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2012年 登山の記録 雨に打たれる
日時 : 8月13日(月) 10:05〜14:47 (4時間42分)
山域 : 蔵王連峰 熊野岳
天候 : 曇りのち雨
ルート : 峩々温泉→名号峰→熊野岳→往路戻り
移動距離 : 約15km

【動機】
蔵王のお釜でも眺めてみようかと思って計画。当初の予定は、大黒天にMTBをデポしておいて、お釜を周回後、楽チン下山のはずだったのだが。

【行動記録】
お盆休み中とあって、道路は結構な混雑。例によって自宅出発が遅かったこともあるが。仕方なくエコーラインを右折し、峩々温泉から熊野岳をピストンするプランに変更する。天候は下り坂なので、時間が気になる。峩々温泉脇の登山口で出発準備完了。

10:05 780m
行動開始。まずは峩々温泉の裏手をジグザグに登って行く。まだ日射はあり、気温は高めに感じる。大量の汗が滴り落ちるが、水分を十分摂取してスタートしたので喉の渇きは感じない。

それなりに利用されている登山道なのだろうか、特に歩きづらい箇所はなく、トレースも非常にはっきりしている。全般に傾斜は緩いので足取りは軽いが、その分行程は長い。樹林は視界が無く、景色は楽しめないが、徐々に五色岳方向も見え出す。雲が多い。

11:23 1490m
名号峰。出掛けに食べようと思って買ってきたコンビニおにぎりとお茶で大休止。まだ天候は大丈夫だが、目指す熊野岳の頭には雲が掛かっている。お釜は見えないかもしれない。まだ熊野岳までは半分といったところだし。

森林限界を超えると、木杭が打たれた道に変わる。天候が悪化しガスに覆われる蔵王の山では有効な目印になる。傾斜が緩むと、馬の背方向との分岐になる。まずは熊野岳へ。

12:32 1841m
熊野岳。写真をとりつつ熊野神社付近をウロウロ。風を避けて少し休憩し、馬の背を目指して下降する。予想通りお釜方向の視界は悪い。時々ガスが切れるので、少し待ってみることにする。

背後に気配を感じ振り返ると、20代前半と思われる女の子。スニーカー履きの軽装で、「ここはどの辺りですか?」と尋ねられる。蔵王温泉方向から登ってきたとのこと。午後から雨が降る認識も無いようだが、大丈夫なの?お釜を見たいということで、少しおしゃべりしながら待つこと10分程度。残念ながら諦めて下山することに。くれぐれも気を付けて下山するように余計なおせっかいを焼いてお別れする。

ちょいと登って往路に合流すると、雨が降り出す。思ったよりも早い降り出しだが、雨具は車に置いて来た。ウインドブレーカーを着用する。濡れても寒さは感じないが、滴る雫で登山靴はあっと言う間にグショグショに。時折強くなる雨に打たれながら足早に下る。風も強くなり、木々が大きく揺れる。黙々下るのみ。

14:47 
出発地点の峩々温泉に到着。こちらは雨が上がっており、濡れた服を脱ぎ着替えて家路につく。登山中で雨にあったのは初めて。自分は山屋じゃないので。
   
峩々温泉脇の登山口付近で
名号峰から雁戸山方向
 
1560m付近から南蔵王方向
霧の熊野岳直下を進む
熊野神社へ
名号峰から熊野岳方向
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