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2012年 登山の記録 山頂は涼しい
日時 : 8月16日(木) 10:25〜15:05 (4時間40分)
山域 : 蔵王連峰 後烏帽子岳
天候 : 概ね曇り
ルート : 小阿寺沢登山口→前烏帽子岳→後烏帽子岳
      →えぼしスキー場→白竜の滝→登山口
移動距離 : 約11.5km

【動機】
福島市の最高気温36℃の予報を聞き、涼しい山へ退避しようと。

【行動記録】
ゆっくり朝食の後、のそのそと登山用具をザックに詰め込み、自宅を出たのは9時近く。登山口にはアブの大群がお待ちかね。ドアを開けると入ってくるので、追い出し作業。狭い車内で苦しい恰好で出発の準備。

10:25 630m
行動開始。樹林を沢方向へと進んで行く。小沢を渡った後、小阿寺沢へ。バンダナを濡らして、少しクールダウン。水量は少なく、難なく横断し、尾根へと上がっていく。南西の風が強いようだが、谷を挟んだ西側の尾根に遮られているのか、こちらは無風に近い。気温は高く、大量の汗が滝のように滴り落ちる。虫もまとわりついてきて、不快指数は100を越えている。暑い!昨日のサイクリングの影響があるとは思えないが、微妙に足が重く感じる。ペースが上がらず、小休止を入れながら登って行く。

11:50 1402m
やっと前烏帽子岳。と言っても、真の山頂は更に先の1432m地点のようだが。岩の上に腰を下ろして大休止。後烏帽子岳は見えるが、屏風岳のピークは残念ながら雲の中。ボロボロに砕けたカロリーメイトでエネルギー充填完了。

前烏帽子岳1432mの最高点方向へ。樹木が登山道上にまっすぐ倒れている箇所あり。一瞬道が切れて戸惑う。次第に風が強くなる中、コルへと降り、再度登り道へ。一昨年訪れた時は笹薮でトレースが見えなかった箇所は、刈り払いされたようで問題無し。上部は傾斜が緩み足取りも軽くなる。木の実やら葉っぱやらを撮影しながらノロノロと進行する。えぼしスキー場方向への分岐点を過ぎると、すぐ山頂となる。

12:45 1681m
後烏帽子岳。更に天候は下り坂のようで、屏風岳の東壁はガスに覆われて見えない。強い西風が次々にガスを運んでくる。かろうじてろうづめ平が見え隠れする程度。風が当たると寒いぐらいで、岩陰に退避して視界の回復を待つ。待つこと15分程度。回復の兆しが見えず、細かい雨も降ってきた。諦めて下山開始。

えぼしスキー場方向へ下降する。石畳状に整備された階段を快適に下って行く。雨もポツポツと降っているが、体を塗らすほどではない。思ったよりも長い下りを終え、ゲレンデトップへ。GPSを確認しながら、北寄りのコース脇を下って行く。破線表示の登山道はトレースが薄く、あてにならないが、コースから出なければ迷いはしないので、歩きやすいラインを選択。ゲレンデを外れて、予定していた澄川方向のルートに入る。見覚えのあるヒュッテ脇を抜けると、涸れ沢状の下り道となる。歩きづらく嫌気がさした頃、漸く白龍の滝のある沢に降りて行く。沢で顔を洗ってリフレッシュ。白龍の滝を落ち口から眺めて暫く進むと再度ゲレンデに合流。

えぼしサマーフェスティバルなるものが開催中のようで、ゴンドラも運行中であった。ゲレンデボトム付近で、花やらアゲハ蝶やらを撮影していたら、やたら時間が過ぎてしまった。日差しもあり、暑く感じる。賑やかなレストハウス前を通り抜け、車道を歩いて下る。コーナーいくつか抜けて、愛車の待つ出発地点を目指す。

15:05 
出発地点に到着。車内には、いつ入ったのか、アブとバッタが1匹ずつ。追い出す。
   
小阿寺沢横断 水量は少ない
前烏帽子岳から後烏帽子岳
後烏帽子岳ピーク 屏風岳はガスの中
えぼしスキー場ゲレンデ内
 
東北学院大学 倉石ヒュッテ
白龍の滝手前 スローシャッターで
白龍の滝 
 
 後烏帽子岳と屏風岳方向
GPSログデータ