開始。念のため、北側の樹林寄りを慎重に滑る。湿雪で良い状態ではないが、そこそこ快適に滑降が楽しめた。 最後は緩い沢地形を流して終了。 14:45 1140m 出発地点に到着。 |
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鉄山方向 | |||
鉄山避難小屋 | |||
滑降する東鴉川源頭部 | |||
振り返る | |||
エントリーポイント 上部から |
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滑降斜面を見上げる | |||
出発地点の 砂防ダム |